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自宅待機日記2

六時半。起床。

最近はないのだけど、目覚ましで設定した時間の五分とか十分前くらいに目覚めることが続いてた時期があった。あれ、つらい。あと五分寝るかどうか迷ってるうちに五分終わる。ああ。

そのあと、朝食。

別に食べたいわけでもないのにとりあえず腹にしまっておく。何か食べないと死ぬのだという覚悟で食卓へ。死んでたまるか。まだ酒だって飲んだことないし煙草だって吸ったことないし世の中の楽しいことほぼやれていないんだ。若者をいたわれ。こいつは何を言っとるんだね。




しばらくしてオンライン授業。
授業のことをなんとか言うことはできないことになっているらしいので割愛せざるを得ない。今日は一限と二限の間に母から「事故にあった」と報告を受ける。




昼休み。
これが意外にも二次会、もとい、短い。
天丼だったのだがあまりにも飯が多く死にそうになる。お茶。お茶を。ああ、お茶だお茶だよってあっっっっっっっつ。なんだこりゃ。熱いよ。誰が入れたんだ。俺だ。あっっっっっっつ


午後が来る。
いや正確には昼休みの時点で来ている。嘘はいけない。正義、正確、正当をモットーにしていこう。


リモート授業が終わるとまさに暇。
筒井康隆さんの「ウィークエンド•シャッフル」(角川文庫)を読む。
ははあ、これがブラックユーモアかぁ、と唸ってみる。ブラックユーモアとは何かわからないがわかっていることにしておく。なんかこんな時に出てきそうな言葉じゃないか。なあ。こういうのは楽しんだもん勝ちだよ。理解してるかどうかなんて些細な問題であるのかもしれないよ。




段々と日が暮れる。
意味もなくテレビを見ていると、死んだはずの「100日後に死ぬワニ」っぽいワニがいて、びっくりして昼間の天丼のエビ天の尻尾が飛び出るところだった。大人しく死んどれなどと思うが別に彼(ワニ)は「100日後に死ぬワニ」ではないのでお門違いも行き過ぎである。俺に絡まれるなんて不運なワニである。


夕飯はカレーライスであった。
例の「りんごとハチミツ」なんだがそんなものは俺のバカ舌の前には通用せん。スパイスだってちゃんとコリアンダーを使ってなくてもわからないだろう。案外使ってないんじゃないか。


風呂。
好きなんだが書くことはない。悲しいなぁ。まあ当たり前なのはいいことだ。



一日が終わる。
ちなみに俺は酒に弱いらしく煙草の匂いも嫌いである。テストを受けたから確実だ。酒は飲まないようにしよう、と決めている。


では。

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