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【旅行記・全公開】たくさんの愛を知った3日間

始めに

人生初の一人旅をして参りました。この歳にして一人で飛行機に乗ることもホテルに泊まることも完全に初めての経験で、自分なりに好きな時間配分で好きな場所へ足を運べるという自由度の高さには驚き大変満喫でき、一生の思い出に残る最高のひと時を過ごすことができました。
行先は愛知県。人生初めての地。主な目的は5月4日にバンテリンドームナゴヤで開催されるMr.Childrenのライブを観に行くということでその他にも名古屋市内を中心とした観光もできればいいなと思い、いつもお世話になっているフォロワーさんのアドバイスを参考に気になった観光地やグルメの情報を事前に徹底的に調べました。旅行の醍醐味とは旅行当日に味わう感動はもちろん、それをシミュレートする段階にもあるんじゃないかなって思っています。あらかじめ早い段階からこの3日間どこに行くためにどういう経路で何時にどの路線の電車に乗ればいいか等のスケジュール管理は綿密に調整していました(細かすぎ)。

最初に言っておきますが、間違いなく一生の思い出に残る旅でした。そして初めての一人旅で降立った地がこの愛知県という土地で本当に良かったです。年内にまたこの土地に戻ってくることを目標に今年これから頑張っていこうかなと思ってるくらいです。Twitterに載せてない写真もたくさんあり、記事としてはとても長い内容になっているのでぜひ時間のある際に写真集を眺めるかのような感覚で目を通していただけると幸いです。

1日目(2022.5.3) 

出発

5月3日16時頃。ほぼ夕暮れ時に差し掛かりそうな時刻に自宅のある北海道札幌市内から国道36号線を真っ直ぐ南下し、札幌ドームを横目で通り過ぎながら千歳市の新千歳空港までバスで向かいました。所要時間約1時間。この札幌↔千歳の間が意外と長いんですよね。

丁度この時札幌ドームでは北海道日本ハムファイターズVS東北楽天ゴールデンイーグルス
の試合が行われていた。

空港に到着してまず向かったのは紀伊國屋書店。発売したばかりの音楽情報誌ROCKIN’ON JAPAN6月号を愛知に向かう機内で読みたいなと思っていたので購入しました。

表紙がミスチルだから買ったのは言わずもがなの理由だけど、他に特集組まれてるアーティストのラインナップも熱い。デビュー30周年を迎えるMr.Childrenの未来への意気込みを感じられた本誌のインタビュー、これをライブ前に読めて良かった。

夜食は新千歳空港内のラーメン道場の梅光軒(ばいこうけん)さんにて「W豚チャーシュー麺(醤油)」を頂きました。

旭川ラーメンの名門
道内各地の名店が揃っております。北海道にお越しの際は是非!

離陸

行きの飛行機はスカイマーク。翼の先端に赤いハートマークが描かれていますが、他にもスペードとかダイヤなどもあるみたいです。新千歳空港から行先の中部国際空港までのフライト時間は約1時間50分ということで、再生時間がほぼ同じREFLECTION{Naked}を聴きながら乗っていました。離陸する少し前にfantasyを流し始めたら着陸したのがちょうどI wanna be thereあたりだったので少し惜しかったのを覚えています()

ロッキン読みながら飛行機の窓から見下ろした知らない街の夜景

飛行機に乗ること自体は2019年の夏以来のことだったので約3年ぶりで、少し緊張しました(前回は大学3年生の夏休み、同級生と千葉県幕張メッセで行われた乃木坂46の23rdシングル「Sing Out!」全国握手会イベントに参加するために東京都羽田空港へと飛び、都内観光をメインに楽しみました)。

着陸

さて改めて、今回降立ったのは愛知県中部国際空港。「セントレア」の愛称で親しまれるこのネーミング、英語で"中部"を意味するcentralと"空港"を意味するairportを組み合わせた言葉だそう。何ともお洒落で響きの良いセンス溢れた単語だなぁと思います。

周りが海で囲まれているのを見て、セントレアが島にあることを実感した。

一泊目はセントレア館内1階の「TUBE Sq」(チュウブ・スクウェア)さんを利用させていただきました。

清潔感溢れる綺麗で新しめなカプセルホテルであり、
金額も安いしシャワーも朝食チケットも付いている満足できる内容でした!
こういう自分だけの空間、人によっては窮屈感を覚えるかもしれないけど
個人的には落ち着きますね。

