見出し画像

【入社エントリー】キャリアの集大成として、ツクルバでのチャレンジを選択した理由

はじめまして。溝口と申します。早速Slackでのニックネームを決める必要があり、前職と同じくmizokenとしたのですが、名字と名前の頭を取ってニックネームにしている方が多く、ちょっと安心しています。笑

プライベートではブラックタンのチワワを2匹飼っており、チワワにまみれて妻とチワワ2匹で暮らしています。

2024年1月より、ツクルバに参画しました。今回は、これまでの自身のキャリアを振り返り、その上で、ツクルバをなぜ選んだのかを入社エントリーとして書いてみたいと思います。これから転職を考えている方や、ツクルバに興味がある方への参考になれば幸いです。


これまでのキャリアについて

【経歴】
SIerの会社で受託システムの開発・運用を4年半経験したのち、2007年、PwCコンサルティング合同会社へ入社。新規事業企画、PMO支援、業務改善などのコンサルティング業務に携わる。2010年、楽天株式会社へプロデューサーとして入社。開発チームのマネージャーとして活躍し、2014年にはシンガポールへ赴任。2018年5月、株式会社鎌倉新書へ入社。執行役員兼プロダクト開発部部長として、プロダクト開発組織のマネジメントをする傍ら、経営視点で、会社全体としての生産性を最大化するための取り組みを執行役員として推進。2021年3月にベルフェイスに参画。同年10月に執行役員、2022年2月より取締役への就任を経て、2024年1月より株式会社ツクルバへ参画。

早いもので、2003年4月に社会人になってから約20年が経ち、ツクルバで6社目のチャレンジになります。

ざっと、キャリアを振り返ると、「IT × サービス・プロダクトの企画・開発・組織運営で時々コンサルティング」といったテーマで仕事をしてきました。特に近年は、仕組み作り、組織運営に重きを置いた役割が多かったかなという印象です。

これまでのキャリアの中で、いくつも分岐点にぶつかってきたのですが、その度にリスクの少ない方を選びたくなる気持ちは実際ありましたが、一定リスクを取ってチャレンジすることでの自身の成長のリターンが大きいだろうなということと、失敗しても死ぬわけじゃないからやってみようという、AB型特有の大雑把な性格も相まって、結果ハードな選択をずっとしてきた気がします。その結果、実際に辛い思いをしているのですが、そのプロセスを経てたくさん成長できている実感もあるので、今思えば良い選択をしてきたなと思っています。

ツクルバとの出会い

エージェント経由で、プロダクトの責任者を探している会社があると連絡があり、CEOのHirokiさん(CEOの村上浩輝。ツクルバ社内での呼び名。)からランチのお誘いを受けたのが最初の出会いでした。

実際にお会いしてお話すると、プロダクト・サービスへの熱い思いだけではなく、現状の会社・組織の課題や一緒に働くことのメリットなどもオープンに話して頂き、Hirokiさんにとても魅力を感じました。また、組織におけるハードシングスの経験でもお互い共感できる部分があり、自分の組織感と合いそうな会社だなという印象を受けました。

また、他のキーパーソンとも会う機会を作って頂き、CSOのKitahara(北原)さん、CTOのNozayasu(野沢)さん、社外取締役の竹内さんともお話させて頂くことができました。お会いする方々皆さんが優秀だなと感じただけではなく、それぞれの立場から見たツクルバの将来の可能性や、経営・組織観点での現状の課題などもオープンに話して頂き、とても誠実な姿勢をお会いする皆様から感じたのを強く覚えています。

それでも、自分自身すぐの転職は考えていなかったのですが、長い目線でもいいので、定期的にキャッチアップをしていきましょうという有難い言葉をお会いした皆さんからもらえたのも印象的でした。

なぜ、ツクルバを選んだのか?

これまでのキャリアで言えば、楽天、鎌倉新書は主にTo Cサービスで、前職のベルフェイスではTo Bサービスに関わり、ToC、ToBのそれぞれの面白さや大変さは身に染みて理解できた上で、次のチャレンジを選ぶ上で大事にしたい3つの基準を自分なりにイメージしていました。

自身の原体験があるToCサービス
プロダクトマネジメントにおいては、原体験がなくてもインタビュー等を通じて顧客の解像度を高めていくことはもちろんできるのですが、より顧客のペイン・ゲインが理解できて、かつこういう世界が作れたらいいなというビジョンへ深く共感できるという観点で言えば、原体験があるTo Cサービスに一度携わりたいなという気持ちがありました。

少数精鋭の組織
当然組織規模が大きいからこそできることもたくさんあるのですが、1人1人が裁量を持って生産性の高い状態でアウトカムを生み出す組織をリードしたいという気持ちが強く、企業としてそういった組織方針を持っているかも大事な基準だと考えていました。

健全な利益志向と顧客に向き合う環境
事業である以上、利益を作ることからは絶対に逃げないことを前提にしつつも、顧客に向き合い、顧客から得られるインサイトを軸にプロダクト・サービスを伸ばしていくことに、経営として共感・理解を得られているかが大事だと考えていました。

