見出し画像

初めてミクスタに行ってきた~ギラヴァンツ北九州VSガイナーレ鳥取~

 全文無料公開。面白いと感じていただけたら投げ銭100円&SNSでの拡散をよろしくお願いします。

 スタジアム観戦レポートと試合レビューの2本立てとなります。本記事はスタジアム観戦レポートであり、試合レビューは12月6日投稿の予定となりますので、よろしくお願いいたします。

 

はじめに

 12月1日J3第33節ギラヴァンツ北九州VSガイナーレ鳥取の試合を見るため、ギラヴァンツのホームスタジアムであるミクニワールドスタジアム、通称ミクスタに行ってきた。恥ずかしながらこの日がサッカー専用スタジアム(専スタ)初観戦となった筆者はピッチとの近さにテンションが高まる中、目の前の試合に夢中だった。


スタジアムに足を運んだきっかけ

 ミクスタにサッカーを見に行こうと思ったきっかけは3つある。
 1つ目は気軽に行ける距離にあるということだ。筆者は大学生活をスタートさせた4月から山口県に住んでおり、ミクスタには電車に乗っていけば往復1000円以内で行くことができる。
 2つ目はサッカー専用スタジアムだということ。冒頭でも述べたように今まで専用スタジアムでサッカーを見たことがなかった。テレビを通して、専スタに対するあこがれを抱いていた。筆者の出身地は岡山県。ファジアーノ岡山を応援するために小さいころからスタジアムに行き、試合を見ていたがシティライトスタジアムは陸上競技場だったため専スタ経験がなかったのだ。
 この2つのきっかけに加えて、強烈な決定打となったのがホーム最終節となったこの試合で開催された『学生応援デー』。小学生~高校生は100円、大学生・専門学生は500円でBホーム自由席で観戦できる。悪天候を心配していたが、上記の理由から期待を胸にサークルの友達と観戦してきた。


駅から徒歩7分の圧倒的な立地の良さ

 電車に乗り、ミクスタの最寄り駅である小倉駅で降りる。小倉駅は九州の入り口である北九州市の中心駅。山陽新幹線の全列車が停車、在来線においては東九州の各都市を結ぶ日豊本線の起点であり、特急列車も多く運行されている。たくさんの人が利用する規模が大きな駅である。来線の改札口から出て、右に曲がり駅を出ると、『銀河鉄道999』のメーテルと鉄郎の銅像が見えてくる。2人の銅像を左手に見て直進。すると、動く歩道付きのコンコースが見えてくるので左折して歩き進める。突き当りを右へ、西日本総合展示場の右わきの歩道を進む。展示場館内をまっすぐ通り抜け、エスカレーターで降りる。そこから直進した後、横断歩道を歩けば左側にはスタジアムがあり、到着。
 駅からの道順も簡単で、歩いて時間もかからないのでアクセスは抜群。他のスタジアムより多くの観客を誘導しやすい好立地である。また、近くには大きなホテルもあるので、遠くから訪れたアウェイサポーターの方にも優しい。

画像1


臨場感溢れる迫力満載のスタジアム

 最前列の席からタッチライン・ゴールラインまでの距離はたったの8m。さらに、ピッチとほぼ同じ高さで観戦することができる「ゼロタッチ」スタンドを採用しているため選手と同じ視点から試合を楽しめる。
 この試合で筆者はバックスタンドの真ん中の辺りに座った。普段では味わうことができない、距離感で選手たちのプレーを目に焼き付けた。勝利を目指す、ひたむきなプレーやプロのスピード感、体と体のぶつかり合いなど見応え抜群だった。

画像2

画像3

 また、海のすぐそばのスタジアムであるため、ボールが海に落ちる可能性が十分にある。そこで、ミクスタには海の「ボールパーソン」なるものが存在する。これも独自の魅力だと思った。

画像6

画像7

この日の海のボールパーソンを務めた大雄丸 

ホームの雰囲気をつくるサポーター

  ウォーミングアップから試合終了まで声を出し、チャントを大合唱する熱いサポーターがゴール裏のスタンドを埋め尽くす。ギラヴァンツ北九州の選手はその大声援を背に戦うのだから、さぞ心強いだろう。さらにゴール裏だけではなく、バックスタンドからもチャントを歌う声が聞こえ、メインスタンドからは手拍子でサポート。スタジアムから一体感を感じ、ギラヴァンツの応援が響き渡る。アウェイの選手からすれば、実にやりにくいと思う。常にギラヴァンツのチャントが耳に入り、ファウルをすればブーイングが聞こえてくる。他のスタジアムよりアウェイ感を感じるだろう。
 J3はJ2に比べてサポーターや応援の規模は劣ると思っていた。しかし、持っていたイメージとは真逆のサポーターによる大迫力の応援には驚かされた。これもスタジアムに行かないとわからないことだった。

画像4

終わりに

 この試合は1-1と引き分けに終わったものの、2位の藤枝MYFCの結果によりギラヴァンツ北九州はJ3優勝を決めた。初めてのミクスタ観戦で優勝の瞬間に立ち会えたのは非常にうれしかった。来シーズンはJ2へ舞台を移すギラヴァンツ北九州に注目しつつ、地元のファジアーノ岡山との試合では絶対ミクスタに行くと宣言してこの記事を終わりたい。

画像5


ここから先は

0字

¥ 100

この記事が参加している募集

イベントレポ

読んでいただきありがとうございます。 頂いたサポート資金は遠征費や制作費、勉強費に充てさせていただきます!