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独りよがりなギフト対応をカイゼンした話

こんにちは。

昨夜は、子どもたちとの本気のバトルに根負けし、
「家出してやる~!!!」
と宣言したものの。。。
今朝、いつものように起きて朝食を作り、学校に送り出していたtoccorriです。

「スルーする」という能力をゲットした娘に対して、ろそろ親がギャーギャー言って聞かせるというアプローチが役に立たないことを、私だって気付いてます。
だけど、よく子育てハウツー本に書かれてあるような、「共感して諭しましょう…♡」みたいなことは私には難しい。元々、号泣しながらでも自分の意見を言うタイプなもので、まず感情でぶつかる。そしてそれを難なくスルーされるとライフが一気に減る気がします。
こうなってくると、めんどくさいですね、母娘って。



問題の発端

さて、少し前の記事で、いつものminneLABさんの動画で冷や汗をかいたことをチラリと書きました。


ギフト発送の時に、お送り先にショップカード等で身バレをしないような対応をしているかどうか、というお話です。
簡単にいうと、贈ったお品のお値段が先様に伝わってしまうことを防ぐ、という配慮ですね。そしてどうやら、少なからず同様の対応をしている作家さんもいるようです。

私は、身バレ回避派で、納品書とショップカードは同封せずに発送していました。代わりに、ご注文主様へは納品書を同封しないことと、梱包の状態を写真でご報告してから発送していました。


送り主様への配慮のつもりで、作家や作品の情報を同封せずに発送対応していたわけですが、私は今回の動画を観ながら、どんどん青ざめていきました。
そう、途中で学校から帰ってきた子供たちを完スルーするくらいに(スルー返し)。


メリデメの整理


動画を観ながらの脳内整理。
私のこの対応、メリットもデメリットもありますね。

《メリット》
・ギフトを受け取った方に商品の値段がバレない

うーん、、、たぶんこれだけ。
一方、デメリットの方です。

《デメリット》
・ギフトを受け取った方が、贈られたモノがいったいどこのどんな商品なのかがわからない→不信感を抱かれかれない
・送り主様へのお礼や報告の際の、商品に関する情報がない
・「作り手の想い」がまったく伝わらない
・贈った商品に修理が必要になった時の問い合わせ先がわからない
・受け取った方が商品を気に入っていただいた場合の、次のアクションへの誘導ができない(HP見てみたい!とか、自分で買ってみたい!等のお気持ちに応えられない)

キャーーーーいっぱい(涙)

なんとなく感じていて、そこにフタをしていたものもあり、動画を観て初めて気付かされたリスクもあり……


一番の問題は、ご注文者への配慮ばかり考えて、贈られた方、つまり商品を使っていただく方への配慮に欠けていた、ということを認識しました。


動画では、「ブランド名を記載せずにギフト発送すること」自体は否定していませんが、このメリデメから考えるに、答えはひとつ。



さっそくアクション


ということで、toccorriのカイゼン策。

①納品書を同封しない代わりに、ハガキサイズのショップカードを同封する
②カードには作家の情報を明記する
 ・ショップ名(toccorri)
 ・HPのQRコード
 ・商品のおおよその価格帯
③toccorriの作品に対する想いを、ちゃんと語る
④購入ページ中「購入時の注意点」の欄に、ギフト発送の対応について以下のように明記する
★ギフト配送をご希望の方
ギフト発送の際は、納品書の代わりにショップカードのみを同封いたしております。対応の変更が必要な場合は、備考欄にてお問合せください。

と、こんな形で方向性を決めました。

ショップカードは、いつものビスタプリントさんで。
自分でデザイン入稿できて、小ロットから作れるので、零細個人事業主にとっては強い味方。



ということで、できあがりはこちら。

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カードの役割


ショップカードは、パンフでもなく名刺サイズでもなく、ハガキサイズにしました。
パッと目につきやすい大きさだろうということ(名刺サイズだと小さすぎる、パンフだと折らないと同封できない)、
そしてあわよくば、toccorriの作品やカード自体を気に入っていただけたら、ポストカードサイズなら、壁にピッとマステで貼ったりするパターンに発展してくれないかなー♡ という思惑も大いにあり。
カード自体をインテリアとして活用いただけたら、これは作家冥利に尽きるわけです。


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表面にはリースとショップ名だけで、極力シンプルに。

裏面には、ショップの想いと情報を。

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このメッセージは、そうですね。アレです。

SNSカオスのカイゼンの時にめいっぱい脳みそ使って考えた、渾身のプロフ文言を、メッセージとして使っています。
ちゃんと考えててよかった! あの時の私!!

それから、作品のジャンルごとにおおよその価格を。
ある程度の商品ジャンルとその価格帯がわかれば、贈られた商品のお値段バレは避けつつ、興味を持っていただいた方には詳細へとQRで飛んでいただけるような動線にしてあります。


まとめ


これで晴れて、ギフト対応も万全です。

さあ来い、ギフト注文!!

こんな時に限って注文入らないんですが、これから年末までtoccorri的には繁忙期に入るので、今このタイミングで対応ができて本当に良かった。

今回も、minneさんに気付きとカイゼンのヒントをいただきました。

きっとマストではないこんな対応のひとつひとつが、toccorriを好いてくれる方を少しでも増やし、toccorriのブランディングに繋がっていくことを信じてます。



つづく。

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