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多様な子どもがいることが当たり前の学校づくりを戸田市から!野口晃菜さん(一般社団法人UNIVA理事)からの応援メッセージ)
このコーナーでは、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングである「戸田市未来の学び応援プロジェクト」への応援メッセージを掲載しています。
第8回は、「差別のない社会をつくるインクルーシブ教育 誰のことばにも同じだけ価値がある」という書籍を出されるとともに、インクルーシブな社会を学校や企業と共につくる一般社団法人UNIVAの理事を務めるなど、特別支援教育の分野で実践家兼研究者として活躍されています、野口晃菜さんです!
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▼未来の学び応援プロジェクトについて
1.このプロジェクトに興味を持ったキッカケは?
戸田市との出会いは5年ほど前になります。
多様な子どもたちがいることを前提とした学校づくりをするべく、インクルーシブ教育に関わるいくつかのプロジェクトを一緒にやってきました。
現在はいくつかの学校と、多層型支援モデルの導入をしています。
具体的には、多様な子どもたち、先生たちのQOL向上に向けた行動を増やしていくための支援の枠組みである「学校規模で取り組むポジティブな行動支援(スクールワイドPBS)や、子どもの定量・定性データを元に授業づくりを振り返ったり、通常の学級において支援を要する子どもへの支援の手立てを計画立てたりする仕組みであるResponse to Intervention(RTI)に取り組んでいます。
今回のプロジェクトもそうですが、とにかく戸田市の先生方はよりよい学校づくりのためのアイディアと行動力が本当にすごいのです。かかわる中で、「ここまで公立学校でできちゃうの!?」と驚くことばかりです。そしてその学校を全面的にバックアップする教育委員会のみなさまの存在もとても心強いです。
2.どんな提案が特に面白いなと思いましたか?
芦原小学校と戸田南小学校のインクルーシブ教育に関わるプロジェクトです。
インクルーシブ教育は、「平均的」「マジョリティ」の子どもを中心とした学校づくりを脱却して、多様な子どもたちがいることを前提とした学校づくりをしていくことが大切です。
排除の生まれない学校はどんな学校でしょうか。
芦原小学校の資料にあるように、「『教室でみんなが同一歩調で同じ内容を学ぶことが基本』という『当たり前』を問い直す」ことが肝になるでしょう。
同質性の高い一つの学級で同じことを同じペースで学ぶのではなく、学校全体のゆるやかなつながりの中で一人ひとりのペースに合わせて学ぶことができる環境を整えることは、様々なマイノリティ性のある子のみでなく、すべての子にとって居心地の良い学校になるのではないでしょうか。
3.このプロジェクトへの期待を教えてください!
このプロジェクトの背景には、「自分たちが行動することにより、現状を変えていける」というメッセージがあるのではないでしょうか。先生たちがこのプロジェクトを通して学校をよりよくしていくための行動をする姿を見ている子どもたちは、「自分たちもこうしたら変えていけるんだ」と思えるのではないでしょうか。私も先生たちと一緒にインクルーシブな学校づくりを頑張ります!
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野口さん、大変御多忙のところメッセージをお寄せくださりありがとうございました!
RTIやPBS、特別支援教育全般について引き続き学校にサポートをいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。
今後とも引き続き、戸田市の教育改革への挑戦への御指導の程よろしくお願い致します!
▼寄附はこちらから
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1998
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