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#50 『よいことの後に悪いことが起こる3つの理由』

"私も人間なので「こうなったらどうしよう」と思うことはあります。感情がマイナスに振れた時、プラスに持っていく工夫を自分ですることが大事だと思うんです。"

本日は、作家・エッセイストである浅見帆帆子さんの「よいことの後に悪いことが起こる3つの理由」についてのお話です。浅見さんは、著書である『あなたは絶対!運がいい』『あなたの運はもっとよくなる!』などが累計250万部を超えるベストセラーとなっています。

人生は考え方・行動によっていくらでも変えることができるということをメッセージとして発信されていますが、思考設計士としての私の考え方と非常に共通する部分が多く、今回のお話はうんうんと頷きながら読んでいました。

"強運な人は共通してみんな平常心ですが、それはマイナス感情を抱かないのではなく、自分で自分の心をこまめにケアして、プラスにする努力をしている"

その通りで、基本的に、どんなに優秀で実績をあげている人でも、マイナス感情を抱かない人なんていないんですよね。むしろ、それをどのようにコントロールするかを理解しているから、実績や成果を残すことができているのだと思います。その中でも、「こまめにケアをする」という意識は大切ですね。

浅見さんは、運は上がったから下がるというものではないと言っていて、もし良いことの後に悪いことが起こるとしたら、以下の3つの理由があると話しています。

1. 次は悪いことが起こるのではないかと自分で思っている(その強い意識が引き寄せている)
2. よいことが起こったのは、すべて自分の力だと思って感謝が足りない
3. 何かを犠牲にして我慢したからこそ、上手くいったと思っている(そう思い込んでいると、犠牲がなくては上手くいかない人生になる)

自分の意識がそのまま結果になるというのはよくあるなと自分は思います。それも悪いことをイメージしているとそうなってしまうのは不思議なくらい当てはまります。そのため、自分の意識は常にポジティブに、平常心で、何事にも感謝や素直な気持ちでいることを心がけるようにしています。

"運がよくなるとは、別な言葉で言えば「どんな状況でも幸せを感じられる」ということ"

まさに「思考」なんですよね。どのように物事を解釈するか、捉えるか。起こった事実、出来事が同じでも、抱く感情やその後の反応は人によって異なるのは、このコントロールや解釈が人によって違うからということです。

"周囲を幸せにしたいと思ったら、まずは自分が幸せに生きること。結果として一人の人間が幸せになると、そのパワーが家族を幸せにし、地域を幸せにし、国家を幸せにし、そして世界を幸せにする。全ての発展繁栄は一人から始まる。"

この小さなところから幸せをつくり、それがどんどん大きな幸せに広がっていく考え方はいいですね。自分というものを円の中心に置いて、そこから外側にどんどん円が大きくなるイメージでしょうか。「全ての発展繁栄は一人から始まる」はとても心に刺さる言葉ですね。

私も指針にしている言葉に、「今ないものは『言葉』と『狂気』から発見する。」というのがあります。これは、一人の言葉と一人の狂気から始まるという意味であるので、一人ひとりが何かを起こす、発する、行動することが未来をつくるのだと、自覚して今日も活動していきます!


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書籍『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』
2021/02/19 『よいことの後に悪いことが起こる3つの理由』
浅見帆帆子 作家・エッセイスト
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※Image by Fathromi Ramdlon from Pixabay