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【旅行記・全公開】この街に大切な場所がある。この街に大切な人がいる。~Day2

2022.6.12(Day2)

始めに

題名の通りです。この題名が今の僕の気持ちです。
連日Twitterでも取り上げていた通り2022年6月11日から13日にかけての3日間、東京都を中心に首都圏を旅して回りました。メインの目的は6月12日に横浜日産スタジアムで開催されたMr.Childrenのライブ「半世紀へのエントランス」に参加すること。そして都内の思い出の場所と行きたい場所へ伺うこと。そんなライブ観光という二つの目的を兼ね備えた今回の旅で味わった多大なる感動と幸福と感謝の気持ちを何としてでも形に残したいと思い執筆を開始しました。またその気持ちをどのようにしたら上手く伝わるのか考えた結果、とにかく膨大なボリュームの写真と文章でその時々行く先々で見て感じたことを丁寧かつ盛大に羅列することが最適だと考え、満遍なくまとめてみました。そしてその旅の道中で撮影した写真をほぼ全て見て欲しい、紹介し尽くしたい、という思いも込めて1つの記事に収めるのではなく自分史上初の3本仕立てに仕上げています。

本記事はそんな旅の最大の目的であるMr.Children のライブを観に行くこと、人生初の神奈川県上陸、そして長年お世話になっているあの方との出会いがあった感動的な6月12日、あの最高な1日の思い出を書き記していきたいと思います。写真集のような感覚で気ままに眺めて楽しんでいただけると幸いです。

ホテル出発

7時起床。ホテル1階のラウンジに降りてビュッフェ形式の朝食を取りました。深川めし、江戸甘味噌を用いたみそ汁などがイチオシらしく、江戸の味を堪能しました。

主食+副菜+汁物のバランスを上手く盛り付けられるようになってきた

改めて、この日のメイン行事はMr.Children のライブを観に横浜へ行くこと。
その前にこの日の夜に宿泊するホテルへ事前にキャリーバッグ等大荷物を預かってもらうべく、まずは赤坂へ。

高層階の居心地よい部屋、ふかふかのベッド、美味しい食事、最高の一泊目を過ごさせていただいた「ベッセルイン上野入谷駅前」さんには感謝です。また東京に来る機会があれば活用させていただきます!

赤坂~横浜へ

そんなわけで入谷を後にして日比谷駅へ、千代田線に乗り換えて赤坂駅到着。9時30分頃。

漂うAbbey Road感。

赤坂特有の都会の壮大さは残しつつも綺麗な自然が丁度良い具合に取り込まれたオシャレな街並みが大好きなんですよね。

今回の旅2泊目のホテルは「京王プレッソイン赤坂」さんです。メイン通りから一本逸れた街角にある閑静な環境。それでいてメトロの駅がすぐ目の前という最高の立地。フロントにて大きい荷物を預けて頂いたので、ついに満を持して横浜へ。

そうそう、旅行で2泊する際は必ず1泊目と2泊目の宿泊先は別々のホテルにするというこだわりというかマイルールというか。一度来たからには2倍楽しみたい、そんな気持ちがあります。移動が多少面倒でもその間で見れる景色や空気感、客室内の雰囲気や食事のメニューの違い、その全てが旅の財産として良き思い出になるような気がします。

昨晩の雨は何だったんだ?と思うほどの良く晴れた天気。赤坂の街を少し歩き溜池山王駅へ。そこから銀座線で新橋駅へ。

横浜へのエントランス

この時点で時刻は10時過ぎ。まだ時間的に余裕はあるだろう、ということでこの辺一帯を散策してみることに。空中遊歩道的なところをしばらく歩いていると今自分がいる場所が新橋駅ではなく汐留駅まで来ていたことを知りました。

駅同士が繋がっていて目線より上の所に線路があり電車が走ってゆく。これぞ"都会"な風景を目の当たりにして自分のちっぽけさを感じましたね。当たり前だけど東京はどこに行ってもビルが高い。人が多い。自分が普段どれだけ田舎なところで暮らしているか知った瞬間でした()

