走る前に、どうぞトイレへ（映画館）

映画館の中に入って、予告の時点で私はビクビクしていた。
トイレを何度も行ったのに。
自分にも誰かにも迷惑をかけまいと、トイレにちゃんと行ったのに。
私の体はドキドキしていた。
始まる前に、もしや遅れてしまうかも疑惑があって。
走った。走った。。。。。走った。。。。
10分前に着いて、安心していいのに。
予告の時点で、血流がよくなりすぎて。
トイレ、、、トイレ、、、行きたい、きざしあり。
そんなもんが、きらめきだして。
画面に集中できない。ちゃんと見たいのに。
頭の中は、どうしよう。
トイレの方向ばかり見てしまってる自分。
もったいない時間。
でも行ったら、ストーリーの変化に追いつけるだろうか？？
まず行く勇気。戻ってこれるんだろうか？？勇気。
心配性が溢れ出して、、、ああどうしよう。
5分・7分・真剣に考えてた。
謎のタイミングを自分で、見計らっていた。

瞬時に通って、トイレにレッツゴー☆☆
ローカやトイレに全然人がいない。
静かな空間。
行った安心感。はぁ。リラックス。
今までにない量が出た。体の不思議。
頼りは、D・E・F・G・H・I。
光のアルファベット。
瞬時にまた戻れた。
一件落着。ふー。
悩んでた時間がもったいなかった。早く行けばよかった。
画面に集中。映画に集中。物語の世界にズームイン。

「行ってよかった」