【マネーのまなびを学ぶ】シニアの筋肉マネー
2021年5月6日放送のBSテレ東「マネーのまなび」では"シニアの筋肉マネー"について取り扱われました。
フィットネスクラブに通っているシニア層が増えているそうです。
番組内で取り扱われた内容の中で気になった部分を元に自分の考えを書いてみたいと思います。
1.シニアのスポーツクラブ利用状況と介護について
50代、60代のスポーツ施設使用料は平均を上回っていて、中でも60代は年代別で最も支出が多い年代となっているようです。
年代別スポーツ施設使用料(1ヶ月当たり)
20代まで 700円程度(棒グラフの長さから推測)
30代 800円程度(棒グラフの長さから推測)
40代 1,000円程度(棒グラフの長さから推測)
50代 1,177円
60代 1,389円
70代以上 1,130円
スポーツクラブ「ルネサンス」では50代以上の個人会員が半数以上を占めているようです。
50代以上の会員の比率
2016年 47.3%
2020年 53.2%
コロナ禍で一時会員数は激減したものの、最近シニア世代を中心にスポーツジムに人が戻ってきているようです。
また、病気にならないように日頃から健康づくりのためにお金を使いたいという利用者が増えているとのことです。
どのように介護してもらいたいかというアンケートでは、トップは「家族に迷惑をかけたくない」となっています。
2.理想はピンコロか?
以前、「ピンコロ」という言葉を聞いたことがあります。これは「ピンピンしててコロっと死ぬ」ということで、元気で暮らしていて周囲に介護の迷惑をかけずに一生を終えるというものです。
たしかに、介護が必要な状態となって、妻子に迷惑をかけたくないというのは私も思いますし、介護はお金も必要になります。
介護に必要なマネーと健康維持のためのマネーを比べても健康維持の方が安く済むかもしれません。
何か運動を始めなければと思うのですが、思うだけで続かないのをどうしたら良いのか何かの機会に考えてみたいと思います。
3.波平さんの年齢から健康寿命の高齢化を考える
これは以前、受講した経済セミナーで聞いた話です。
「サザエさん」の波平さんの年齢はいくつだかわかりますか?
実は54歳です。
見た目からすると60~70代と見れても不思議ではありません。
「サザエさん」が連載されていた1950~1960年頃の54歳のイメージとして描かれているのだと思います。
では、今の54歳といって同じ見た目をイメージしますでしょうか。
もっと若々しい姿をイメージされると思います。
恐らく食生活の改善などにより、人々の健康寿命は長くなっています。
スポーツクラブに通って体力をつけている人々が増えると、10年後20年後の同じ54歳のイメージもまた変わってくるかもしれません。
人生100年時代は徐々に徐々に近づいてきているのだと思います。
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