4月例会

読書 「じっくり勉強」
    羽仁もと子著作集第19巻『友への手紙』より
    昭和25年3月の著作。小学校へ入学する親子に向けて、整えたい
    生活習慣や、ヨクミル、ヨクキク、ヨクスル姿勢の大切さについて
    書かれています。
Hさん 50代
今回の読書の「じっくり勉強」は、親が、子と一緒によい家庭生活を作っていけば自然にその子にとって良い教育になりその子の前途に清き情熱と希望をもつ人生にとつながっていく、すなわち良い家庭運営が良き社会を形成し社会や世界を変えていく力があるのだという羽仁先生の想いの礎になっているのだということを学ぶことができました。
Hさん 60代
早起きの習慣もきまりのよい仕事も、パット起きパット寝のおかげで出来る気持ちのよいものである。そうして子供たちもそれらを愛しそれらに慰められつつ元気よく成長する。愛の芽ばえはすべてそのようなものであろうと私は深く信じている。
幼い孫の訪れと、この「じっくり勉強」の文章が、親となった我が娘と、これから成長していく孫達のへの希望と喜びの出会いとなりました。
総リーダーKさん 50代
新年度をスタートするこの時期に読み返してみると、心の持ちようを教えてくれていると、分かります。総リーダーをやる、と決めたものの、途方に暮れていました。そんな私に先輩方は、じっくりと話を聞いてくれて、「それいいんじゃない」「落ち着いて、整理してごらん」と声を掛けてくださいます。ありがたいことです。「ありがとう」と「凄いね」という言葉を友の会に入ってから、よく使うようになりました。「すごいね」「流石だね」は自分ではできない事を他人がやっていて、凄いと言うことなので、自分には出来ない、だめだ、と落ち込む原因にもなりがちですが、その意識が変わってきました。自分が出来るところで、力を出そうと前を向きます。
総リーダーの自覚も力も足りない頼りない私ですが、じっくり勉強をする一年としたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 

内容


今年度のテーマ 「支えあい 讃えあう 最寄の絆であらたな歩みを」
お互いに助け合い、支えあうことのできる信頼関係を築き、個人を尊重して良いところを讃えあえる、最寄がそんな温かな交わりで安心できる居場所になることを、そして、今いる友としっかり手をつないで、共に歩めるようにとの願いを込めました。
 
会員抱負
最寄リーダー Nさん 40代
最寄リーダーを引き受けたタイミングで、以前よりやりたかった仕事の採用が決まった。仕事をしながらの最寄リーダーは難しいこともあるかもしれないが、今後仕事を持つ若い人が最寄リーダーを担えるきっかけになれるような働きをしてゆきたい。井口最寄は40代から80代の8名のメンバー。今年度は月2回の最寄会開催をめざす。1回は運営などに関わる実務的な話し合い中心。もう1回はメンバーに希望を聞いて調理実習、鍋帽子制作や、その時の思いをゆっくり語り合う憩いの最寄会としたい。先輩方の技術や経験を学ぶ時間になればと思っている。初めての最寄リーダー、初めての仕事、初めての憩いの最寄会の開催と欲張りな私だが、皆様のお力を借りながら頑張っていきたい。
食グループリーダー Kさん 60代
 今年、小学生のお母さんである若い会員が新たにグループに加わった。子どもの豊かな食の世界へ開かれるときを共にできることは大きな喜び。
 今年度はコロナ明けの生活講習会、3学期に「気軽におもてなし」をという料理講習会を開きたい。
また私自身は食の目安勉強会に参加して、10年目になる。長年の経験から生まれた目安の量の合理性も実感することができ、そして何よりも「食の勉強の大元が食物連鎖の頂点に立つものとしての謙虚な思いと他の命をいただいているという感謝の心」という大仰ともおもわれた言葉が少しずつ理解できるようになってきた。
 忙しいなか大変でなく楽しく作ることのできる料理作りなど今の時代の家庭での食のありかたを模索して行きたい。関心のある方はぜひご一緒しましょう。
生活勉強常任委員 Mさん 60代
 今年は「婦人之友」創刊120周年。4月号の初めに、長い激動の時代を経て、婦人之友が「読者と記者の研究室」として、日々変化する世界情勢の中でも、変わることのない生活の本質と平和への願いを大切に、この小さい雑誌を生かすことができたらとあった。
 生活勉強としても、この婦人之友を最寄の勉強の中に加え、皆さんの日常の生活を心豊かにし、社会情勢にも関心をもって、大いに活用していただけたらと思う。
 最寄りの力をみんなで感じながら、生活勉強を通して学び合うこと、共に働き楽しさを分かち合うことをこの一年も体感していきましょう。第三からの調べものも、自分たちの生活にどう生かしていけるかを、主体的に考え、取り組んでいきましょう。婦人之友が120年つなげてきたように、友の会のゆずりやつながりを、身近な地域にも、そしてこれからの未来へ向けてはぐくんでいけたらと願っています。
全国友の会大会の第一信より
大会主題 
「『婦人之友』創刊120年を喜び 平和を願い 
                   希望を持って100年に向かう」
日時 場所
1日目 5月17日(水)自由学園講堂10:00~15:00
2日目 5月18日 (木)日本教育会館一ツ橋ホール10:00~15:30
いずれもハイブリッド開催
 
生活勉強より
今年度の生活勉強のテーマ:
     「婦人之友を真ん中に 最寄で主体的に楽しく学び合おう」
・生活講習会のお知らせ
テーマ:「集まれ!学びたい人 学び直したい人 暮らしが整う予定生活」
日時:5月27日、6月10日、6月24日、7月8日 10:00▶11:30
会費:2500円
会場:東京第三友の家(杉並区)
定員:20名
・教育費しらべ提出について
・食事記録の取り組みについて
今年は食事記録に取り組む前に昨年の記録を見直すなど、個人や最寄で今年はどんなところに気を付けるか課題を持って取り組んで、自分と家族の健康をチェックしていきましょう。

子どもについて

友の会ならではの生活に即した催しを考えてゆきたい。
忙しいお母さん、子どもたちとどのようにつながってゆくか?
会員や子どもの生活状況を確認しながら活動を考えてゆきたい
子どもをサポートするチームは実務の手伝いだけではなく、これまで培ってきた内容を改めて学び合うなど、継続的に子どものことを考えてゆける会にしてゆきたい。

その他
2022年度決算
各種連絡

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