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元リンクアンドモチベーション 取締役の麻野耕司さんの「リーダー失格からのV字回復の取り組み」と「起業の源泉」とは?

組織人事コンサルティング事業で知られるリンクアンドモチベーションで、日本初の組織改善クラウド「モチベーションクラウド」を立ち上げ、数多くの組織に変革をもたらしてきた麻野耕司さんの記事を読んだ。

麻野さんは新卒から17年勤め、取締役だったリンクアンドモチベーションを退社し、2020年に起業。

その起業に至った経緯が記事で語られている。

それが下記の記事だ。

当時、麻野さんは事業のリーダーとして、今振り返っても、よく出来ていると思える戦略を構築。

後はメンバーと力をあわせて、実行できればうまくいく、はずなのに、メンバーが実行してくれない。

そこでメンバーと腹を割って話そうとその場を設ける。

まずは自分から自己開示して、このプロジェクトが後半年以内にうまくいかなかったら、責任をとってやめるつもりだ。

みんなはどう?

・・・

誰も言葉を発しない。

麻野さんは言葉を聞けるまで待った。

そして、出てきた一言。

「麻野さんは自分たちを駒だとしか思っていない」

そこでリーダー失格の烙印を押される

しかし、そこから7つの習慣の第5の習慣「理解してから理解される」の実践。(それまでは自分を理解してくれ、というスタンスだった)

社内SNS Yammerでの日報共有を20人のメンバーと実施。

2年間毎日Like(いいね!機能)をみんなにレスポンスした結果、チームの雰囲気が一変したという。

麻野さんはこのときの体験に感銘を受け、自分もこのような「発明」がしたいと思った、それが起業の源泉になったようだ。

僕はこの経験を通じて、Like機能とそれを発明したブレット・テイラーに感銘を受けました。遠く離れた場所にいる僕の心の中の愛情を、Likeというボタン1つで引き出し、届けてくれる。そんな凄い発明に、心から感動したのです。

そして、自分も誰かの可能性を引き出して、幸せにする発明をしたい!と考えるようになりました。その想いが、ピープル・テック・スタジオを起業する源泉になりました。

今、同じような課題を抱えている組織に関わっているので、非常に参考になったのと、順風満帆な中、起業された源泉が自分が助けられ、感銘を受けた原体験だった、ということを知れて、自分の人生の参考にもなったので共有させて頂きました。


追伸

1、「Pillow」での睡眠の質向上プロジェクト

睡眠の質:58%

ベットにいた時間:7:51

睡眠時間:6:40

2、「Momentum」で姿勢矯正プロジェクト

続いています。チャリーンという音の報酬を得たくて、やらなきゃ・・・と動機づけされています。いい感じ。


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