こだわりの世界に浸るじかん
先日誕生日を迎えました
子供が産まれたらすぐには行けないであろう、素敵な雰囲気のお店に行きたい!と
以前から知り合いの方に聞いたりして気になっていたレストランのディナーコースをいただいてきました♡
その夜は珍しいくらいの大雨で、警報がでていたためか、
なんと貸し切り状態で堪能させていただくという贅沢✨
ヨーロッパの建物や山小屋風を意識されたという小さなお店の内装から始まり、
奥様の手書きのメニューに、暖かで柔らかな照明、こだわりが反映されているであろう一つ一つ異なった作家さんの器
静かで穏やかな空気の流れる空間に、次々と良い香りがしてくるのが堪らなく
お料理は野菜中心なのですが、期待以上に満足感のある内容でした。
(ひとつひとつのお料理に「想い」が載っているというか、本当に丁寧に食材を生かしておられて感動が伝わってくるのです)
ふだんはトンカツ屋とかラーメン屋に行きたがる彼も、一緒にその時間空間を楽しんでくれていたことも嬉しかったです^^
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この幸福な余韻のなかで、わたしがヨガのクラスでも大切にしたいことを
改めて感じさせてもらいました
以前にも書いたのですが、わたしはアートやダンスが好きです
とくに優れた舞台芸術は、さまざまな感覚(五感)を総動員して味わうことができる総合芸術だと思っています
(今回のレストランの経験でも感じました)
独特のうつくしい「世界観」をつくるお仕事が好きで、オーダーメイドのウェディングパーティーなどで料理を担当されている料理家の方のお手伝いをしていた時期もありました。
実はヨガのクラスでも日常は少し離れた「世界観」にいざなうというイメージを持っています
プライベートセッションの募集記事でも「ヨガの時間は身体で対話するもの」と書いたのですが、
対面クラスの時間は、より参加してくださる方に意識の矢印が向きます
マインドフルネスという言葉があるように、ヨガや瞑想の時間はさまざまな役割や、普段の思考から離れ
「いま」と「ここ」
に集中を向けたい時間であるので、
その時集まってくださった方々とその時間帯の空気感(朝や夜)を考慮し
その季節やその日のお天気(雨の音やスタジオに差し込んでくる光など)にも意識を向けるような誘導をしてきました
ひとつひとつの動きに心を向けて丁寧におこなっていくと、
使っていなかった身体の部分の感覚に気がついたり、以前に体験したのとは違う体感に気づいたりという
日常では味わいにくい繊細な世界に誘われます
ヨガ的な言葉で説明をするならば、からだを流れる「プラーナ」や「ナーディー」
粒子の細かい身体とされる「コーシャ」の段階などを体感することにつながっていきます
そんな独特の言葉はあるのですが、これはヨガに限らず
深い集中状態にある時や、
自然の中で完全にリラックスしているときに多くの人が体験するものでもあります
できるだけわかりやすい表現やイメージングしやすい誘導を意識しながらも、みなさんの様子をみて、
少しずつマニアックな言葉や哲学的なお話を入れていくのも密かな楽しみでもあります^^
そんなことを改めて感じながら、
私なりのこだわりの精度を高めていくためにも
(オンラインになった難しさもあるので!)
まず自分の心の状態を整え、安心感を感じてもらえる存在であることを
日々大切にしようと思うのでした
良い刺激をいただきました!
たまには好きな世界観に浸る、贅沢な時間も必要ですね✨
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