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進学先を決めるって難しいね、悩ましいわ

先日、出願したイギリスの大学院イーストアングリア(UEA)から合格のオファーが届きました。いぇい。

関西でしか知名度のない大学をGPA2.51なんていう冴えない成績で卒業したのになんとかなりました。

上の記事で書いた通り、UEAの他にも2校出願 (実はまだマンチェスターに出願できてないんですが近日中に…)してて、結果待ちなのなのですが、来年の夏からイギリスに留学することは決まりました。

それで、留学が現実的になって気づくことが多いんですね。

まだ2校から結果でてないですが、どこに進学するよ?っていう。悩みですね。

UEAは MA Globalisation, Business and Sustainable Development。

サセックスはGlobalisation, Business and Development MA。

マンチェスターはMSc International Development: Development Management。

3校とも開発学では有名な名門校です。

最新の開発学の世界大学ランキングでもUEA25位、サセックス1位、マンチェスターは9位です。

ぼくはビジネスと開発のテーマで勉強したいと思ったので、エージェントが提案したプログラムと上記の世界ランキングを見て出願校を単純に決めました。志望度も単純なので世界ランキングが高い順でいいかと。

で、UEAからまずオファーをもらったので、さてさてどんなプログラムだったかなとと見てみたんですね。

これが悩ましい。コース名にサスティナブルが入ってるだけあって、環境と開発の授業が他のぼくが出願したところより多いんですね。そしてUEAはジェンダーや環境、村落開発に定評があるという評判も聞こえてきます。

ぼく、気候変動って人間にできることって少ないんじゃないかと達観した見方しているのと、社会科学系で環境を学ぶ修士プログラムにバブルの雰囲気を感じてるのもあって、ゴミを減らすなら人間の行動変容だしそれって行動心理学だろうし、うまく環境と開発のイメージできなくて供給に対して需要そんなにあるかね?って思ってたりしたんですね。専門知識をわざわざ学校で学ぶほどのことかと思っていたりもします。どう浸透させるかのPRの方がよっぽど大事じゃないかと。

で、最近環境系の求人ポスト有意に増えてるんですよ。バブルなだけかもしれませんが。それでもこの流行は少なくとも5年ほどは続くんじゃないかと思ったりもします。半信半疑なんですが。

でも半信半疑な分、半分は人材としての需要を信じてたりするので学んでおくのも悪くないんじゃないかと思い始めています。特にぼくは環境系の仕事の経験がほぼないので、大学院で環境系の授業を取ってれば話のネタくらいには少なくともなる。きっかけになる。それをポートフォリオ的に持っておくのは悪くないんじゃないかと。その視点を持ってますよ、と言えるのはどのポストでも良いアピールになると思っています。

サセックスとマンチェスターに関しては、ぼくの事前に想像してた通りのコース内容です。開発とビジネスの一般的なものです。マンチェスターはそのコース名にマネジメントが入ってるだけあって、どうマネジメントするかが中心テーマになってます。ぼくの関心も非常に高いところです。現地でまず思ったのは、どんな施策でもいかにうまく実行するか、現地の人に動いてもらうかが非常に重要だと思ったので。あと、マイクロファイナンスの授業があるのも非常に魅力です。ほかの2校にないので。

ちなみにですが、サセックスとマンチェスター都市部での開発というテーマの授業があるんですね。これ、UEAでは扱ってないんですよ。

SDGsに関して、「これは以前のMDGsと違って先進国も対象にしてるから、純粋に途上国支援というわけではないー」みたいなことをよく聞いたりすると思うんですが、先進国内でも格差が酷かったりして単純に平均収入≒中央値ではなかったりすると思うんですよ。貧しい田舎の人は街に機会を求めて郊外にスラムを形成するように、都会=豊かではないと思うんですよね。見えにくいだけで都市部でも支援って必要だと思うわけです。その事例を学んだり研究できるのは非常に良いなと。

サセックスはサセックスでロケーションが良いです。キャンパスのあるブライトンはイギリス有数のリゾート地でビーチがありますから。それだけで3割増しに見えます。

何が言いたいかというと、どの大学院でもいいなと。

UEAはUEAで、ぼくが環境系に馴染みがない分、修士取得後の進路というかキャリアプランが読めないので、それは怖いことでもありますが、それはそれで修士取得時にどんな選択肢があるのか、どんな未来があるのか自分が想像もしてないところに分岐しそうで楽しそうでもあるんですよね。

サセックスとマンチェスターはその点では、現時点で想定してる通りの未来、単純なレベルアップだろうなと。民間か外務省の専門調査員か、開発銀行かどこに行くかはわかりませんが、開発とビジネスをテーマに仕事を探すんだろうなと思うわけです。

あ、あとマンチェスターは他の2校より70万円ほど学費高いんですよね。ぼく自費なのでしんどいわけです。だから、学費で見ると進学の選択肢から外してもいいんじゃないかと思うわけですが、その70万円はほんとに削って良い70万円ですかという疑問があるんですね。ぼくが見えてない価値があるんじゃないかと。そもそもぼくはアメリカの大学院は学費が高いし2年だしで進学の選択肢から除外しています。70万円って絶妙で、なんとかなる金額ではあるんですよね、たぶん。リターンが大きければすぐ回収できる額ではあります。

例えば、マンチェスターは大学全体の世界ランキングも非常に高いんですね。これってシンガポールでワーキングビザ取りやすくなるんじゃないかーとか思うわけです。

だったらUCLやLSEも応募しろよって話になるんですが、それはまた別のハードルがあったり、コロナ禍での留学で滞在費の高いロンドンってどうよ?って思うわけです。行動制限多いのに割り合わなくない?って思ったりします。来年はコロナもどうなってるか知りませんが。

貧乏性なので、あれもこれもって欲張りたくなっちゃうんですよね。選択肢を多く持ちたい欲があるんですね、いやー困ります。これが嬉しい悲鳴ってやつですかね、ま、まだ1つしか受かってないんですけどね。

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