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念願のひとり時間だけど何かが違うと感じた


隔週の土曜日は、息子を陶芸教室に連れていく。
彼が好んで続ける唯一の習い事だ。
夏前までは私も、一緒に子供に混ざって土を捏ねていたけれど、別の曜日の大人クラスへ変更する事になり、土曜の夕方1時間は私の自由な時間になった。
空いた時間「何か教室の雑用でも手伝おうかな」と思っていたけど、息子が「終わるまで、どこかでお茶でもしてて」と言うので、ありがたくお言葉に甘える事にした。
いつもはマックでコーヒーを飲んで息子と待ち合わせするけど、今日は奮発して、ひとりかき氷してみた。

1600円。一人でお茶するにはたかーーい。
自分の中で、だれかとお茶する時は少しいいものを食べたいけど、一人だったら安く早く済ましてしまう傾向がある。立ち食い蕎麦、ワンコインランチのお店。カフェでもスタバまでかな。なぜだろう?美味しいもの高いもの食べるのはイベントだと思ってるからかな?

美味しいはずのかき氷も、ひとりだと何だか物足りない。早々に食べ終えて本を読む。ソワソワして頭に入らない。つくづく私は貧乏性だ。

食べながら思う。
「やっぱり今度はマックで息子を待とう」
彼を待ちながら安くておいしいコーヒーを飲んで、一緒に大入りナゲットとポテトを食べて、向かい合って笑おう。それが一番いい、と自分のアイデアに、いいねした。


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