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【速報】『相馬、佐々木、町野のゴールで9年ぶりの優勝を飾る』~2022 E-1選手権 日本VS韓国~

2022 EAFF E-1 サッカー選手権 2022 決勝大会 第3戦
7/27 19:20K.O. @豊田スタジアム
日本(3-0)韓国
49分 相馬勇紀
63分 佐々木翔
72分 町野修斗

78回目の日韓戦、日本は第1戦の香港戦から先発2選手を変更して挑んだ。右SBには体調不良の山根視来に代えて小池龍太、左SBには佐々木翔が入った。

日本は優勝するために勝たないといけない試合にキックオフ直後から攻勢を強めていく。開始早々に町野修斗がミドルシュートを打ってゴールマウスを襲うと、そのプレーで得たCKでも佐々木がヘディングシュートを放った。

日本の守備は町野と西村拓真の2トップからプレスをかけて行き、サイドに誘導していくもの。中央に差し込んできたパスに対しては、藤田譲瑠チマが球際を激しく戦ってボールを奪う。強度の高い守備を全員で行うことで良い守備から良い攻撃につなげていく。19分、敵陣左サイドで相馬勇紀がボールを奪うと、PA左を縦に突破して左足でシュートを放つ。GKが反応できないシュートはファーサイドに飛んで行ったが、右ポストに当たった。34分には左からのCKを相馬が直接狙う。これはGKに掻き出されるも、こぼれ球に反応した水沼宏太がゴール前で右足を振り抜いた。しかし、シュートはGKの正面に飛んでしまった。

日本が攻め続けていく展開が続くも、韓国も黙ってはいない。広大なスペースを生かすべくスピードの感のあるカウンターを繰り出していく中で、40分にナ・サンホが、42分にはキム・ジンギュがミドルシュートを放つも枠を捉えることができない。

日本はディフェンス陣を中心にゴール前でタイトなマークをしていくことで、韓国に自由にシュートを打たせなかった。

後半も日本は勢いを持ってゴールに向かった。47分、左サイドから岩田智輝が斜めにくさびを打ち込み、町野が落として西村がシュートを放ったが、GKの好セーブに遭う。攻勢を強めていく中で、49分に均衡を破る。右サイドの小池龍太、岩田、藤田のマリノスラインで崩すと、PA右角から藤田がクロス。これに相馬が飛び込むように頭で合わせた。背番号16のヘディングシュートがゴールネットを揺らして日本が先制に成功する。ベンチからも選手が飛び出して、優勝を引き寄せる得点を喜び合った。

リードした日本は積極的に追加点を狙いに行く。55分、水沼のクロスに相馬がニアサイドに走り込こみながら飛び込んでいき、その直後には右サイドに流れた西村の折り返しを岩田が右足で合わせた。

引き分け以上で優勝が決まる韓国はサイドに活路を見出し、両サイドからクロスを入れて同点弾を狙い行くも、日本の守備陣が跳ね返す。

韓国が56分にソンン・ミンギュを送り出し、日本も59分に水沼に代えて宮市を投入する。

日本は63分にCKから追加点を奪う。相馬のキックから佐々木のハンマーが炸裂。豊田スタジアムにはゴールを決めた背番号19の雄叫びが響き渡った。72分には流れるようなパスワークからリードを3点に広げる。西村のパスに抜け出した小池の折り返しを町野が押し込んだ。

試合は3‐0でタイムアップ。韓国を攻守で圧倒して9年ぶり2度目のE-1選手権優勝を飾った。

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