この天気をどうか夕方のライブまで保っていて欲しい

かの有名な日本テレビのあのジブリみのある時計も発見。

日テレ大時計

そろそろ時間も近くなってきたということで再び新橋駅へ。京浜東北線にて横浜駅を目指します。これからミスチルのライブだというのにサザンのベスト盤「海のYeah!!」を聴きながらJRに乗っていたことも良い思い出。電車が横浜駅に到着した瞬間、「あなただけを ~Summer Heartbreak~」が流れてきて、もう既に泣きそうでした()

横浜駅

遂に到着。神奈川県横浜市。

11時30分頃、横浜駅到着。
広い。流石に広すぎる。絶え間なく行き交う人々。
改札を出てすぐ隣の所にあったお土産ショップにて神奈川県の銘菓として有名な「横浜ハーバー」と「鎌倉半月」を購入しました。百貨店のそごうや地下街ポルタなど、超大規模なお店が駅の周辺に立ち並ぶ景色のインパクトは凄まじかったです。

そして約束の時。

予定時刻は12時。
ここで今回の僕の旅における超大物ゲストの登場です。Twitterで長年お世話になっているやたろ(@yata_fantasy)さんとお会いしました。
なんだろう、勝手に"超大物ゲスト"って書いてしまったけれど何だかそれすら恐れ多いというか。とても偉大な方。尊敬している方。間違いなく今の自分に影響を与えてくれている方。もう、彼とは6年の付き合いです。6年って幼稚園を卒園した子が小学校卒業して中学生になろうとしている期間です。6年って凄い。もう下手したらその辺の同級生より僕のことをよく知っているかもしれない。逆に6年前がいつなのか振り返ってみた。2016年。桑田ソロの「ヨシ子さん」とスピッツの「醒めない」で白熱したあの最高のシーズン。もうあの頃が"一昔前"と呼ばれてもおかしくない時代になってきてる辺り時の流れは速い。

彼とお会いしてからは外に出てのんびり歩きながら、時には腰かけながら共通の好きな音楽の話題で盛り上がりました。Mr.Children からスピッツ、サザンオールスターズまで、改めてびっくりするほど好きなものが似ているので感動しました。間違いなく初めて顔を合わせてお会いするんだけど、6年も関わって頂いていると良い意味で緊張という緊張はそれほどなく、会話の中でも"あー、この前のあの話ね笑"みたいになるのが堪らなく嬉しくて楽しい。普通に生きていたら味わえない不思議な感覚でもあるんですよね。

横構駅の周辺を歩きました。
青い空が映える横浜市。本当に綺麗な街だ。
待ち合わせの際に僕が場所を全く把握できていないせいで、待ち合わせ場所に辿り着けないという迷惑をおかけしたことは本当に反省おります。
お会いさせていただいた初日早々大変申し訳ないことをしてしまいました…笑

改めて、やたろさんは本当に素晴らしい方でした。なんだかこの記事書きながら泣きそうになってきました。"あ、そういえばあの話題出すの忘れてた。"とか"あの話もしたかったんだよなぁ…!"みたいなのが今溢れかえっています。伝えたいこと、話したい事がたくさんありすぎて是非またゆっくりご一緒できたらなと思います。
またどこかで会えるといいな。その時"も"笑って。出会ってくれてありがとうございました!


新横浜へ

13時。やたろさんとお別れしてからは夕方からのミスチルのライブに一緒に参戦してくれる親友のK氏と待ち合わせ。
彼は小中高が同じ地元の幼馴染で社会人になるのを機に上京。親同士も仲が良い。もちろんMr.Childrenのファンで、2015年の未完の札幌ドーム公演を皮切りに2017年のThanksgiving25、2018年の重力と呼吸、2019年のAgainst All GRAVITYと長年ずっと同じ公演に参加。そして幸いなことに今年の半世紀へのエントランスも一緒に観ることになりました。道外で一緒にライブを観るのは初めてです。Thanksgiving25の時に"30周年の時も一緒に観に行けるといいよな"って会話したのをこの日に思い出して感慨深い気持ちになりました。お互い今いる場所は違う。もう社会人、ここ数年で暮らし方や環境はガラリと変化した。2017年とは生活のスタイルは違うもののこうして願った通りに"ミスチルが見れる"といういつまでも変わらぬ事実に対する感動を再確認した瞬間でもありました。
横浜駅の改札前で待ち合わせした後に昼食を取るべく、地下街のポルタなどを隈なく散策。探した結果、つけ麺の舎鈴さんにて「冷やかけ」を頂きました。

