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大好きな場所をつくる

あなたには、好きな場所はあるだろうか?
職場や家以外に。

カフェでもいいし、美術館のような場所でもいいし、習い事やサークルのような集まりの場でもいい。(最近は、そのような人と人との集まりの場のことをコミュニティというようだけれど。)

それは、サードプレイスというような言い方をされるようなのだけれど。そういった、横文字で表現される前から、そのような場所は生活の中にあったのだと思う。
※サードプレイスに関しては、大西さんのすごくいい記事を見つけたのでこちらを参照ください

どちらにしろ、そういうものの存在は、生活の中に必須なのだろうなと感じる。疲れた時に元気をくれる場所、嬉しかったときにその想いを共有できる場所。そういった場所は、日常から一歩遠ざかった場所にあるべきなのかもしれない。一歩遠ざかった場所だからこそ、日常の自分を客観的に見ることができ、心と頭の整理ができるのだろう。

”自分の判断が正しいか”、”自分が今後どうしていくべきか”が見えてくる。
また、日常から離れているからこそ、損得を抜かした自分の中の一番純粋な感情である「好き」や「嫌い」、「楽しい」や「つまらない」といった感情に向き合うことができるのだと思う。

僕自身、そういった場所を一つ持っていた。
"持っていた"と表現したとおり、その作り手が亡くなってしまい、場も無くなってしまった。非常に残念で仕方がない。。。

では、そういった場所はどんな場所であるべきなのだろう。

・自分自身の話を、静かにしっかりと聞いてくれる人物がいること
・自分のペースで会話をすることができること
・利害関係者がいない場所であること
・好きなときに訪れることができること

上記の4つの要素が重要なんじゃないかと僕は考える。
そして、何よりも、その場所の軸となる人物。その人との相性が一番になるのではないかと思う。その場にいる中心人物(一般的には、その場の"作り手"である場合が多い)の色が、その場に影響を及ぼす。その人との相性が悪ければ、その場にも馴染めないだろうし、その人との相性が良ければ、その場が居心地のいい場となる。また、その人物次第で、上記の4つ要素が満たされるかが決まる。

少し話が広がりすぎたが、仕事や家とは違う"大好きな場所"をつくることが、”生きる”ということに潤いを与えてくれることになると思う。
そんな場所をいくつも持っている人もいるだろうし、もし、持っていないなら、その場所探しから是非スタートして欲しい。

"生きる"とは、人との繋がりももちろん大きいけれど、きっと"場"のちからもかなり大きいんだと思う。
僕も、"大好きな場所"をまた探さなくてはならない。

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