なお、ホテル館内は飲食禁止で外のフリースペースみたいなところが設けられているのでそこで自由に食事がとれるみたいでした。
チェックインを済ませたのが22時。まだ寝るには早いかなということで、翌日朝の動きをシミュレートすることも含めてしばらくセントレア館内を散策してみました。

セントレアと名古屋駅を行き来する電車は2種類あるらしく、青色の電車が全席指定の「ミュースカイ(乗車券の他にミューチケットが必要)」、赤い電車が一部指定席の特急列車(基本乗車券のみでOK,ミューチケットを購入すれば指定可能)ということもしっかり予習。この辺がかなり複雑で難しかったけど、一度覚えればもう次回からは大丈夫なはず(多分)。
間違ってたら教えてください。

2日目(2022.5.4)

名古屋へ

今更だけどこのセントレアがある場所、ここがすでに名古屋市だと思い込んでたけど正しくは常滑市っていうみたいですね(ずっと勘違いしてた)。
朝8時くらいにホテルのチェックアウトを済ませ、フロントで受け取ったフレッシュネスバーガーのセット引換券で朝食を頂きました。空港内4階にあります。

札幌にもフレッシュネスバーガーはあるものの、頂くのは初めて。
コーヒーのマグカップが大きすぎて容積に関してはあのアルバム「Q」のジャケットのコーヒーの2倍くらいは間違いなくあった。店員さんが優しかった。
さすが厚いおもてなし、モーニングの文化溢れる街だ。

この日のメインイベントは何と言っても16時よりバンテリンドームナゴヤにて開演されるMr.Childrenのデビュー30周年ツアー「半世紀へのエントランス」。流石にキャリーバッグを持ったまま会場に足を運ぶことは避けたかったため、まず2泊目のホテルに向かって荷物だけでも預かってもらうことに。

僕が手にしたone-way ticketを握りしめ、いざ特急列車に乗車
伊勢湾の青が美しい車窓

この後確か金山駅あたりで線路内に人が侵入したとか何とかで電車が止まるというアクシデントが発生して隣の線路の方に乗り換えたんですよね。我ながらよく臨機応変に対応できたなと思います()

そして何とか名古屋駅到着。Google Mapの経路検索によると駅からホテルまでは徒歩5分くらいで到着するらしいが、構内で完全に迷ってしまい、まず地上に上がることに苦戦して結局30分くらいかかりました。

かの有名な「ナナちゃん人形」。とりあえず駅構内から地上に出たところの近くにいたので急いで写真だけ撮ってこの場所を後にしました。
もはや初夏並みの暖かさ。新緑と青い空が映える大都会。
2泊目は駅前の通りの喧騒とは少し離れた住宅街の中に佇む
ベッセルホテルカンパーナ名古屋」さんにて。

半世紀へのエントランスへ

ホテルに荷物を預け終わってからは再び急いで名古屋駅へ戻り、地下鉄東山線で藤が丘方面行にて栄駅に向かい名城線右回りに乗り換え、ドーム最寄りのナゴヤドーム前矢田駅を目指します(ここは割とすんなり行けた)。
当日は祝日だったのでone-day ticket「ドニチエコきっぷ」を握りしめてナゴヤドーム前矢田駅に到着、いよいよドームへ。

土日祝620円で地下鉄・バス1日乗り放題。これはデカい。これ1枚だけで無敵になったような感覚。

ここでフォロワーさんに教えていただいたドラゴンズロード。改札を出てから地上に上がるまでにたくさんの中日の選手の写真が飾られた道で、野球ファンとしては堪らない名スポットでした。

この日の2日後である本記事執筆現在2022年5月6日、大野雄大投手率いる中日ドラゴンズが劇的な投手戦ののちサヨナラ勝利を収めました。
ミスチル目当てで行くのに中日ドラゴンズの本拠地でもあるということに思わず興奮。札幌ドームの最寄りである福住(ふくずみ)駅にも改札を出てから地上へ出るまでの道にファイターズとコンサドーレの選手パネルが展示されているのでその点すごく似ているなと思った。

会場に到着すると数多くのツアータオルやTシャツ、グッズ等を身に纏ったファンの方々、物販の行列、流れているBGM、ツアートラック、そしてドームの迫力。あぁ、ついにミスチルのライブが始まるんだなと本格的に実感しました。

快晴の青空がドームに映える
ツアートラックは相変わらずデザインが素晴らしい。
グッズは前回のAgainst All GRAVITYツアーに引き続き、ボリューミーなラインナップ。
グッズ一覧表。売り切れを示す×印が多い…。僕も1時間ほど並んでいましたが、とある吉報があり待機列を脱出することに…!

