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ワーケーションの場所選びで考えたこと。八ヶ岳南麓の場合。

皆さんこんにちは。たまさんです。外資系IT企業に勤務していて八ヶ岳南麓(山梨県北杜市)でワーケーションをやっています。今回はワーケーションの場所選びについて書いてみようと思います。

僕のワーケーションの概略はこちら↓↓にまとめてありますので興味があったら読んでもらえると嬉しいです。

ワーケーションの場所選び

ワーケーションは仕事(Work)と余暇(Vacation)を組み合わせた造語でリゾート地などでテレワークをすることを指します。仕事のできるリゾート地というと、皆さんどんなところを想像しますか?

夏は北海道で避暑。冬は沖縄でのんびりと。そんな場所を常に変えて行く旅人ノマドスタイルのワーケーションもあるでしょう。常にベストな場所を求めていくのも素敵ですね。でもここでは(僕の経験を語る意味で)1ヶ所に腰を据えたワーケーションについて書いてみたいと思います。

僕はもともと別荘を求めていて、念願かなって購入した後でコロナが流行しはじめました。なのでコロナ疎開のためにワーケーションの場所を求めたわけではありません。余暇(Vacation)を優先して場所を選んだのですが結果として仕事(Work)でも便利な場所だったことがわかりました。僕が場所選びの際に考慮したのはこんな点です。

・八ヶ岳周辺であること
・別荘管理地内であること
・ハザード地域ではない物件であること
・電車でも通える場所であること

なんで八ヶ岳南麓?

これは僕の自宅(東京の多摩地区)と余暇(Vacation)が大きく関わります。山歩きとスノーボードが趣味の僕にとって八ヶ岳は馴染み深い場所で、別荘購入前から何度も訪れている場所でした。なのである程度の土地勘もあり、物件探しの際も事前に場所の想像ができました。場所を決める前には何度か実際に訪れて生活をイメージしてみると良いと思います。

八ヶ岳周辺、までは心を決めていた僕ですが、実は八ヶ岳にはたくさんの別荘地があります。最終的に南麓の山梨県北杜市(小淵沢の近く)を選びましたが、他にも主だったものでも原村、蓼科、清里、野辺山、小海などがあります。

それぞれ良いところがあるのですが僕がこの場所を選んだのは利便性です。中央道(小淵沢ICまたは長坂IC)からアクセスが便利なだけでなく電車でも小淵沢には中央本線で都内から簡単にアクセスできます。蓼科などの北麓は南麓と比べてどうしても1時間程度遠くなってしまうのと電車でのアクセスが不便になるので近い場所を選びました。週末利用が多い別荘ではアクセスが長いと現地で楽しめる時間が短くなってしまうのがもったいないと思ったのです。

結果的にワーケーションではこの距離感がすごく安心感につながりました。仕事でどうしても翌日東京に戻らねば、という時でも億劫に感じることなく行き来ができます。実際に頻繁に戻ることは今の所ないのですがこの心理的距離感は仕事をする上で大きな安心感につながり、良かったです。

別荘管理地は便利

別荘管理地は管理費がかかりますがその分ライフラインインフラや私道整備などのメンテナンスをやってくれるのも便利です。別荘ではない通常の不動産物件(要するに北杜市の戸建て)も比較したのですがゴミ出しの便利さ、私道の雪かきなどを考えて別荘管理地を選びました。(完全定住なら通常物件の方が割安になると思いますので自分の望むライフスタイルで判断してください。)水道、下水、電気などのインフラも別荘管理地では事前に敷設されていて個別工事が不要でしたし、仕事に不可欠なインターネット回線も相談したらすぐに引き込めました。

僕が選んだのはこの別荘地でした。管理地内には温泉施設や売店、コインランドリーなどがあり散歩がてらに温泉を楽しめるのも気に入っています。別料金が発生するサービスメニューになりますが、草刈り(夏はあっという間に雑草が伸びる)、蜂の巣駆除(さっそくスズメバチに巣を作られてしまいました)、布団のレンタル(友人たちが泊まりに来るとき便利です)なども電話一本で対応してくれるので助かります。

余談ですが泉郷の不動産オーナーになると他の泉郷施設(伊豆など)も優待利用ができるので、時には違う場所でワーケーション、、、という場合でも利用できます(まだこの優待制度は使ったことはないのですが)。

物件選びの際こだわった条件

色々なWebサイトで調べていくうちに気持ちが泉郷の中古物件に絞られてきました。先のサイトで中古物件を眺めては「あー、これにしようかな」「これも気になるけど高いな」など、ニヤニヤ妄想している期間が続きます。実際中古物件ならば自動車くらいの値段からありますし、上を見ればキリがない豪邸もあります。妄想しながら予算感を定めていくと具体的な候補を絞り込むことができます。

この期間が一番楽しい時期でもあります。僕は数年間この妄想を楽しみました。皆さんも車やギターやスキー板などで、あれこれ比較して悩むことを楽しむ時間があると思います。この時大事なのは、夢を膨らませながら段々優先順位をハッキリさせていくことです。予算内に収めようとすると、どうしても何かを選び、何かを諦めざるを得ないからです。

何を優先し、何を諦めるか

僕が「電車でもアクセスできる」ことと「ハザード地域ではない」ことを優先したことは先に記しましたが、必ずしも全ての方がこの条件を満たす必要はないと思います。車での訪問が確実ならばもっと広い範囲から選択できますし、ハザード地域を排除すると(山麓ですのでハザード地域にも多くの別荘や集落があります)選択肢が狭くなります。

この2点を優先したため、犠牲になったのは「南アルプスの眺望」(ちょっと歩けば見ることができるので妥協)と「広さ」です。秘密基地は広すぎないほうがそれっぽい、とか手頃な大きさのほうが掃除が楽、とか自分を納得させています。

例えば、「どうしても富士山が見える場所がいい(富士山が見えるならば傾斜地でも構わない)」、「サテライトオフィスとして使うので広い1部屋が作れる間取りが欲しい」、「趣味の道具を収納できる別棟の小屋がほしい」、「(冬寒くてもいいから)静かな森の中がいい」、、、、など自分の中で優先順位をハッキリさせておくと良いです。

全部妥協したくない贅沢な人は、、、、贅沢できる資金を貯めてくださいww

まとめ

別荘でのワーケーションを考える場合、以下を考慮して選ぶとよいと思います。たとえ仕事に追われても自然の中でふと外の景色を見たり、朝の散歩などでリフレッシュできると心が安らぎます。皆さんも一度お試ししてはいかがでしょうか。

・リゾート地の場所(自宅からの距離、自分の趣味を満たせる場所か?)
・ワーケーション(リモートワーク拠点)なら別荘管理地などインフラ管理サービスが充実した場所がオススメ
・全部の希望を満たすのは無理。優先順位をハッキリさせよう
・貸別荘などで事前にお試しをしてみるとイメージしやすい

追伸:八ヶ岳ワーケーションに関するブログサイト立ち上げました。よかったらこちらも訪問してもらえると嬉しいです。

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