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#346 『生命保険の営業に真に求められるもの』

本日は、第一生命保険特選営業主任の柴田知栄さんの「生命保険の営業に真に求められるもの」についてのお話です。柴田さんは中央大学法学部を卒業後、第一生命に入社、国際企画部でニューヨーク勤務を経て、1996年から営業職員になり、1999年から9年連続で第一生命の契約高1位を記録しました。特選営業主任という役職は第一生命の4万人の営業職員のトップクラスの営業に与えられる(数名から数十名しかいない)資格です。

"私たち生命保険の場合は、もちろん契約をいただくまでも営業ですが、成約後、そこから本当に長いお付き合いが始まるわけです。だから生保の営業に真に必要なのは誠実であるとか、嘘をつかないとか、そういう人間として非常にベーシックなものだと思います。だからこそ、長い時間を共有してお付き合いをしていくお客様にもそうであってほしいと私は思うんですね。違うなと思うことや納得のいかない点があったら、こちらの意見をしっかりと申し上げます。"
"会社に対しても同じで、「お客様から見た時、ここはおかしくうつるから改善してください」と問題点があればズバッと指摘します。やっぱり問題の答えは現場にありますから、お客様と会社を結ぶ立場として言うべきことは言わないと。"
"私はお客様に対して一度も自分の成績とか自己都合を考えて営業をしたことがないという自負があります。毎月毎月のノルマ生活ですから、時には苦しいこともあります。だけどお客様に無理にお願いしたり、必要のない保険を売ったことは一度もありません。だからこそ、お客様に信頼されていると思うし、お客様のことを想って、時には自分の意見を申し上げるのです。そう心掛けているから、自分自身もいつも気持ちよく仕事ができ、生きていけるのだろうと思います。"


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書籍『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』
2021/12/12 『生命保険の営業に真に求められるもの』
柴田知栄 第一生命保険特選営業主任
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※Photo by Scott Graham on Unsplash