素晴らしく美味しかったです。

涼やかなスープと噛み応えのある麺。暑い気温に火照った体に染みわたりました。ごちそうさまでした。

食事を終えた後はいよいよ日産スタジアムへ。会場最寄り駅の新横浜駅を目指します。
…しかしホームに上がると土砂降り。この時点で既に会場でグッズを販売していたブースが一時販売中止になったとの情報もTwitterで目にし、最悪のパターンも想定してしまった。
早速スマホで雨雲レーダーを確認するとゲリラ豪雨との情報が。あと少ししたら止むことが確認できたのでとりあえず一安心。

大雨の横浜駅ホーム

雨雲が南下していくのと反対方向に、僕らは横浜駅から新横浜駅へ北上。電車の進行と共に空が次第に晴れ渡っていく光景も鮮明に焼き付いています。


新横浜駅

14時30分頃、遂に到着。新横浜駅。
この大きな駅舎とその複合商業施設、既にツアーTシャツを着た人が沢山いて驚いたのを覚えています。3階のスタバなんてミスチルファンが行列を作っていてもはや物販ブースかと思ったくらい()

札駅のエスタなんて比にならないくらいデカすぎる

プロサッカークラブの1つ、横浜F・マリノスの本拠地でもあるここ横浜市日産スタジアム。駅を出てからは「F・マリノス通り」というストリートもあり、新横浜駅からスタジアムまでを上手く誘ってくれるような都市構造にも惹かれるものがありました。

サッカーボールのオブジェ。
F・マリノス通り。とりあえず皆について行く。
さんかくはし
春になると桜が綺麗に彩るらしい

F・マリノス通りを真っ直ぐ歩いていると公園みたくなっているのが良かったです。改めて、"都会×自然"の構図には惹かれるものがありますね。

半世紀へのエントランス 日産スタジアム公演

そしてついに日産スタジアムの敷地内へ。

Mr.Children  30th Aniversary Tour 半世紀へのエントランス
日産スタジアム 2022.6.12 [SUN]

グッズも無事に事前予約ブースにて受け取りできたのでツアートラックの撮影を済まし、スタジアム周辺を歩き回りいざ入場へ。

もはや真夏。
炎天下のスタジアム。本当に暑かった。
人の多さに驚き。
"会場×ツアートラック×それに群がるファン"
っていう構図がライブの日ならではですよね。
近くのグラウンドではサッカーの試合が行われていました。

スタジアムがあまりにもデカすぎて、ツアートラックってあっち側?グッズのブースはこっち側?入場ゲートはこっちの方が近いかも!なんてやり取りを何度もして、知らないうちに会場の周りをグルグル回ってとんでもない距離を歩いていました。

日産スタジアムへのエントランス

Mr.Childrenが30周年ツアーに幕!「信じた音を探し続ける」50年目に向けたバンドの終わりなき旅(ライブレポート / 写真15枚) - 音楽ナタリー (natalie.mu)

終演

ライブは無事に終演。もう、本当に感動的で泣いて笑った最高なライブでした。思えば一か月前の5月4日に名古屋で彼らの姿を見たばかり。その時も確か感動的で泣いて笑った最高なライブって言ってた気がする。Mr.Children 、紛れもなく最強で僕の人生においてかけがえのないバンドだなと思わされました。
そういえば一つのツアーで2公演以上別の地域で観れたのは初めてでした。しかもそれを地元以外の場所で。つくづく自分は恵まれていて幸せ者だなと実感しました。

終演後一斉に駅へ向かう人々

新横浜駅での混雑を鑑みて僕らは一駅隣の小机駅から都内へ帰ることに。
この小机駅までは住宅街の中を歩いて向かう形となりました。このようなひっそりとした場所にJRの駅があるんだと感動しました。
警備員の方々が車道を規制して人が埋め尽くして歩く光景はライブの日ならではのものだなと感じました。

おそらく普段は車道?