グッズ状況ですが先日よりSNSでも物議を醸していた通り、売り切れ商品続出だった模様。。。ですが、なんと、いつもお世話になっているフォロワーさんの1人であるゆぴしば(@Xscater)さんが一足早く会場に到着しており、グッズ購入の代行をしていただきました。僕が欲しかったMuseum TシャツとBANDタオル、フレークシール、そして会場限定メモリアルキーホルダー。ツアートラック前で待ち合わせをして受け取った時に嬉しすぎて涙が出そうでした。初めてお会いしたのですがとても明るく優しくて話しやすい方で嬉しかったです。今回会場でお会いできたこと、グッズを買って頂いたこと、本当に心から感謝申し上げます。またどこかで会いましょう!!

BANDタオルとフレークシールと会場限定メモリアルキーホルダー
Museum白Tシャツ。普段使いも出来そうなシンプルなデザイン。

ランチはドーム近くのイオンの飲食店に行こうと思って立ち寄ってみたけれど、どこも行列ができていて時間がかかりそうだったので少し歩いて「味鷹 はなれ」さんで味噌カツ定食をいただきました。

名古屋に来たら一度は味わってみたかった味噌カツ。想像以上に味噌の風味がしっかりしていて美味しかった。茶碗蒸しの甘さとみそ汁の塩気のバランスも最高。

昼食を済ませ、開演まで少し時間もあるということでドームの周りを散策しました。

"空に残された白い飛行機雲"
改めて、中日ドラゴンズの本拠地なんだよなぁと
僕が会場入場の時に通った1ゲートの列にて。エースの写真は撮ってしまいますよね。

そして開演まで時間があったため、ドームの中ではまたお世話になっているフォロワーさんの方々とお会いしました。まずは誰も得しないアカウント(@fantasy_Over)さん、長年お世話になっている大切な方で、いつかお会いできる日が来るのを楽しみにしていました。ミスチルはもちろん、乃木坂46など、普通にプライベートでお友達になりたいなと思うほど共通の好きなアーティストが似ていて未だに驚くことが多々あります。とても物腰柔らかい方でお話していて本当に楽しかったです。今度また機会があればゆっくりお話ししてみたいです。ありがとうございました!
そして、オールドマン(@abx_old_child)さん。彼とはちょうど3年前のGWに行われていたAgainst All GRAVITYツアーの札幌ドーム公演の際に会場でお会いし、今回お会いしたのが2度目でした。まさに"会いたかったぁー!!!"(桜井さんボイス)の心の叫びを共鳴させ、再びあの柔らかな笑顔を見られたことが何より嬉しかったです。更には最高のギフトを頂戴いたしました。

通称「岐阜のGIFT」。寿がきやという中部地方では有名なお店の商品のようです。食欲をそそる美味しそうなパッケージに惹かれます。
手渡し特有の温もりってありますよね。まさにこのカップ麺を入れるために用意されたかのようなスタバの紙袋のジャストフィット感がとても愛しい。
ライブ後はこちらを常に片手に持ったまま名古屋市街地をウロチョロしてました。

この岐阜タンメン、味が気になるもののちょっとまだ開封するのがもったいなすぎて頂く機会を中々見出せずにいまして、ミスチルの記念すべきデビュー30周年の日に当たる5月10日かツアー最終日辺りに頂こうかなと思っています()
地下鉄の1日乗車券のことやドラゴンズロードのこと、各地観光スポットや行っておくべきお店の情報なども彼の提供によるものでした。本当にありがとうございました!

個人的に特に仲良くさせていただいている方々と同じ日に同じ会場で大好きなMr.Childrenの演奏が見れるという奇跡的とも運命的とも捉えられる素敵な出逢い。ライブが始まる前にこういった時間を設けてくださった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいですし、開演直前には感極まって既に泣きそうでした。僕も歓迎されているだけでは申し訳ないので次回またこのような機会があれば必ず北海道のお土産を持っていくと誓いました。この辺が少し心残りだったので。
重ね重ねとはなりますが、本当にどうもありがとうございました!

