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ワーケーション。やってわかった、あると便利なもの3品(生活編)

皆さんこんにちは、たまさんです。外資系IT企業で働きながら八ヶ岳南麓の別荘でワーケーションしています。今回は実際にワーケーションをしてみて、生活の観点で便利だったアイテムについて書いてみます。仕事編はこちらに記していますので良かったらあわせてご参照ください。

ワーケーションって?

ワーケーションは急に官房長官が推奨したことで言葉が独り歩きしている感じですが、実は言葉としては以前から使われていたものです。こちらは2019年の記事なのでコロナ対策というよりは働き方改革の文脈ですがよく整理されているので紹介します。

また、宿泊施設や自治体などが後押しするサービスも増えてきているようです。ワーケーションには様々なリゾート地を巡るノマド型ワーケーションと別荘などを用いた定住型ワーケーションがあります。僕は中古別荘購入なので定住型なのですが、いずれにせよ働き方の選択肢が増えるのは良いことだと思います。

ワーケーション生活で便利なものとは?

ワーケーション、とは言っても所詮はサラリーマンが暮らしていく生活環境ですから、一般的なものは必要です。どこまでが一般的かは人によって基準が違うでしょうが、ここでは冷蔵庫とか掃除機とかお風呂関連とかベッドなどの寝室関連などは「一般的」ということにして割愛します。

僕が八ヶ岳南麓の中古別荘で暮らしながらワーケーションをしている中で、あって便利だったものを自分の経験に基づいて記しました。特に、普通の電子レンジでも良いんだけどヘルシオにしてよかった、というようなちょっと拘ってよかった、というアイテムを中心に紹介しています。

時短調理家電(ヘルシオ)

時短調理家電は便利!僕は型落ちモデルのヘルシオを買いました。ワーケーションとは要するに田舎で暮らしながら都会の仕事を続けるわけです。日中はビデオ会議などが続くため、調理にじっくり時間をかけることはできません。一方でオフィス通勤の時のように気軽にランチできるレストランやお弁当を売っているお店が近所にあるわけでもありません。

こんな時に便利なのがインスタント食品ですが、そうは言っても毎食カップラーメンというのも味気ないですよね。そこで活躍するのがヘルシオです。もちろん凝った料理を作っても良いのですが、僕のお薦めは「おまかせ料理」機能。

適当に野菜(冷凍でもOK)とベーコンとかソーセージとか卵とかメインおかずになりそうなものを一緒に耐熱皿に乗せて「おまかせ」するだけ。なんとなくグリル料理になります。素材はほぼ毎日同じなので、今日はポン酢、今日は塩胡椒、今日は焼肉のたれ、と味を変えて飽きないようにしています。

なんと言っても皿にのっけて、おまかせボタンを押すだけ、という簡単さがいい。注意点としてはヘルシオの「おまかせ」はウォーターオーブンの特性上調理時間が案外長くかかること。ただ待つだけ、なのですが食事時間の少し前に「おまかせ」ボタンを押すことが大事です。

この「おまかせ料理」機能が便利すぎてちゃんとしたメニューでの料理をほとんど作っていないのですが、これからゆっくり使いこなしてみますww

電動アシスト付き自転車(e-Bike)

僕のワーケーション拠点は八ヶ岳南麓なので場所柄坂道ばかりです。八ヶ岳以外でも代表的なリゾート地を考えると、軽井沢や伊豆、富士五湖、那須など、いずれも山坂の多いですよね。そんな時に便利なのが電動アシスト付き自転車(e-Bike)です。

僕のところは最寄りのコンビニまで約5km。スーパーまで出ようとすると10km以上にもなります。しかも上り下りが激しくて、とても歩いて買い物には行けません。生協やAmazon、Oisixなどの宅配サービスも利用可能なので全ての買い物をe-Bikeでこなすわけではないですが、この機動力は大きな魅力です。(ワインやお酒とコンビニ惣菜くらいは担いで楽々買い物できます)

リゾート地ですからご近所のカフェや観光スポット散策もしてみたい。でも歩くには遠いし、普通の自転車ではとても坂道をこなせない。と言って外に出るたびに毎回タクシーや車というのも大げさに感じます。

今どきの電動アシスト機能はほんとに凄いです。八ヶ岳の坂道もぐいぐい登れます。値段はママチャリの何倍にもなりますが、本格的なロード系自転車と比べれば高くはないと思います。

週末e-Bikeでご近所散策をしていると、ガチな自転車好きな人たちもよく見かけます。皆スポーツとしてヒルクライムやロードを楽しんでいる人達ばかりで服装も本格的です。ちょっとカフェにランチを楽しみに、とかコンビニへ買い物に、という感じではありません。適度な運動不足解消と利便性のバランスがe-Bikeの魅力だと思います。

