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"わたし"の振り返り

年末に差し掛かりましたので、1年の振り返りをはじめています。1年の振り返りはバレットジャーナルのコレクションページを使用して行いました。

1年を振り返ったついでに、"わたし"の振り返りをしてみたいな、と思いましたので、この機会にやってみようと思います。

過去のこと

私は今から約30年ほど前に、日本の片隅のひっそりした田舎に生まれました。緑に囲まれて動物がたくさんいて、今でも大好きな場所です。

その後はすくすくと、勉強が大嫌いで遊び呆けながら成長しました。今考えれば貴重な勉強できる時間を無駄にしたことは後悔がありますが、コミュニケーション能力を成長させ生き抜いてきた10代でした。

どちらかというと保守的で冒険は絶対しない。万人から認められないことは、自分の存在価値のなさを示している。そんな風に思っていた10代でした。怒られることが嫌い、というか怒られると自分の存在を否定されているような気分になりました。

高校を卒業する頃、進路もなかなか決まらず悩んでいたところ、母から「近くに医療系の学校があるんだから行ってみたら?資格を持っておくと良いわよ」と言われ、近所の医療系大学のオープンキャンパスに参加。

そこで当時の学科長と出会いました。学科長は人間嫌いなのに人間と関わる仕事をしていて、ものごとをよく分析する人でした。そんな学科長に興味を持ち、その大学に進学。晴れて医療従事者のたまごとなりました。

学生まで地元で過ごした私は、大学で学んだことにより大人になった気分でいました。ですが大学を卒業して故郷を離れ、今まで自分が過ごしてきた世界の狭さを痛感し、圧倒されました。

「今まで経験してきたことって、ほんの一握りだったんだ…」

そこからチャレンジ精神の塊のようになりました。人が否定することでも興味を持てばチャレンジしました。

学生時代を故郷だけで過ごしたことを一時は無駄だったと嘆きましたが、今となっては全くそんな風に思わなくなりました。あの時代からのギャップが、私が無意識に作っていた殻を破ったのだと思います。

そこからは"自由"の一言に尽きる、という感じで、自分が正しいと思ったことは猪突猛進で突き進めました。ブレーキ知らずで、周りに迷惑をかけたことも多々あったと思います。

歳を重ねていく中で、人を傷つけ、自分も傷つき、人に思いやりを持って接するということは、自分にも思いやりを持つことなんだなと学習しました。

仕事でもプライベートでもたくさんのことを学び、実践し、自分とはどんな人間なのかを知る20代でした。

30代にさしかかるころ、もっと広い世界を見たいと思い、もともと好きだった英国へ渡ることを決意。そこから英語をたくさん勉強しました。

でも全然思うように喋ることができず、結局今でも全く上達しませんでした。さらには某流行感染症の影響で、渡英自体も断念しました。挫折という文字がチラつきましたが、この勉強した経験は無駄にはならないと、前向きに捉える努力をしました。

今と未来のこと

そして私は今30代。これからのことを考えたとき、私はどうしたい?と自問自答します。

私はもっと広い世界が見たい。それは物理的な意味合いではありません。自分の可能性を見出したい。

今の仕事はまあまあ好きだし、あえて新しいフィールドに飛び込む必要がないんじゃないかと思う人もたくさんいると思います。

それでも故郷から飛び出た過去の自分のように、今見ているものだけが全てだとは思いたくない。まだまだ自分には可能性があって、何かにチャレンジできると思っています。

だから私は挑戦したい。私の中に秘めている可能性を見つけるために、まだ見ぬ世界を見てみたい。

そんな風に思う私の人生の振り返りでした。

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