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とがぽん
2020年2月24日 19:26
私は、東日本大震災発生の2か月後から、被災地である宮城県塩釜市で6年間勤務した。 震災から2か月後の被災地は、表面上の平穏は取り戻せていたものの、沿岸沿いの道路では瓦礫を積んだトラックで渋滞していた。 処分されるはずの瓦礫であったが、写真だけは違った。 持ち主に返却すための運動が始まった。 写真が、ただの紙きれではないことを皆知っていたのだ。 たった一枚の写真に、様々な記録・記憶・記念