キャンプ用折りたたみテーブルと椅子

実は「仕事編」ではキャンプ用椅子でパソコン仕事をしていると疲れるので使えない、オフィスチェアが大事、と書きました。これは仕事面では正しいのですが、時にはベランダでぼけーっと景色を眺めたりしたいですよね。

仕事でも、ビデオ会議や資料作成など集中する時間だけではなく、ときには溜まったメールを読むだけ、ということもあるでしょう。そんな時僕はキャンプ用の折りたたみデーブルと椅子をベランダに持ち出して過ごすことにしています。

スノーピークやコールマンなどの高級品でなくても大丈夫です(もちろん高級品でもいいです)。僕はホームセンターで売っている千円もしない椅子を使っていますが、晴れた休日は最高のくつろぎ処になっています。友人が遊びに来た時はベランダでBBQも楽しめますし1セットあると便利です。いわゆるベランピングですね。こちらもStay Homeの中で話題になった言葉ですがよくまとまっている記事をみつけたので貼り付けておきます。

番外編:石油ストーブ

今は猛暑の夏真っ盛りなので忘れがちですが、八ヶ岳の冬は寒いです。今年は特に曇りの日が多く5月頃までちょっと暖房がほしい日がありました。中古別荘には薪ストーブが備えられていて、これが風情があって好きなのですが、薪が安定して燃えるまでは目が離せません。

平日は仕事があるのでのんびりと風情を楽しむばかりでは済みませんし、海外とのビデオ会議が早朝に設定されることもあります。すぐに暖まる石油ストーブと併用すると便利です。多分石油ストーブだけでも暖房は足りるのだと思いますが、薪ストーブも風情として楽しんでいます。

(今のところ)無くても済んでいるもの

逆に当初必要かな、と思っていても、今のところ無くても済んでいるものもあります。本当は中古別荘を購入した時に気になる便利家電を全部揃えてみたかったのですが、予算の都合などもあり買っていないものもあります。別荘購入から1年以上、ワーケーションになってから約半年無くても事足りているものなので無理せず必要になってから段階的に増やしていけばいいかな、というものも多くあります。

洗濯機はありませんが、近くのコインランドリーで済んでいます。洗濯物がある程度溜まったらe-Bikeでコインランドリーに出向いています。今年は長梅雨だったので雨の日が億劫で、実はちょっと悩んでいるのですが今のところ事足りています。

掃除機ロボットのルンバも気になっていたのですが、グレードを上げると値段が跳ね上がるので普通の掃除機で済ませました。予算が許すなら、きっと便利だろうな、と考えているもののひとつです。

床拭きロボットのブラーバは値段も手頃だったので買ってみたのですが、多分、自分でクイックルワイパーとかで拭き掃除した方が早いです。でも不器用に一所懸命掃除するブラーバはかわいくて愛着を感じるロボット家電でもあります。

アイロンも無いけれど事足りています。ワーケーションとは言えお客様や外部の方とのビデオ会議もありビジネスシャツは揃えています。が、最近のノーアイロン素材のシャツならばコインランドリーで洗濯・乾燥しておけば問題のない仕上がりになっています。

要するに使用頻度が毎日ではないものは急いで揃えなくてもいい、ということだと思います。食べる・寝る・働く、の日常で必要なものから段階的に揃えていくと良いのでしょう。他にも食洗機(ひとり暮らしなので使う食器が多くない)、客布団(レンタルサービスがある)などが当面要らないかな、と思っています。

まとめ

ワーケーションをやってみると実感するのが、仕事の合間に食事を作って片付けて、を繰り返すのは結構手間だということです。午前中の会議が押したりすると昼休みが短くなったり、想定通りに済まないこともままありますし。そんな中で生活上便利だったものをまとめてみました。

・毎日の食事は手間を掛けずに作れる時短調理家電が便利
・電動アシスト付き自転車(e-Bike)は坂が多いリゾート地で便利
・キャンプ用の折りたたみテーブル、椅子があるとゆとりが持てる
・利用頻度が毎日ではない家電は暮らしながら段階的に買い揃えていく

ワーケーションに興味がある方、試してみたい方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。またワーケーションを試みる人が増えて、働き方の選択肢が増えたら素敵だな、と思っています。

僕のワーケーションスタイルについてはこちら、場所選び基準についてはこちらにまとめています。ご興味のある方はあわせて参照してみてください。

追伸:八ヶ岳ワーケーションに関するブログサイト立ち上げました。よかったらこちらも訪問してもらえると嬉しいです。

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