映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が紡ぐ希望の糸
この映画を観終わった後、心がじんわりと温かくなった。それは、希望の光を見出したような不思議な感覚だった。
3シリーズで散々打ちのめされたスパイダーマンの運命。(未だにノー・ウェイ・ホームのラストを思い出しては涙が出そうになる)(アメイジング・スパイダーマンも辛い。でも違うMJを助けられたから少し救われた)
その重圧を知りながらも、マイルスは真っ向からぶつかり、自分なりに前に進み続ける。その姿に、グッときてしまった。
彼の成長は、まるで私たち自身の姿を映し出しているかのよう。日々の生活で直面する困難に、どう立ち向かうべきか。マイルスの姿勢は、そんな問いへの一つの答えを示してくれているような気さえした。
多様性の輝き、個性豊かなスパイダーマンたち
スクリーンに広がる無数のスパイダーマン。その中でも、スパイダー・パンクの「ホービー」は抜群にかっこいい!型破りな存在感に、思わず引き込まれた。
私の推しはスパイダーマン・インディアの「パヴィトル」。そのお洒落な佇まいに、思わず目を奪われた。そんなキャラクター。チャイやナンに関する苦言が面白すぎる。チャイティーもナンブレッドも言わないようにするね。
そしてそして、名シーン練習中の子スパイダーマン。あの愛くるしい姿に、思わずほっこり。多様なスパイダーマンたちが織りなす世界観に、心を奪われずにはいられない。アニメーションだからこそできたことだと思い感謝感謝。
メイおばさん、希望の灯火
どの世界線でもメイおばさんは素敵だ。その明るさと温かさは、まるで希望の灯火のよう。彼女の考え方に触れるたび、勇気をもらえる気がする。
困難に直面したとき、きっと彼女の言葉を思い出すだろう。そう思えるほど、メイおばさんの存在は大きい。
圧巻の映像美と演出
カメラワークや見せ方、キャラクターの際立て方。それらが織りなす視覚的要素は、まさに圧巻としか言いようがない。まるで、コミックの世界に飛び込んだかのような錯覚すら覚える。それくらいキャラクターに沿ったデザイン、タッチ、描き方だった。
さりげなく散りばめられた数々のオマージュもいい。それらを見つけるたび、思わずニヤリとしてしまう。スパイダーマンの長い歴史への敬意と愛情が、そこかしこに感じられる。これまでのスパイダーマンシリーズを追ってきたファンだからこそ見つけられる喜びみたいでそこも嬉しい。
続編への期待が高まる
この感動は、きっと続編へと繋がっていく。日本での公開は今年中になるのかな。今から待ち遠しくて仕方がない。きっと、また新たな驚きと発見が待っているに違いないし、マイルスはどう物語を引っ張っていくのか楽しみ。そろそろ幸せなだけで終わるスパイダーマンが見たいな…
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?