実際に転職を検討することになった際に、ツクルバは上記3点を満たす企業だなとこれまでの各キーパーソンとのコミュニケーションで感じていました。

<自身の原体験があるToCサービスの観点>

ツクルバはカウカモという中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム事業を企画・開発・運営しており、家を買いたい顧客が、カウカモを通じて「好みにあった住まいを、手軽に手に入れられる」サービスを運営しています。

プロダクト観点で言えば、ウェブサイトとしてのカウカモと、アプリとしてのカウカモ、また仲介エージェントが利用する管理画面などが主なプロダクトになります。また、売却側のプラットフォームとしてウェブサイトとしてのウルカモもあり、多様なプロダクトを企画・開発・運営しています。

僕自身もプライベートで中古マンションの購入、売却、及びプチリノベーションを経験しており、自分の好きな住まいを手に入れることで幸福度が上がることや、顧客目線で「家を買う」という行動において「大変だったこと」はユーザーとして体験しています。

ツクルバは「家を買う」ということだけでなく、「家を売る」であったり「住む家のリノベーション」についても相談できるサービスを持っているので、将来的には、「家を買う→家に住む(リノベーションする・家の悩みを解決する)→家を住み替える(家を売って、家を買う)」というサイクルの全てにおいて価値を作ることができるポテンシャルを持っていると考えています。

個人的にこのようなサービス・プロダクトがあれば、家を買う・売るといった体験価値がもっと良くなるだろうなと思えたことと、そういうサービス・プロダクト作りをツクルバで推進していきたいと思ったことが参画しようと思った動機の1つです。

<少数精鋭の組織の観点>

ツクルバのプロダクト・サービスの企画・開発・運営にあたるPdM・Designer・Engineerのメンバーは少数精鋭で運営しています。生産性を意識しつつも、必要な部分には投資を行い、アウトカムを最大化していくといった組織の運営方針は自分が大事にしたいと思っている考えであり、今後組織運営を行う上でも重要な価値観の一致だと考えています。

<健全な利益志向と顧客に向き合う環境の観点>

ツクルバは、生産性を意識しつつ、事業として正々堂々と利益を出していくことを全社一丸となって取り組み続けています。一方、顧客に向き合う姿勢も大事にしており、自分がプロダクト周りに関わる上で、顧客理解を深めたいということも、経営・現場含めて同じように重要視していることを感じられたので、ツクルバでは顧客に向き合ったプロダクト・サービスの開発ができるなと感じました。

以上の理由に加え、誰と働くかがかなり重要だと思っている中で、お会いしたツクルバの皆さんと仕事してみたいと純粋に思えたことも、ツクルバからのオファーを受けることに決めた大きな理由でした。

また、市場規模の観点においては、カウカモがターゲットとしている東京都に限定しても、2022年時点でのカウカモのシェアが約3.4%なので、まだまだ成長の余地は大きくあるということも、自分にとってはチャレンジのしがいのある環境だなと感じており、魅力に感じている部分でもあります。

ツクルバでチャレンジしたいこと

ツクルバの魅力は、実際にサービスを使ってくれている顧客が「良いサービス」だと感じてくれていることだと思います。

実際に、顧客インタビューを通して顧客の生の声を聞いていると、「カウカモのコンテンツが大好きで新着の取材物件の記事が上がるといつも見ちゃうんです」という方や、不動産の購入をした後も「売却を考える場合はツクルバさんにお願いしたほうが納得の行く売却ができると思ってます」という方がおり、不動産売買の接点を超え、ツクルバのファンになってくれている顧客がたくさんいるんだなと感じています。

一方で、多くの顧客が「家を買う」ということに対しての様々な「悩み」「不安」を抱えていることも分かったので、ツクルバのプロダクト・サービスを通じて生み出される体験価値により、顧客の「悩み」「不安」を少しでも解消し、「本当に家を買って(売って)良かった!」と顧客が心から思える状態にしたいと思っています。

また、顧客への体験価値は、プロダクト・サービスだけではなく、物件紹介をリアルに行うエージェントによるコミュニケーションが連動して生まれている価値なので、オンラインとオフラインのコミュニケーションを組み合わせた体験価値を全社一丸となって作っていく面白さがあると思っています。

僕自身もプロダクトという枠にとらわれず、顧客へ良い体験価値を作るために、どういうプロセスで、どんなタッチポイントで、どんな便益を提供することが、住まいを通じて顧客を幸せにできるのかという目線を強く持ち、自分のキャリアの集大成にするという、強い覚悟を持って、ツクルバの仲間と最高のプロダクト・サービス作りをしていきたいと思っています。

We're Hiring!!!

少数精鋭のツクルバですが、各ポジションで仲間を募集しています。
少しでも興味のある方は、こちらの採用ページからご応募頂くか、溝口まで直接ご連絡頂ければと思います。

ご自身が希望するポジションが募集中でなくても、ツクルバにちょっと興味あるよ!という方がいらっしゃったら、カジュアルにいろいろお話できればと思いますので、お気軽にご連絡ください!

人生において「家を買う」というイベントはヘビーなイメージがありますが、もっと気楽に自分の好みの住まいを手に入れ、人生を充実させることができる世界を作りたいと思っています。こういう世界観に共感してくれる方がいらっしゃいましたら、一緒にツクルバでチャレンジしましょう!


この記事が参加している募集

入社エントリ

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?