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「忘れて良い」のが、大人の勉強法

「忘れるのが悲しい」って、昨日の日記でかいていましたけど安心してください。人は忘れる生き物です🐼なんでもかんでも忘れちゃう。正確にいうと「思い出せない」んですね。子どもも大人もみーんな「思い出せない」現象に直面するのですよ。だから、安心してください。私もよく忘れます。酉年生まれのせいなのか、3歩歩けば忘れます。んじゃ、どうしたら良いのかって話ですよね。下の図をご覧ください。

人間はこんな感じで、「覚えたはず」の事柄を忘れます。単語を暗記しても、本を読んでも2日後にはほとんど思えていません。んじゃ、どうするか?脳を鍛えるんです。いや、脳トレをやるとかという話ではなくて、振り返り学習をちょっとやるだけで良いんです。そうすると、どうなるかは下の図を見てみてください。

繰り返し学習を進めることによって、段々と記憶に定着していきます。これが強化学習です。それも前日と同じくらい時間をかけず、パラパラっとやるだけでよいんです。これを強化学習と言い、脳が活性化され、記憶として定着するわけです。そして、今まで説明してきたのが、エビングハウスの忘却曲線というものです。

人は覚えて理解すると、脳内で快楽物質ドーパミンを放出します。ドーパミンがでると、脳は喜ぶんですね。この「喜びの回路」をぐるぐる回していくと脳が鍛えられます。これは年齢・性別・環境に依存しません。つまり、誰でも理屈通りに動けば、脳は鍛えられるわけです。verdeさん、たしか茂木健一郎さんのこと好きじゃありませんでした?だったら、次の本をお勧めしますよ。

大人になるとやることいっぱい、覚えることいっぱいだから、忘れることも思い出せなくなることも増えてきます。そこは、それこそ悲しいけど諦めましょう。でも、その分、生活や仕事に脳が使われているので、新しいことも覚えているんです。そして、それを知らず知らずのうちに繰り返しアウトプットしてるから身についているだけなんです。

哲学や英語なんて二の次。学習しても忘れるなら、思い出せば良い。それもほんのちょっと努力するだけ。鼻歌交じりで、ちょっと前のことをやるだけで良いんです。

忘れても良いんです。学生のようにテストがあるわけじゃないんだから。でも、ほんのちょっとだけ振り返ってみませんか?それも簡単に。これが大人の勉強法ですよ。日記ついでになんかいっしょに勉強してみます?

やるならわたし、フランス語か中国語が良いなぁ。ドイツ語はダメ。もうドイツ語アレルギーで、分離動詞とか聞いただけで身の毛が逆立つぐらいダメ。あまりのできなさにドイツ哲学にもよっぽどのことがない限り、近づきませんもの。

と、こんなわけで大人の勉強法でした。あと、娘さんの話、興味深く読ませてもらいました。verdeさんが話してる間に、ふいと踵を返してどっかにいっちゃう辺り、信頼関係ができてないとできないよなぁと思いましたよ。

verdeさんの疑問、解決できたかなぁ?できてるとよいなぁ。これってどうなの?という疑問があればまた書いてみてください。頑張ってしらべますので。それではこの辺で。

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