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学校に「話す力」を発揮する場を!(竹内明日香さん(一般社団法人アルバ・エデュ代表理事)からの応援メッセージ)

 このコーナーでは、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングである「戸田市未来の学び応援プロジェクト」への応援メッセージを掲載しています。

 第12回は、「すべての子どもに話す力を」とのコンセプトで、様々な自治体と連携しながら、公教育向けのモデル授業や教員研修を開催。現在までに全国5万人以上に「話す力」を高めるプログラムを提供している一般社団法人アルバ・エデュの代表理事でいらっしゃる、竹内明日香さんです!

竹内明日香氏

▼未来の学び応援プロジェクトについて

1.このプロジェクトに興味を持ったキッカケは?

 戸田市教育委員会さんとは今年度から連携を開始しており、アルバ・エデュが実施している「話す力」の育成に取り組むための「Speak Up!」プログラムを、市内の小学校で導入いただいており、教員研修やモデル授業等を行った上で効果測定を実施しています。

 本年2月15日に開催された導入自治体による成果報告会では、戸ヶ﨑教育長にも登壇いただき、戸田市が重視している「PBL(Project-Based Learning)」を含め、アウトプット型の学びのさらなる浸透を考えていた矢先にこのプログラムを知り、すぐに導入しようと考えた、といった熱いプレゼンをしていただきました。

 また、その戸田市のPBLの表現の場でもある、「児童生徒プレゼンテーション大会」では、私も審査員の一人として加えていただくとともに、実際に模擬プレゼンをさせていただきました。

 このように、岸田総理も視察される教育界のトップランナーともいえる戸田市さんと、短期間の間に様々な関わりを持たせていただいていることは大変有難いです。

 そのような中で、「教育委員会がプロフィット・センターになる」という、これまた他の自治体では見られない面白い取組をされているなぁ、ということで興味を持ちました。

2.どんな提案が特に面白いなと思いましたか?

 新曽小学校の提案「創るために壊す」ですね。
・「教師の正解を探し求める学校から子供が最適解をつくる学校へ」
・「当たり前」から解放された子供の様子から感じ、考え、実行する
・教師のマインドセット改革から学校の新しい「当たり前」を創出する
という内容が大変魅力的です。

 私どもアルバ・エデュの授業は、プレゼンのスキルよりも「世の中は変えられる そのためにプレゼンがある」という理念を子どもたちに伝えることを意識しています。自己効力感を持ち、自分の意見をしっかり言える、生きる力を携えた子どもたちの育成です。

 それを新曽小では教員が子どもたちに背中で教えようというのですから、ロックでカッコイイですよね。どんどん道なき道を切り拓いていただきたいです。

3.このプロジェクトへの期待を教えてください!

 私が戸田市について感銘を受けたのは、教育長や校長先生のリーダーシップ、そして指導主事や教員がモリモリと新しいことに取り組まれるお姿です。

 冒頭のプログラムを導入している小学校で私が講師となって教員研修を行ったのですが、そこでは「学校を今より楽しいワクワクする場所に変えていくには?」というワークで先生方にアイディアを出していただきました。

 発表の先生方が「校長先生!〇〇しましょう!」と大きな声で校長先生にプレゼン。普通なら、校長ができない理由を話したり、教育委員会から物言いがついたりする場面です。

 でもそこで校長先生が「これ全部実現しましょうよー」と瞬時に飄々と呼応されたんです。この一連の様子には度肝を抜かれました

 この改革のDNAが校長から若手教員、さらには子どもたちと隅々まで浸透している戸田市。
 そんな戸田市だからこそ、こうした学校改革の提案を通じて、学校自体の「話す力」がさらに発揮され、教育の地殻変動を起こしてくださることを期待しています!

竹内明日香氏

 竹内さん、大変御多忙のところメッセージをお寄せくださりありがとうございました!
 来年度も、子供達の「話す力」育成のため、引き続き様々な形で連携させていただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

 今後とも引き続き、戸田市の教育改革への挑戦への御指導の程よろしくお願い致します!

▼寄附はこちらから
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1998


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