もう限界です
いっぱいいっぱい
分相応という言葉があります。能力以上の事をしようとすると無理が出て成果が出ない、長続きしない、と将来的な展望のない状態になります。
なぜこのような事が起こるのでしょう?
そもそもできる、と能力を見誤っているわけです。
液性免疫と細胞免疫、どちらがお得なのか
ワクチンで作られる抗体と感染で作られる免疫細胞を比較してみます。
ワクチンの効果
液性免疫: ワクチンで獲得できる。「抗体」と呼ばれる。
抗体と中和抗体、このうち中和抗体は感染増悪を引き起こすことがあります。細胞免疫: ワクチンで減少する。T細胞(免疫細胞)と呼ばれる。
対応できるウィルス
液性免疫: 病原を一つに特定する。変異ごとに必要。
細胞免疫: 変異や複数の類似病原に対応する「交差反応」を持つ。
効果対象になるウィルスの部位
液性免疫: ワクチンにより作られたものは狭い範囲の変異のSたんぱくのみ。
細胞免疫: ①変異や類似病原 ②SたんぱくとMたんぱく ③RNA複製酵素 ④Nたんぱく ⑤複製酵素を助けるたんぱく質
①は変異に対応できます
②は不完全なスパイクに対応します
③ウィルスの増殖を妨害します
④接触感染や胃腸感染を防ぎます
⑤インターフェロンを活動させて細胞免疫を活性化させる働きと、ウィルス複製を妨害する働きがあります
作られ方
液性免疫: ワクチンや感染でB細胞がつくる。
この時、スパイクが一気に増えるとB細胞が機能不全となることがある。
赤血球凝集を起こし、後遺症の原因となり、抗体を維持できなくなる。細胞免疫: 自然感染で作られる。
①複数の免疫細胞が成長・変化してできる
②複数の液性免疫を作ることで、協調的に作動する。
有効期間
液性免疫: ワクチンによる抗体は早いもので1~3日で減少傾向に入り有効量の持続期間は最大2.5ケ月。
レプリコンはこの周期を数回繰り返すと期待されていますが、その度に細胞免疫は減少します。
ブースター効果(2つの抗体-抗体と中和抗体-の相補関係)は間隔が空くと弱くなると思われます。細胞免疫: 病原を長期(長いもので17年)に記憶する。
以上をまとめると、細胞性免疫(自然感染)は次の点で抗体のみ増やすワクチンより優れています。
①変異や類似のウィルスに対応できる交差反応をもつ
②通常であれば他の免疫の働きを妨げない
③免疫細胞のみを減少させる事はない
④抗体も増やすが、感染増悪する中和抗体のみ増やす事はしない
⑤後遺症患者に多い、中和抗体のみ増やす事はしない
⑥記憶を用いるため、有効期間が長い
⑦ウィルスのほぼすべてのパーツに対して反応するので標的漏れがない
⑧バランスを取りながら働くので副反応の過度な進行のような劇症化は起こりにくい
⑨感染防止手段が多い。多機能である
未来の感染予防
ワクチンの種類と価数(複数種類のハイブリッド化、HPVなどでは9価もある)はどんどん増えています。
これはワクチンがほぼ単独の変異にしか著効しないからです。ウィルスが見つかるたびにワクチンは種類が増えて行きます。
しかも有効期間が短いので打ち続けなければならない。
文字通り薬漬けの未来を選択する事になりますが、毎回副反応のリスクがあります。
新型コロナワクチンの死亡率は 0.0014%と言われていますが、2回打てば0.0028%に、8回打てば0.0112%になります。これは1万人に1人が亡くなる確率です。
今のペースでワクチンが増えて行けば死亡率はもっと上がって行くでしょう。レプリコンワクチンの有効期間が半年と言われていますので、半年ごとにそれなりのペースで寿命を縮めていく事になります(あるいはそこで終わります)。
どこまで付き合いますか?
別の未来
別の未来もあります。細胞免疫を作る程度の自然感染を受け入れ、感染の手前で症状化を防ぐという選択です。
2つの過去の記事を参考にして下さい。このやり方で集団免疫が作れていたのではないでしょうか?
以上です。ありがとうございました。
サポート頂けると嬉しいです。