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社員満足度にこだわったご褒美。

社員満足度を図るのに、ES調査やアンケートを使い、さまざまな項目を数値化するという方法が使われます。

が、最もシンプルに、
社員自身が自社を満足してるんだなと実感できるのは、自分の知り合いに入社を勧めてくれた時です。

リファラル採用というと今っぽいですが、
紹介採用や友達採用はこの業界ではあたりまえで、

やんちゃな社員が地元の後輩を連れてくる。
とか、
現場で知り合った職人を連れてくる。
とか、メインの採用手法だったりします。

ただし、現場で知り合った人を引っ張るのは、
行儀が悪い行為とされ、基本はご法度です。
 
とはいえ、うちの職場環境や条件に魅力を感じ、
「どうしても来たい!」と所望してくれる人もいて、
相手方の会社の代表を通して、双方納得の上で転職してきた人も過去にいます。

最近、社員が取引先に自社の働きやすさ(特に人間関係)を自慢したり、
逆に取引先から羨ましがられたりしているという話も聞きます。

5年かけて地道にやってきた取り組みの成果が出てきました。

社員からの思わぬ紹介相手

さて、今回10年来の社員が、
「自分の息子を働かせてもらえないか。」
と言ってきました。

職人が4人まで減った最悪の状況下でも、支えて続けてくれた戦友のような職人からの申し出です。
もちろん、大歓迎。
さっそく、週明けに面接となりました。

自分の身内を預けてくれるというのは、
自社の職場環境に満足してくれてるなによりの証拠です。

「親子二代で勤めてくれるような会社になりたいね。」
と、いつか夫と話してた出来事が近いうちに現実になりそうです。
いい組織へと向かっているのだなと実感できる嬉しい出来事でした。

ところで、
「社長、ちょっとお話があるのですが…。」
は、身体によくないと夫が申してました。

だいたい、そのくだりで始まるのは、退職か借金の申し出ですし笑
いまだにネガティブに身構えてしまうのです。

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