中々人が進まず、一定数電車に乗り込んだらちょっと進む。また待機してちょっと進む、の繰り返しでホームに辿り着くまでにかなりの時間を要しました。ライブが終わったのが20時、無事に小机駅で電車に乗り込んだのが21時30分頃でした。

確か新横浜駅も"日産スタジアム最寄り駅"って書かれていた気がする。冷静に考えて最寄り駅が2つある施設(建物?)って凄いですよね。どんだけ大きい建物なんだよっていう()

やっと乗り込んだ電車内はもちろん激混みでした。ここから新横浜駅に向かう途中で微かに車窓から見えた夜景の中にライトアップされた日産スタジアムが次第に遠ざかってゆく様子はどこか切なくてずっと記憶に焼き付いています。
このままJRに乗っていても都内には辿り着けたはずなんだけど、途中で菊名駅で東急電鉄の東横線に乗り換えて渋谷方面から都内に進入する形を取りました。その方がお互い帰宅するのに路線の関係で都合がいいし混んだ車内にずっと乗っているよりは快適。すっかりと首都圏の鉄道事情に詳しくなった友人に誘導されるがままに行動しました。今思えばこれはすごく賢明な判断だったし、今現在首都圏の路線図を確認しながらこの記事を執筆していても、なるほどなと思わされた。自分も路線図を勉強して早く詳しくなりたいですね。正直JRと東急の違いも執筆している今の今初めて知りました。お恥ずかしい。
この東横線、田園調布や中目黒、代官山などとても聞き馴染みのある駅も通過していて妙に親近感を感じました。
渋谷駅にて、お昼から付き合って頂いた友人のK氏とお別れしました。本当に感謝です。ありがとう。40周年も50周年もまた一緒に行けるといいよな。

乃木坂駅~赤坂

時刻は22時30分。1人になった僕は23時のホテルチェックインに間に合わせるべく、原宿の明治神宮前駅から千代田線に乗り換えて赤坂を目指しました。流石は日曜日の夜のこの時間、もうここまで来ると地下鉄車内は静かで空いていて快適でした。それと同時にこれはあくまでも一人旅であったことをここで強く再認識させられました。

途中、乃木坂駅を通過しますが、赤坂まで一駅ということでここで降りてホテルまで歩きました。

何度目の下車か?

あの生田絵梨花さんが弾く「君の名は希望」のフレーズが発車メロディーとして流れるこの駅が乃木坂46のファンにとって聖地であるのは言うまでもない。

3番出口
乃木神社

夜の神社はより荘厳な雰囲気を醸し出していて、ここだけ少し違う空気が漂っていました。普通夜に鳥居の前ってなかなか通る機会はないですよね。
そういえばここ乃木坂はかつては「幽霊坂」なんて呼ばれ方をしていたそうで。夜に来るとその旧称がよりしっくりくるような気がします。
翌日、ゆっくり参拝しに参ります。

乃木坂陸橋高架下より
坂と陸橋と駅

ライブの余韻に浸りつつ初夏のやや涼しい夜風に吹かれながら聖地を巡礼してホテルへの帰路に着く。途中コンビニに寄って丁度いい量の酒と夜食を買う。こんな最高な瞬間があるだろうか。

乃木坂と赤坂は一本道なのでひたすら坂を下っていくと自然とホテル近くまで辿り着きます。ほとんど人は歩いていませんでした。

ホテル到着

22時55分頃チェックイン。

夜は一層閑静な雰囲気に。
室内。セミダブルベッドのようです。

またここでもネット予約時に例のあの文言を連ねたおかげで最高階である11階のお部屋を用意していただきました。感謝です。

赤坂にホテルを取るっていうのは昔からの夢だったんですよね。

部屋に着いてからは速攻でシャワーを浴び、24時からはテレビ番組の乃木坂工事中、そこ曲がったら、櫻坂?、日向坂で会いましょうを観ながら先ほどコンビニで買った夜食を肴に最高の日曜の夜を過ごしました。地元では乃木坂工事中しか放送されていないため、後の2番組をリアルタイムで地上波で観れるということに感動しました。
明日は旅最終日。


2日目終了

人生初の神奈川県、人生初の横浜市、人生初の屋外スタジアムでのライブ、人生初の大切な出会い、人生初だらけを体験した記憶に残る充実した1日でした。出会った方々全員にありがとうを伝えたいです。

次の日は3日目、旅行最終日。東京都内の観光をメインに3年ぶりに足を運びたかったあの思い出の場所から初めて訪れたかったあの場所まで、満遍なく観光し尽くしてきました。

3日目の記事もどうぞよろしくお願いします!



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