トコラ テンのききまぐれ朗読

朗読アーティストとして活動しています。 ☆青空文庫に掲載されている演劇や芸能に関わる作…

トコラ テンのききまぐれ朗読

朗読アーティストとして活動しています。 ☆青空文庫に掲載されている演劇や芸能に関わる作品を読み、その内容にまつわる自分の役者時代の思い出話のエッセイ 「どさんこ役者のトーキョー奮闘記」 ☆有名じゃないけど読んでみて!朗読を聞いてみて!というブログ 「青いしじまに眠る糸たち」

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ステキ作品発掘=青いしじまに眠る糸たち=

あまり有名じゃないけど、ステキだから読んでみて! 朗読するから聞いてみて!というブログをはじめます。 著作権フリーの電子書籍サイト 「青空文庫」を中心に、 海の底でキラキラ眠っている宝石のような作品を 掘り起こしてご紹介します。 「糸たち」 紙などに書かれた文字を見るのが大好きです。 美しい糸でえがかれた絵のように見える文字たち。 糸でえがかれた文字が連なった文章を 「糸たち」と名づけてみました。 作品を朗読し、 自分で撮影した風景などの動画とあわせてつくった動画を、

    • 青いしじまに眠る糸たち=月とあざらし=

      青空文庫を中心に、海の底でキラキラ眠っている宝石のような作品をご紹介します。「糸たち」紙などに書かれた文字を見るのが好きです。美しい糸で描かれた絵のようにも見える文字たち。文字がつらなったう文章を「糸たち」と名づけました。 ご紹介その1 小川未明作「月とあざらし」 《あらすじ》 北方の海で、あざらしが泣いています。 かわいい子供がいなくなってしまったのです。 かわいそうに思った月が、あざらしをなぐさめようと声をかけます。 《作者 小川未明について》 1882年 明治

      ¥200
      • #5 岸田國士「劇の好きな子供たちへ」より/即興のはなし/どさんこ役者の東京アドベンチャー 演劇編 

        ききまぐれ朗読へようこそお越しくださいました。 こちらでは、著作権フリーの電子図書館「青空文庫」から、 演劇や芸能に関する書物を紹介しつつ、その内容にまつわる、 わたしの演劇思い出ばなしをしています。 今回は 岸田國士さんが書かれた 「劇の好きな子供たちへ」の第4節 ー俳優はいやしいものであってはならないー の前半をご紹介いたします。 本文はこちらをご覧ください。 ここで書かれている即興劇というのは、インプロと呼ばれ、 いまも盛んに行われています。 インプロとはインプロ

        • #6 岸田國士「劇の好きな子供たちへ」より/ヒロインになれなかった話/どさんこ役者の東京アドベンチャー 演劇編 

          ききまぐれ朗読へようこそお越しくださいました。 こちらでは、著作権フリーの電子図書館「青空文庫」から、 演劇や芸能に関する書物を紹介しつつ、その内容にまつわる、 わたしの演劇思い出ばなしをしています。 さて、演劇思い出ばなし は岸田國士さんが書かれた、「劇の好きな子供たちへ」 の第4節 ー俳優はいやしいものであってはならないー の後半をご紹介いたします。 先に、ちょっとだけお断りをしますと、文中に少々差別的な表現が出てきますが、書かれたのが昭和20年代であり、今と社会状況

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        ステキ作品発掘=青いしじまに眠る糸たち=

          #4 岸田國士「劇の好きな子供たちへ」より/どさんこ役者の東京アドベンチャー 演劇編 

          ききまぐれ朗読へようこそお越しくださいました。 こちらでは、著作権フリー電子図書館青空文庫から芸能や演劇に関する書籍を ご紹介しつつ、わたしの演劇思い出ばなしを投稿しています。 今回は演劇芸能朗読&演劇思い出ばなしの第3回目。 岸田國士さんの 「劇の好きな子供たちへ」 3 劇のほんとうのおもしろさはどこにあるかの前半です。 本文はこちらをご覧ください。 本当に、このエッセイは子ども向けに書かれているためか、言葉づかいがやさしくてわかりやすく、目を開かせてくれることばか

          #4 岸田國士「劇の好きな子供たちへ」より/どさんこ役者の東京アドベンチャー 演劇編 

          #3 演劇思い出ばなし2/岸田國士「劇の好きな子供たちへ より

          青空文庫より、 岸田國士さんの「劇の好きな子供たちへ」の、第2回目です。 青空文庫より 岸田國士 作 劇の大好きな子どもたちへ 2、 劇は人真似であってはならない 青空文庫のリンクはこちらです。 本文の前半で書かれております、真似なんですが・・・、 これはちょっと、意見を控えたいと思います。 表現をやる上で真似から入ることって、多いと思うので、 ここで真っ向から否定するのはどうかなあと思うのです。 真似を真っ向から否定すると、 とば口を失ってしまうんじゃないかなと私的には

          #3 演劇思い出ばなし2/岸田國士「劇の好きな子供たちへ より

          #2 演劇思い出ばなし1/岸田國士「劇の好きな子供たちへ」より

          今回ご紹介するのは、青空文庫より、 岸田國士さんが書かれた 「劇の好きな子どもたちへ」という短文の第一節です。 出典のリンクはこちらです。ぜひご一読ください(^ ^) https://www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/44814_40790.html 1950年に「少年少女」という雑誌に掲載されたそうです。 作者の岸田國士さんは、演劇界、特に「新劇」と呼ばれる分野では重鎮の方で、 新劇劇団の東大、と呼ばれる文学座の創始者であり、ムーミン

          #2 演劇思い出ばなし1/岸田國士「劇の好きな子供たちへ」より

          #1 はじめまして♪トコラ テンです。自己紹介とページのご説明

          こんにちは。朗読アーティスト、トコラ テンと申します。 朗読のネット配信や、ライブバーや劇場でパフォーマンスをしたり、 ウクレレ奏者の方とユニットを組んでライブ活動をしています。 役者出身で、ン10年前に北海道から東京へ俳優めざして上京してきました。 劇団に所属して公演に出演したり、学校向けのミュージカルのお仕事で全国を周ったり、前衛的なダンスチームに入って踊ったりもしていました。 ・・・・・・が、あるときを境に、集団での活動からは離れ、今は会社勤めをしながら朗読の活

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