見出し画像

僕のサードプレイス

この夏休みは、小学6年生の息子のためのサードプレイス「第3の居場所」作りをしている。
家庭・学校とは別のもう一つの場所。
それには県教育委員会の施設利用を検討中だ。
この施設はいつ行っても静かで、夏休み前の午前中に行っても他の子供とすれ違うことがなかった。不登校の子供は増えているのになぜなんだろう?と不思議に思う。だけど、不登校に悩む家族や本人にとって通える距離に、この様な施設があるというのは本当にありがたく幸運だった。

まず、この施設のいいところは学校の代わりとして通うと出席扱いになるところだ。
ただ実際に学校の代わりとして利用するまでのハードルが高く、担当の先生と子供との1対1の面談を数回、体験入室を数回クリアし、所属校の校長許可を得ないと本利用とまでならない。なので、秋からの出席日数対策として、この夏休み中にコツコツと通っているわけである。

息子はというと、相変わらず学校への苦手意識が強いけれど、最後の2日間は頑張って登校した。終業式にもらって帰ってきた通知表を見ると、1学期の出席日数の3分の1を休んでいた。(だけど逆に3分の2も学校行ってたの?と純粋に驚いて誉めた…!!)

今月、教育相談では息子と担当の先生との1対1の面談が始まった。回を重ねるごとに、ここに来始めた頃の警戒心はだいぶ解かれてきたようで「先生と話をするのが楽しい。ここに来るのが楽しみなんだ」とまで先生に言っていたらしい。
基本的には社交的なのだ。
後ろめたい不登校から前向きな不登校へ。
この夏、彼は明るく前向きに自分の不登校を受け入れようとしている。
秋からどうしていくかはまだ彼の胸の内に。

前回の記事はこちら⬇︎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?