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#抗体

もう限界です ~お話風味 2~

もう限界です ~お話風味 2~

お話風味 下記記事は様々な影響を圧縮してまとめてあるので、頭に入って来なかった人もいると思います。
 なので書かれた内容を一つずつ紐解いて行きます。 

液性免疫(抗体)と細胞免疫、どちらがお得なのか 対応できるウィルス について紐解きます。

 前回のお話を読んでおいて頂くと分かりやすいと思います。

抗体で安心? 抗体が増えれば感染しない! ←これは誤り修正されました
 抗体が増えれば重症化し

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もう限界です ~お話風味 1~

もう限界です ~お話風味 1~

お話風味 下記記事は様々な影響を圧縮してまとめてあるので、頭に入って来なかった人もいると思います。

 なので書かれた内容を一つずつ紐解いて行きます。 

1.液性免疫(抗体)と細胞免疫、どちらがお得なのか について紐解きます。

なぜ抗体なのか? 『ワクチンで作られる抗体、これを増やせば感染しにくくなる』

 これがワクチンの考え方です。

 これを受け、厚生労働省は「注射により感染防止抗体量*

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もう限界です

もう限界です

いっぱいいっぱい

 分相応という言葉があります。能力以上の事をしようとすると無理が出て成果が出ない、長続きしない、と将来的な展望のない状態になります。
 なぜこのような事が起こるのでしょう?
 そもそもできる、と能力を見誤っているわけです。

液性免疫と細胞免疫、どちらがお得なのか

 ワクチンで作られる抗体と感染で作られる免疫細胞を比較してみます。

 ワクチンの効果

  液性免疫: ワクチ

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デルタの個性

デルタの個性

デルタ変異についてこんな話が流れてきます。・感染力が強い
 (感染者増加率とCt値が小さい事より)

・重症化はしにくい
 (重傷者の数が比率で小さい)

・二回接種しても感染する
 (事実とCDCアメリカ疾病対策センターの報告より)

これについては誤解があります

・感染する力が強いという誤解
・重症化しないという誤解
・接種の効果が全くないという誤解

 です。なお、私はワクチン接種を

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