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#18 「自分探しの結末」

「去年よりも成長できたかな」

そう思えるように、と日々頭と体を動かしているのですが、年末の数日間は何も考えずに過ごすことが多いです。

大晦日にこんばんわ、読み物クリエイターの黒田です。

実に3ヶ月ぶりの日記となります。
その理由は、今年下期に起こったサプライズに翻弄されていたからなんです。

1.復職


3月に復職しました。
うつ病と診断されたのが2021年12月。
そこから職場異動について労働組合を介して調整を図り、満を持して2023年3月に新しい職場で働きました。
(14ヶ月休んでいましたね)

最初の3ヶ月はほんとに体力的につらかったです、8時間の事務仕事なのに。
他者との何気ない会話、他部署の人との電話応対、部内ミーティングでの報告。特に私はコミュニケーションで疲れを感じやすかったです。

この間、創作活動も並行していました。
どうしても完結させたい短編小説を書いていたので。

・・・しかし、その余裕もすぐに無くなりました。

2.独り立ち


6月の組織改定によって、防災/BCMの担当者として独り立ちすることに。
引き継ぎはそこそこに、復職後3ヶ月で実務担当を任せられる事になるとは薄々感じてはいましたが、流石に大変でした。

知らない(未経験の)仕事をそつなくこなしてみたものの、創作活動の余裕は全くなかった3ヶ月(6~9月)をすごしていました。

ただ、良いことも。
防災管理者(国家資格)の資格取得や、セミナーに参加することでたくさんの知識を得ることができました。
それらを通じて、改めて自分が「新しい物好き」であることに気づきました。自分の知識が広がることがこんなに気持ち良いなんて。

同じ時期、身近な知人がIDGsの書籍を発行され、IDGsの概念を知ることに。

そこで、自分の内側に問いかける機会も与えてくれました。

世の中のために、なんて大層に構えなくていい。
もっと、自分の好きなことを好きなようにやればいい。
それなら自信を持てるし、何より継続できるー。

今年1番のターニングポイントでした。

3.満たされた承認欲求


noteのクリエイターフェスが10月に開催され、本業と並行しながらも「書くぞ!」と気合を入れましたが、当初予定していた記事は全く書けず。
しかし、たった一つ書いた記事が「今日のおすすめ」に選出されることに。

1年以上続けていて初めての出来事に狂喜乱舞。
ところが、この出来事が意外な事実を気づかせることになりました。

それは、私が読み物を書く理由は、承認欲求を満たすだけだったこと。

通常の100倍以上のPV数にすっかり満足をしてしまい、それ以上に記事を書く意欲がカラッポになったのです。結局、数字が目に見えて増えれば満足できるだけの理由でしか活動していなかった。

自分ですら気づいていなかった「矮小な自分」に、裏切られた気がしました。

4.自ら進むというコト


一度、読み物クリエイターから離れることを決めました。
荒治療だと思いましたが、「次にまた書こう」という意欲が湧き上がるの自然に待つことを選んだのです。

それと入れ替わるように、幼少期から長いコト封印していたガンプラ制作の趣味を本格的に再開することにしました。
危険な工具や有機溶剤を使うため、子供が大きくなるまではと決めていました。

自分の世界にどっぷりはまれる時間はとても幸せです。実はこれ、脳疲労(うつ病に陥る前兆)の改善にもとても有効です。マインドフルネス・・・と言うには違うかもしれませんが、意識を集中させ心を落ち着かせることには変わりがありません。

自己満足なので、他者の評価なんてどうでもいいー。
これが、求めていた自分らしい活動だった。

しかも、ガンプラに関するアドベントカレンダー記事の募集を見つけ、好きなこと×得意なことの最高の場を見つけました。

応募したところ記事担当に見事当選しつつ、12/24という大役を務めることができました。
(下記リンクは当該記事です)

自ら進んで、自らのスキル(模型製作と作文)を発揮できたことは、私にとってとても誇らしい経験となりました。

5.来年はどうする?


新しい本業、成果の見え始めた副業。
うつ病から立ち上がった私には、最高の2023年だったと思います。

来年は時間効率を改善して両立させるリズムを作ることが目標となりそうです。とにかく、疲れすぎてまた倒れないようにー。


去年よりも成長できたね、お疲れ様!


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