そして開演した「半世紀へのエントランス」、本当に素晴らしい内容でした。けどなんだろう、今までのMr.Childrenのライブとは一味違った感動というかムード感というか。それは声出しNGという制約と3年ぶりの再会、再開というこの長かったブランクもあるんだろうけれど改めてミスチルの凄さというものを、バンドが生で動いている様子というものを、完全最新型にアップデートされた音とパフォーマンスで奏でられる大好きな歌たちとそれに呼応するファンの温かい拍手を通してまじまじと見せつけられた気がしました。田原さんがMCですごく沁みる発言をされていたことが強く心に残ったし、JENはJENだしナカケーは相変わらずクールで熱い。桜井さんはやっぱり圧倒的。終演後には"Mr.Childrenというバンドが好きで良かった"という感想が一番最初に出てきたんですよね。そして今後も進化を止めないバンドの強気な姿勢もダイレクトに伝わってきて胸が熱くなりました。今回の旅路で出会った方々のこともライブ中のいくつかの歌の歌詞と重ね合わせたりなんかして、終盤では涙が止まりませんでした。

巡り合えたあなたに、あなたたちへ感謝
ドームを出るとこんな絶景が。まるで[(an imitation) blood orange]の歌詞カードのようなグラデーションが息を吞む美しさでした。

久屋大通公園散策

ライブは無事に終了。夕食は名古屋駅近くの鳥貴族を抑えていましたが予約時刻まで少し時間を持て余していました。そこで、今すぐ名古屋駅に直行するのではなく途中下車して久屋大通公園を散歩することに。

さっきまで同じ場所で感動を分かち合った皆がそれぞれの私生活へ戻っていく感じがどこか切ない。人の数だけ違ったMr.Childrenとの人生がある。
帰りも同じくドラゴンズロードを通る。

バンテリンドームナゴヤを後にし、ナゴヤドーム前矢田駅より左回り、栄方面へ向かう地下鉄に乗り久屋大通駅で下車しました。
あらかじめ噂では聞いていたものの、本当に札幌市内の大通公園とテレビ塔に似ていて驚きました。道路を分割するように緑生い茂る公園が真っ直ぐに広がり、それを取り囲む背の高いビル群。象徴的に聳え立つ塔は「中部電力MIRAI TOWER」。夜景と青白いライトアップの組み合わせがカッコよかったですね。

市役所側から望むアングル。両脇に飲食店が立ち並んでいてオシャレな雰囲気。
今度行ったら矢場町方面からも見てみたい。昼間にも訪れたい。

久屋大通公園の散策を一通り終えて栄駅から東山線で夕食の店が近くにある名古屋駅へと向かいます。
しかしこの「栄駅」、地下駅構内にて迷ってしまい大幅に時間をロスすることに。ただでさえ広く、地下鉄の路線が2本。それに名前の似た「栄町駅」という名の鉄道駅。一瞬パニックになったので、この辺はしっかり勉強して今度来た時にはスムーズに乗り換えられるようにしたいですね。

鳥貴族

さて、いよいよ夕食。「鳥貴族 名駅南店」さん。人生初の鳥貴族です。そして人生初の一人飲みです。1人・2人専用のカウンター席に通され、他人の目もそれほど気にせず楽しめて案外一人飲みも悪くないなと思いました。

調子に乗ってレモンサワー3杯を一気に飲み干すという暴挙。
ライブの余韻に浸りながらののどごしはやはり世界一。
ご飯ものの店内イチオシとして紹介されていた「とり釜飯」も頂きました。
間違いなく全メニュー美味いです。
地元では馴染みのないこの外観も記念に写真を撮ってしまった。
周りから何だコイツって思われてただろうな()
この黄色と赤の色合い、パッと見「TOWER RECORDS NO MUSIC,NO LIFE」っぽさも感じた。

地元に1店もないのが不思議なくらい最高の味でした。北海道でもぜひ展開して欲しい。ごちそうさまでした!

