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天気に左右される気分

雨の日はやる気が出ない

  少し前、私の住む地域では今年一番最初のしっかりとした雨が降りました。雨の日は気分が上がりません。現在私は仕事を休職しておりますが、日々行うべきことを定めて動く意識を持っています。ですがこの日に限っては全く調子が出ず、グダグダの1日でした。
 なぜ雨の日は気分が上がらないのか。小さな要因は色々とあると思います。主な原因は気圧の変化です。軽度の偏頭痛持ちで、雨の日にはなんとなく気分がだるいことがあります。また、陽の光を浴びられないというのも関係あると思います。私は、朝起きて太陽の光を浴びるのが大好きです。それができないと、気持ちが切り替わらずずっと朝にならないような気分になります。それに湿気も気分を下げてしまいます。ジメジメとした空気はどうしても不快感が伴います。また、天然パーマが少しある私は毎日ヘアセットを施して外出します。それが湿気によってセットが崩れ、天然パーマが顔を出してきます。これじゃやる気がなくなってしまいます。

晴耕雨読の夢

 「晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家で読書すること。悠々自適の生活」という意味だそうです。これが私の夢であり、この言葉をそのまま体現したいです。しかし、現実はそうはいきません。私は今特殊な環境にいますが、世の中の人は雨だろうが嵐だろうが、学校や仕事に向かわなければなりません。気分が落ち込んだくらいで休むわけにはいきません。「会社に行くだけで100点だ」とTwitterでみましたが、本当にその通りです。
 私が会社に行ってた頃はどうだったのか。そういえば雨だろうが晴れだろうが嫌なものは嫌だった気がします。天気で左右されるのは、朝起きて朝日が差し込むか、仄暗く天井の近い空かという窓の外を見る一瞬だった気もします。天気に関係なく、学校や会社に行くということは嫌なことで、私がこれほど天気に左右されるのは、今日すべきことを自分で決められる環境にいるからだと考えられます。そうなるとなんだか、「気分の上がらない雨の日はとことんだらけてやろう」という気分にもなります。

コントロールできないものと付き合う

 天気はコントロールできません。夏の平均気温はどんどん高くなり、梅雨の雨は異常なほど激しくなります。これと上手に付き合うには、求めるクオリティを下げることが一番いいのではないかと思います。完璧主義を治したい私は、自分を許すのが苦手です。でもできない時はできないんです。そんな自分を「天気なんかで左右されるんじゃねーよ」と責めるのではなく、「割とやった方じゃない?」と許せるようになるといいんじゃないかなと思います。やった範囲でできたことを褒めることで、自尊心を傷つけることなく過ごしていけると思います。皆さんも、気分が上がらない日は、できたことに目を向け、褒めていきましょう。

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雨の日をたのしく

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