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自宅待機日記 1〜5

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コロナ禍。自宅待機によって社会から切り離された一人の男の執念の日記。嘘。
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自宅待機日記5

自宅待機日記5

「えっ今日が最終回なんですか?」

「まあ、そうだけど。明日から学校再開だし」

「それにしてはネタ考えてないですよね……」

「うっ、そ、それはあれだよ、いつも通りというか」

「いつもネタなかったんですか??適当にやるんじゃねーですよ」

「いや、まあ時間ないし」

「あんた散々暇って言ってただろ」

「いや語調が強くなってる……」

「は?」

「……なんでも御座いません」

「で?今日はど

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自宅待機日記4

自宅待機日記4

コロナが収まらない理由、外でスマホ触ってその後、手は消毒してもその手でまたスマホ触るからじゃないかな。

そんなことをまあ考える訳です。

コロナ、収まらないもんかねぇ。そろそろ部活にも戻りたいもんだ。卓球したいよ。いつも行きたくない行きたくないって言ってる割に、行かなくなると急に寂しくなるのはなんでだろう。

卓球か。

ところで今日のラグビー中継、見ました?
神戸VS埼玉。

やっぱ神戸製鋼V

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自宅待機日記3

自宅待機日記3

ほんとはもっと凝った構成にする予定だったのだが、時間がなくなってしまったので、またつらつら書き連ねていくぞ。

何故時間がなくなったのかといえば「ようこそ実力至上主義の教室へ」一巻を無我夢中で読み、いつのまにか二周目に入って、綾小路が茶柱先生に呼び出されるところまでこの日記の存在を忘れていたからである。従ってネタも何もない。ああ。

ところで、昨日ちらと話題に出した事故の件、覚えておいでですか?母

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自宅待機日記2

自宅待機日記2

六時半。起床。

最近はないのだけど、目覚ましで設定した時間の五分とか十分前くらいに目覚めることが続いてた時期があった。あれ、つらい。あと五分寝るかどうか迷ってるうちに五分終わる。ああ。

そのあと、朝食。

別に食べたいわけでもないのにとりあえず腹にしまっておく。何か食べないと死ぬのだという覚悟で食卓へ。死んでたまるか。まだ酒だって飲んだことないし煙草だって吸ったことないし世の中の楽しいことほぼ

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自宅待機日記1

自宅待機日記1

自宅待機を命じられた。
2日前の事である。

特にやることもなく暇であるので日記をつけることにした。何故2日前から始めなかったというと、それは私にはよくわからない。わかってたまるか。

俺は学生だからリモート授業という便利な物があって、ここ3日はそれを受けさせられている訳なんだが、それでも暇なのだからコロナとは恐ろしいものであるなあ。

俺は濃厚接触者という事じゃあないが、多分同じ教室で共に勉学に

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