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二兎を追って、二兎を得る

仕事をしていると、こちらをとればあちらが立たず、的な場面に出くわすことが本当に多くあります。

いわゆるトレードオフになりそうに見えるものに直面する時です。

例えば、質を負うのか数を負うのか、など。

こういう場面に出くわしたとき、普通はどちらかを選ぼうとします。
そしてどちらを選ぶべきかで意見が分かれると議論が紛糾します。
その議論を永遠と続けていくわけです。

しかし、ビジネスの現場において、本当に突きつめてブレークスルーをしていこうとすると、この問い、つまり「どちらをとるべきか」という問いは、やや物足りない問いになる時があります。

本来考えるべき問いとは、

「一見するとトレードオフになるこの状況を、どのように両方達成することができそうか?」

ということだと思います。

この問いこそ、イノベーションとクリエイティブさを即発することにつながると思います。

イノベイティブ・クリエイティブを発揮しようとするならば、問を変えてみるとよいのかもしれませんね。

ビジネスのブレークスルーは「二兎を追って、二兎を得る」と考えるところから始まるのだと思います。

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