東京第三友の会

友の会は、1930年、羽仁もと子を中心に雑誌『婦人之友』の愛読者から生まれた団体です。…

東京第三友の会

友の会は、1930年、羽仁もと子を中心に雑誌『婦人之友』の愛読者から生まれた団体です。 東京第三友の会は、JR高円寺駅から東小金井駅まで、中央線沿線と京王線仙川駅から調布駅周辺までの約130人の会員がいます。https://tokyodai3tomo.jimdofree.com/

最近の記事

生活講習会2日目「食のこと」

2024年度東京第三友の会の生活講習会第二日目は「食のこと」でした。 今日も各テーブルには季節の花と涼し気なリーフが飾られていました。ただ、今日はその隣に、大きな白いお布巾のかけられたトレーらしきものが置かれています。 何かしら?今日は調理実習ではないはずだけれど、、、というワクワク感の高まる中、司会を務める食グループKさんのご挨拶で講習会が始まりました。 読書 まずは羽仁もと子選集「人生の朝の中に」の読書から。毎回一つのテーブルのメンバーで輪読と感想とを担当します。今

    • 生活講習会1日目「住のこと」

      5月25日から、2024年度の東京第三友の会の生活講習会が始まりました。 第一日目は「住のこと」。暮らしを整える大切な一歩です。 今年度の第三友の会の総リーダーからの挨拶があり、その後内容に入りました。 住グループのOさんと共に、まずは、羽仁もと子の選集「人生の朝の中に」を参加者の方たちに少しずつ音読していただきました。これから家庭生活という新時代を始める方へ向けての心構えを記したものですが、生活講習会に参加して、これから新たに自分の生活を整えよう、発展させようという気持

      • 洋裁教室で冬のパンツ作り

        第三友の会では、洋裁教室を年に2回ほど開催しています。今回は冬のパンツ作り。自分のサイズに合ったパンツは、それはそれは着心地が良いそうですし、何よりスッキリ形よく見えます。 パンツ講習は数回に分けて実施します。今回は1月22日、29日、2月5日、19日、26日の5回で、冬物のパンツを仕上げます。 2月26日の最終日にお邪魔したところ、みなさん裾やウェスト周りなど、最後の仕上げに取り掛かっていました。 今回は冬物なので、ウールの生地で作っている方がほとんどでしたが、中には

        • 防災のお話(若草北町最寄の取り組みその①)

          今年は能登半島地震という大きな災害のニュースとともに幕を開けましたね。地震が多い日本では、いざというときの備えをしなければ、と思ってはいるものの、なかなかしっかりと準備ができている人はいないのではないでしょうか。 若草北町最寄では、1月後半から、防災についての話でLINEが盛り上がりました。 話題として出てきたのは、0次&1次持ち出し(非常持ち出し袋)、ローリングストック&防災食のレシピ、避難計画、経路確認、連絡確認、などなど。こうしてみると、用意しなければならないものや考

        生活講習会2日目「食のこと」

          その先に寄り添う「ちょっと直し」

           衣グループによる「ちょっと直しの会」がありました。  以前は愛用していたけれどサイズやデザインの合わなくなってしまった服、捨てるにはもったいないハギレなどちょっと手直ししたり、組み合わせることで、素敵な一品に生まれ変わります。  今回は工芸グループの勉強会で、ステンシルで染めた生地を活かしてバッグを作りたいSさんと、ご自身がほっそりされたことでサイズの合わなくなったスカートのサイズ調整をしたいYさんが参加しました。また、格安で購入した高級ブランドのシャツを自分の体形に合わせ

          その先に寄り添う「ちょっと直し」

          子どもクリスマス会とクリスマスマーケット

          先週末、12月2日(土)に、東京第三友の家で「子どもクリスマス会とクリスマスマーケット」が開催されました。 友の家は、中も外もクリスマスの飾りで可愛らしく飾り付けられています。 まずは総リーダーのKさんからのご挨拶。その後ピアノの「くるみ割り人形」を生演奏で聴きました。クリスマスらしい素敵な音楽に、子どもたちもワクワクです。 ピアノが終わると、みんなで鈴やタンバリンを使いながら、「あわてんぼうのサンタクロース」を歌いました。 その後、イエス様の生誕の物語の動画を見まし

          子どもクリスマス会とクリスマスマーケット

          秋の子どもの集まり②

          発信がしばらく開いてしまいました。申し訳ありません💦  さて、いよいよバングラデシュの子どもたちの人気給食メニュー、ケチュリをいただきます。デザートに桃のゼリーも付きました。  おかゆほどではないけれど、ごはんはちょっとやわらかめ。マイルドなカレー味で、大豆やカボチャ、ジャガイモなどのお野菜も入っています。 子どもにも食べやすいように野菜は小さめに切ってあるので、参加の子どもたちも、もりもり食べていました。  そして、ケチュリをいただきながら、松本さんたちNPO法人日本

          秋の子どもの集まり②

          秋の子どもの集まり

           9月23日(土)10時~12時 「秋の子どもの集まり」がありました。 今回は「バングラディッシュってなあに? 知ろう!遊ぼう!食べてみよう!」と題して、NPO法人日本・バングラデシュ文化交流会(JBCEA)理事長であり、第三友の会会員でもある松本智子さんに、先生になっていただきました。 当日は、3組8名の親子が集まりました。  まずはバングラデシュという、子どもたちにはあまり馴染みのない国を知るところから。  松本さんから、世界地図を見て「①何処にあるの?」「②何人く

