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人が好きになれる漫画5選+おまけ
こんにちは。東京マンガレビュアーズ編集部のタカハシです。
8月の終わりですね。社会人の方は仕事が始まり、学生さんは夏休みが終わる頃ではないでしょうか。来週はもう9月か…。なんだか早いような遅いような不思議な気持ちです。
お盆明け、夏休み明け間近。学校や会社がちょっぴり億劫になっていませんか?
せっかく人と会って過ごすのであれば、人間が今よりちょっと好きになれたら、気分も変わるかもしれません。
今回は、『人が好きになれる漫画5選+おまけ』をおすすめしたと思います。
不器用で暑苦しい師匠の話『かくかくしかじか』
『かくかくしかじか』はものづくりをしている人にとって、めちゃくちゃ力になる漫画なのですが、最大の魅力は日高先生のキャラクターです。不器用で暑苦しく、それがギャグにもなっているのですが、「不器用だからこそ心に響く言葉や行動がある」としみじみ感じます。
ズルくても、頑固でも、変なヤツでもいい!『西森博之作品』
『今日から俺は!!』の実写ドラマを見た人にもわかると思いますが、西森先生の漫画では全キャラクターが、みんなぶっ飛んでて、面白くて、魅力的なんです。普通なら主役にならないような人も絶対に主役になる時がある。そんなギャップって、実は誰でも持っているんだなと気付かされます。
俯瞰で描くスポーツ漫画の中での、心と役割『キャプテン』
レビューの中で書かれていてはっとしたのが「頭にきてなにがわるい。おれは仏さまじゃねえ!!」の一文。キャプテンという役割があると、近い人であっても、役割に対して強く求めてしまう事もあります。それぞれの役割の中では仕方の無い事も多くありますが、心を汲んでわかる事があると思いました。
支えてくれている人を思いあったかくなる『舞妓さんちのまかないさん』
1人で生きている人っているのでしょうか。一生懸命になってしまっていて、周りの人のことが見えなくなっちゃう事は誰でもあります。ああやだなって思っていると、支えてくれている人が見えなくなる事があるので、『舞妓さんちのまかないさん』を読んで、素直な気持ちで人と会いたいと思います。
シュールな人々が今っぽい?『女の園の星』
『女の園の星』、自分の周りは男女共ハマりまくってる人が多いのですが、しれっとして動じない星先生の魅力もさることながら、男子小学生か?ってくらい盛り上がる女子生徒や、ちょっぴりおもちゃにされている先生たちも魅力的です。すごい癖がある訳でも無いんですが、不思議と魅力ある人たちは知り合いにいそうだ…。
おまけ『天使な小生意気』
自分の人格形成に大きな影響があったのはこの漫画です。西森作品だけど、あえて紹介させてください。ちょうど小学生高学年〜高校生あたり、思春期の時に主人公・恵と同じような葛藤がありました。男でも、女でも、恵の気持ちがわかる人いるんじゃないかと思います。心の優しさとか、強さとか、ギャグなのに、ギャグだからこそ響く、心の熱さと精神的な成長。ライバルでも認めあったり、冗談言い合ったり、そんなやりとり。西森先生の魂にだいぶ救われました。6000字は書ける。みんな大好きだなぁ!!
WRITTEN by タカハシ(東京マンガレビュアーズ編集部)