「ありがとう」って言われた？

【今回の文字数：１２７０文字（所要時間３分）】

はじめに

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さて、今回は『ありがとう』についての学級通信を掲載します。

導入

早速ですが、この冬休み、皆さんは周りの人から「ありがとう」と言われましたか？「家事を手伝ったときに」「親戚の小さい子の相手をしてたら」「お墓をきれいに掃除したら」「お家の人から」「親戚から」「近所の人から」など、人によって様々でしょう。「ありがとう」と言われること、それって素敵なことです。あなたは人のためになったということですから。そして、周りの人はあなたのことを見てくれたということですから。

なぜ「ありがとう」と言われるのか

「ありがとう」と言われるのは、その人に「感謝された」からですね。「感謝された」ということは、「その人のためになった」ということ。いやなことをしてきた相手に「ありがとう」と心を込めて言う人はいません。特に何もしてこなかった相手にも「ありがとう」という人もいません。感謝されたからありがとうと言われるのです。

人と関わって生きていく

さて、君たちは同級生、先輩、教員、お家の方、地域の方など、多くの人と関わりながら生きています。そして君たちはこれからも、人と関わって生きていきます。進学すれば同級生や先輩後輩、教員などと関わって生活しますし、働けば同僚や先輩後輩、上司や取引相手、お客さんなどと関わって生活します。「一人で生きていくから」と言っても買い物するにも人、配達してもらうにも人、生きている限り「人と関わらないで生きていく」なんてことはできないわけです。そんなとき、あなたは『自分に嫌なことをしてくる人』と、『自分を喜ばせてくれる人』、どっちと関わりたいですか？どっちと友好関係を築きたいですか？答えは明白ですよね。どうせなら私たちは『人を喜ばせる人』になりたいものです。

働かざる者食うべからず

ちなみに、生きていくためにはお金も必要です。お金を稼ぐ方法の一つとして「仕事をする（働く）」という行動があります。そこでも必ず「人との関わり」があります。先述した通り、人と関わらずに働くことはできませんし、働けなければご飯を食べるお金も手に入りません。「働かざるもの食うべからず」とはよく言ったものです。

そして仕事というのは待っていてもやってきてくれません。自分から探し、自分で見つける必要があります。「言われたことだけをする人」と「言われたこと以上のことをする人」がいた場合、どちらに仕事が多くやってくるかは一目瞭然でしょう。「言われたいこと以上のことをする」為には自分で仕事を見つける必要があります。そして自分で仕事を見つけるためには、自分で考えて自分で行動する必要があるのです。

成長する道しるべ

かといって、闇雲に考え闇雲に行動していてもいけません。「じゃあどうしたらいいんだ。」と思うかもしれませんが、答えは簡単です。その行動が「人のためになるか」と考えてください。つまり、「ありがとう」と言われるかどうかです。「ありがとう」と言われる人のもとには仕事も人も集まります。ただし、一朝一夕では「ありがとう」と言われる人になれません。日々の積み重ねが大事になるのです。さて、３学期はたったの２か月半。「ありがとう」と多くの人から言われる人に「成長」しませんか。それが巡り巡って自分のためになります。

今後書きたいリスト

・「ありがとう」ということ
・成長
・その指示伝わってる？
・生徒指導はその日のうちに
・電話での生徒指導連絡
・生徒指導は２種類～事後指導と予防指導
・努力を間違えるな～瞬間？長期？～
・ちょっと聞いてよ。～今の現状～
・若手教員が多い学校の恩恵と弊害

「こんな話が聞きたい」というものがあれば、リクエストをお待ちしております。

最後に

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