ホテルへ帰還

お店を出てからは広小路通→江川線を北上して歩き、酔い覚ましの意味も込めて少し遠回りしてのんびりとホテルを目指しました。生温い夜風に吹かれて散歩する感覚がとても心地よかったですね。

哲学的な説明が書かれていた謎のオブジェ
カッコいい自販機発見
馴染みのない地域の街並みを散策する際に感じる、何とも言えないワクワク感。

ホテル到着

朝、ドームに行く前に荷物を預けていただいた際に一度寄った「ベッセルホテルカンパーナ名古屋」さんです。このホテルを予約する時に"可能であれば高層階のお部屋にしていただけると幸いです。"みたいな内容の一言コメントを添えたのですが、本当に高層の階にしていただけました。感謝です。

1人の素泊まりプランなら申し分ないクオリティ。アメニティも充実していて最高の一晩でした。
いい感じの夜景
フロントで頂いたミネラルウォーター。
こういうレアものも一々写真撮ってしまう癖

ここでもう一つ驚いたことは、一階のラウンジとエレベーター内でMr.Childrenのアルバム「SUPERMARKET FANTASY」が流れていたこと。なんと翌日は「SOUNDTRACKS」になっていました。嘘みたいな本当の話です。館内にはツアーTシャツを着ている方々をちらほら見かけまして、嬉しい気持ちになりました。街をあげてミスチルを歓迎しているこの感じ、本当に名古屋に来たんだなと感動したし現在進行形で全国ツアーをやってるんだなと実感した瞬間でした。
そんなミスチルで溢れた夜のラウンジでウェルカムドリンクとしてコーヒーやジュースを頂き、その後深夜の大浴場で疲れを癒して明日旅行最終日へ向け英気を養いました。

3日目(2022.5.5)

ホテル朝

最高に晴れた青空、名古屋の朝。

7時起床。ぐっすり眠れました。この日の朝食は乃木坂46の遠藤さくらさんの親が経営していることで有名な「路麺えんそば 錦一丁目店」さん(午前8時から営業開始)に行きたいなと思っていましたがGW中は終日休業ということを知り断念。まぁせっかくホテルに来たからには朝食バイキングを頂こうという気分になり、素泊まりプランだった僕はオプション的な形で朝食を追加していただくことになりました(最初からしっかり調べておくべきだった)。

名古屋に来てからひつまぶしをまだ食べていなかったのでバイキングで頂きました。
それにしてもこの統一感の無さ()
バイキングに行ったら好きなものを好きなだけ取っちゃいますよね。主食と汁物、サラダとスイーツなどバランス良く彩り豊かに盛れる方見ると尊敬しちゃいます。

最高のサービスと共に満遍なく名古屋めしも頂き、大満足の一晩でした。ありがとうございました。ごちそうさまでした。また来ます。

ノリタケの森

ホテルのチェックアウトを済ませてからはその近所にあった「ノリタケの森」という気になる施設があったのでそこを少し散歩してから名古屋城まで歩きました。

ノリタケの森へのエントランス
噴水広場。自分がアーティストだったらここでMV撮影したい。
この日は5月5日。こどもの日ということもあり、園内には大きな鯉のぼりが空を泳いでいた。

園内には博物館やレストラン、イオンなどもありました。自然風景が大変美しいところだったのでここはまた秋など、季節を変えてまた来てみたいですね。

名古屋城

そして名古屋城を目指すべくノリタケの森を北口から出て真っ直ぐ東に向かいます。徒歩30~40分くらいでしたかね。やっぱりこの地に来たからには一度は生で見てみたい。

立ち止まった交差点の右手側遠くにホテル近くの名古屋駅前で見かけたスパイラルタワーズが。もうこんなに歩いてきたのか。

それにしても前日に引き続き、天気が良くて良かったです。25℃近くあったんじゃないかな。Tシャツ一枚でも全然大丈夫な暖かさだったのを覚えています。景雲橋小園→愛知県図書館→伏見通りの順に歩きます。