          秋の子どもの集まり

          衣グループの洗濯講習会②

          9月9日(土)、東京第三友の会 友の家で洗濯講習会が行われました。 ①では、衣グループの皆さんの実演講習の様子をお伝えしました。 後半は参加者がそれぞれ持参した衣類を衣グループの皆さんに教わりながら実際に洗ってみました。 あまり着ていないので、クリーニングに出すほどではないけれど、そのまましまうのは不安。というお気に入りのワンピースは絞って三角に畳んだタオルで背中や脇、襟周りを丁寧にたたいて汗や汚れを取り、陰干ししました。 襟周りの黄ばみが気になるTシャツはオシャレ着用

          衣グループの洗濯講習会②

          衣グループの洗濯講習会①

          9月9日(土)、東京第三友の会 友の家で洗濯講習会が行われました。 夏のおしゃれ着で気になるのは汗!その都度洗濯しては色あせや風合いの劣化が心配ですし、クリーニングに出すのもお金がかかります。 そんなお悩みに衣グループの皆さんが、家庭でできる夏服の簡易クリーニングの方法を教えてくれました。 参加者は思い思いに「手入れが気になる」衣類を持参して集まりました。 前半は家庭でできる簡易クリーニングの実演 やり方は汗の量や、衣類の素材などによって3つの方法があります。 ①

          衣グループの洗濯講習会①

          生活工芸グループのスカーフ染め

          友の会の活動の中で、生活工芸はとても大切なものです。羽仁もと子、吉一夫妻の美術教育に端を発し、生活の中の美しいものを愛し、作り出したいという願いから生み出される生活工芸の制作品は、人々の心に潤いを与えます。 多くの友の会で実践されている生活工芸の活動ですが、東京第三友の会でもその気持ちは受け継がれ、毎月活動をしています。 今日は生活工芸グループのスカーフ染めの日と聞いて、活動の様子を見学してきました。 生活工芸のスカーフやストールは、第三友の会のセールでも人気の品です。

          生活工芸グループのスカーフ染め

          生活講習会 ただ今準備中 その2

          今回は、調理実習です。 テーマは「朝食」。終わりの動かせない慌ただしい朝の時間、頑張って用意しても「食欲ないから」なんて残されたりするとがっかりしますよね。 でも、朝ごはんは一日の活動を始める大事な一歩! 頑張りすぎないで、おいしい朝ごはんを準備出来たらうれしいですね。 調理実習は、まだまだ不安の残るコロナ感染対策も考慮して、生活講習会の募集人数より少ない12名の募集です。 そのため、生活講習会の全4回の日程とは別に、食の講習の翌週6月17日(土)にオプションとして企画しまし

          生活講習会 ただ今準備中 その2

          生活講習会ただいま準備中

          5/27から4回シリーズで開催される、『生活講習会』に向けての準備が進んでいます。 昨日は第1回目の内容 ・朝のスタートを手順よく ・掃除のポイント ・家事暦を使った家事の予定 ・しつらえの工夫 について住グループと工芸グループによるリハーサルが行われました。  私自身、最近忙しくて生活リズムが崩れていたので、リハーサルに参加して改めて生活を見直すきっかけになりました。  エコ洗剤で洗ったグリルの扉の紹介がありましたが、きれいになってビックリ!是非やってみたいと思います。

          生活講習会ただいま準備中

          4月例会

          読書 「じっくり勉強」     羽仁もと子著作集第19巻『友への手紙』より     昭和25年3月の著作。小学校へ入学する親子に向けて、整えたい     生活習慣や、ヨクミル、ヨクキク、ヨクスル姿勢の大切さについて     書かれています。 Hさん 50代 今回の読書の「じっくり勉強」は、親が、子と一緒によい家庭生活を作っていけば自然にその子にとって良い教育になりその子の前途に清き情熱と希望をもつ人生にとつながっていく、すなわち良い家庭運営が良き社会を形成し社会や世界を変えて

          今年もよろしくお願いいたします。

          2023年を迎えました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。 遅ればせながら12月クリスマス礼拝の様子を報告します 2022年12月例会から12月8日(火)参加者60名 今月は例会後にACEF理事の小田哲郎先生をお招きしてクリスマス礼拝を守りました。 物価が上昇する一方、経済的に困窮する人びとが増えている日本社会ですが、広く世界に目を向けると戦争、飢餓、地球温暖化による自然災害といったニュースは絶えません。 クリスマスの今月、私たちは罪のあがないのために、この世にひとり子

          今年もよろしくお願いいたします。

          11月例会

          読書「形式を脱し真実を創造する」今月は羽仁もと子著作集第19巻『友への手紙』から。第二次世界大戦後、新憲法が公布され、新しい日本が生まれる時に書かれた著作です。 感想を紹介します。 Aさん(70代) 新憲法公布の昭和21年11月3日、厳粛な意味深い日であり、祝すべき感謝すべき日であったと。書かれています。ここでは、自由学園の完全出席の様子が書かれています。以前は号令をかけて行われていたようですが、今はおのずから考えた約束事によって整然と行われるようになった様子がよくわかりまし