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本物に触れる教育を!(落合陽一さん(メディアアーティスト・研究者・実業家)からの応援メッセージ)

 このコーナーでは、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングである「戸田市未来の学び応援プロジェクト」への応援メッセージを掲載しています。
 
 第3回は、「デジタルネイチャー」という自然観を構築しながら、コンピュータサイエンスの研究とメディアアート作品の制作するとともに、実業家としても多方面に実績を残し、「現代の魔法使い」とも呼ばれる日本を代表する著名人、落合陽一さんです!

©Masato Kato(トップ画のphoto creditも同様)

▼未来の学び応援プロジェクトについて

1. このプロジェクトに興味を持ったキッカケは?

平成30年(2018年)に、戸田市の小学校で講演会をさせていただいたんです。
自分自身の経験の中で、本気で何かに打ち込んでいる一流だからこそ生み出せる価値、すなわち「本物」を知ることが人生を変えるキッカケになると思っていて。

そんな思いから、6年生達に、僕の研究内容を知ってもらい、そして彼らの身近なものに興味を持つことでジュースやグミの味も研究対象になるんだよといったことを紹介させてもらいました。

そうした以前からのつながりに加え、高校時代の同級生が現在いることもあり、直感的に「面白い人達が面白いことをやっているな」ということで今回の機会をいただきました。

2. どんな提案が特に面白いなと思いましたか?

私は学生の頃から日本でのクラウドファンディングサービスの立ち上げに寄与してきたのですが、教育委員会がこういうクラファンに挑戦することが身近になってきたことを嬉しく思っています。

日本の近代教育って「他人に評価される」ことを評価基準として、「出る杭が打たれる」ことをスタンダードにしてしまってきていた。
他人に興味がありすぎる、批判したくなるので、横並びから抜け出ることは誰もしたくない。

さまざまな面で「やっぱり戸田市は尖っているな」と思います。

3. このプロジェクトへの期待を教えてください!

誰かに認めてもらうことではなく、まずは自分の「やってみたい」を追究していく。アートでも自然体験でも商品作りでも何でも。
その先に周囲の人や社会への貢献があると思うんです。

工業化社会の大量生産・大量消費に適した人材を輩出する画一的な教育から、デジタル社会でテクノロジーを使って生き抜いていける人材を育成する個別最適な教育へ。

これまでの教育に一石を投じる戸田市のチャレンジを、僕も応援しています!

©蜷川実花

落合さん、お忙しい中メッセージをありがとうございました!
とだっ子達もきっとまたお話を聞きたいと思うので、いつかまた講演にでもいらしてくださいね。

今後とも引き続き、戸田市の教育改革への挑戦への御指導の程よろしくお願い致します!

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