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知的パズルは楽しい

昨日、今日と久しぶりにパソコンと睨めっこしてました。スマホではなく、パソコンです。パソコンと対峙することは少なくなりましたが、今日は昨日今日はそうも言ってられず仕方なくデスクの前に座りました。

なにをしていたかと言えば、ズルです。もうパソコン作業をズルなしでは生きていけない体になってしまいました。作業をどうにかしてズルしてできないものかと行きついた先が、RPAというソフトです。

RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略なのですが、簡単に言えば作業を自動化してくれるソフトです。なにが良いのかと言えば、やりたい作業を登録しておけば勝手にやってくれる。回数も指定できるので、一度RPAを起動させて、回数を指定すれば自動で作業が終わるところです。たまに「作業をDX化しよう」なんてことを言われますが、だいたいがこのRPAツールの導入です。この作業を最先端の人たちは、AIを使ってやっていますね。そこまではまだ勉強不足なので、今回はRPAツールを使いました。

これまでも使っていたのですが、RPAツールを使って作業していたWebサイトが一部更新をしまして、これまでの作業の自動化が出来なくなってしまったのです。撤退するということも考えたのですが、なにもせずに撤退するというのも悔しいということで設定をいじることにしました。そのためにパソコンの前に陣取ったというわけです。

いやー、大変でした。ほんの少し手直しをすれば良いのかと思っていたのですが案外手こずりました。プログラミングはPythonというものを少し齧った程度だし、エラーメッセージは英語だしで、なんで動かないのかを一つずつ丁寧に解きほぐしてあげなければなりません。エラーメッセージの意味は簡単な英語なので意味は分かるのですが、その次にやらなければならないことが皆目検討もつかない。これは困ったぞー!ということで今度はGoogleと格闘です。検索にヒットするのは、英語の技術Forumばかり。

んー、えー、おー、と唸りながら技術Forumを読み解きます。すると解決するヒントが見つかるではありませんか。そのヒントを元にRPAツールの設定をいじります。

これはダメ、あれはダメ、ん!今度はイケそうな気がする?いけたー!動いたー!と2時間ほどパソコンの前でやっていました。パズルと一緒で一つ一つ丁寧にやっていけば素人でもどうにかなるもんです。

なんかこの作業をやっていて思ったのが、本を読解するのと似てるんです。一つ一つの文章の意味は分からなくても全体から俯瞰したり、他の本を参照して読み解く作業と、とても似ていました。久しぶりに知的パズルを解いた気がして満足です。私の何かをイジる作業というのは、知的パズルを解くのと一緒で楽しい時間でした。やっている最中は、「できるのかなぁ、これ?」と不安でしたが、それもまた良い経験でした。久しぶりに頭を使ったので、たまにはパソコンに向かって作業するのも良いもんだなぁと思いました。

これでまた、ズルができるというもんです。ズルするために努力しなくちゃいけないのは致し方ないことですね。ズルすることは、大変だなぁと久しぶりに実感した時間でした。それでは〜。

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