更に真っ直ぐ住宅街の中を通り抜け、左手に見えたのは景雲橋小園。"城"感がだんだんと近づいてくる。そして上手い具合でリフレクションした。こういうCDジャケットありそう。
愛知県図書館の敷地内を通って伏見通りへ抜ける。緑道の木漏れ日が美しい。
中日新聞社本社近くの歩道橋にて。歴史の教科書や資料集で見てきたものをついに肉眼で見れた時の衝撃と感動。
まだ少し距離はあるものの、ものすごい存在感を放っていた。
入り口には名古屋城築城に貢献した加藤清正公の銅像。
ちょうど背中越しに城が見えるのがかっこいい。
名古屋城敷地内にお店が立ち並ぶ「金シャチ横丁」にてお土産を購入。
「名古屋コーチン しょこらたるとくっきー」と「東海土産 じゃがりこ手羽先味」
店内には実物サイズの金のシャチホコ

金シャチ横丁までは誰でも入れるみたいでしたが、せっかく来たからには城をもっと近い距離で見たいと思い、入場しました。

祝日・こどもの日ということもあり家族連れが多かった印象
青空をバックに草木に囲まれる名古屋城

素晴らしく大迫力でした。それにしてもこんな大都会のど真ん中に古い歴史を感じられる建築物がシンボル的存在として街を見守っているような構図には惹かれるものがありますね。

セントレアへ

名古屋城を後にし、名城線市役所駅から地下鉄で金山駅へ行き、鉄道に乗り換え中部国際空港駅を目指します。

名古屋城を出てすぐ近くにある市役所駅。都市景観にマッチした和風建築の外観というこだわり。最高にセンスがグッド。

市役所駅から左回りで至る金山駅、ここも鉄道と地下鉄の駅がある大きい駅みたいですね。フォロワーさんにもアドバイス頂いた通り今度お邪魔した際には金山にホテルを予約しようかと思います。バンテリンドームも名古屋城も栄も地下鉄一本で行けることですし。名城線には今後ともお世話になります。

金山駅から中部国際空港へ向かう時に電車の切符を買えたのはいいものの、間違って内海駅行に乗ってしまい、神宮前駅で一度降りて乗り直した思い出はしばらく忘れられなさそうです。空港に向かう際の電車内では主にイヤホンでMr.Childrenの楽曲を聴いていたのですが、次第に思い出の地である名古屋が遠ざかり、帰りの便が待つ空港が近づいてくるにつれてすごくポップな曲も前日ドームを沸かした名曲もどこか切なく聴こえて感傷的な気持ちになりました。

何とか空港到着。昼食は館内にある「四代目 鍵三郎」さんにて。愛知に来てまだきしめんも台湾ラーメンも食べてないなぁ…なんて思っていたところ、その二つを一度に味わえるかのようなベストなハイブリッド商品を見つけました。台湾まぜきしめんです。

麺を食べ終わった後に残った肉味噌に「追い飯」として白米を乗せ、お好みで白つゆを加えておじや風に仕上げて2度美味しい独特な楽しみ方ができる。

搭乗時間までまだ時間があったので再び館内を見て回ることにしました。

初日、到着時に空港館内を散策した時と全く同じアングルにて。
果てしない空と海の青さに胸が騒ぐ。
帰りの便はAIR DOにて

新千歳空港に着いたのが夕方。完全に燃え尽きた体が北海道の冷たい風に吹かれ、余計に涼しく感じました。これにて今回の旅は幕を閉じます。

最後に 

改めて旅行って良いなぁと感じたこの3日間。今まで飛行機もホテルも人と一緒にしか行動したことが無く、さらに愛知県という初めての場所で、何もかもが新鮮で楽しかったです。
本記事、一つの読み物としては大変長い内容になってしまったので次回こういうテーマで書く際には日ごとで記事を分けて投稿することも考えたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

SPECIAL THANKS

人生初の愛知県、何ともロマンチックな地名のこの場所でたくさんの愛に溢れ愛に包まれ、たくさんの愛を知った、胸に残る熱い日々を過ごすことができました。
ライブ会場で時間を割いてお会いしていただいたフォロワー御一同(ゆぴしば(@Xscater)さん、誰も得しないアカウント(@fantasy_Over)さん、オールドマン(@abx_old_child)さん)には多大なる感謝を申し上げます。また飲食店や観光地、ホテル館内で最高のサービスを提供していただいた方々、会う人会う人が皆心優しくて感動の連続でした。おもてなしや思いやり、譲り合い精神が根付いているこの地特有の地域柄があるのかななんて勝手に思っています。
ここで一生の思い出が作れたこと、嬉しく思います。一人旅ではあったんだけど、一人でいることを全く感じさせなかった3日間。本当にありがとうございました!


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