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【雑記】ChatGPT先生に、感動する小説を依頼してみた

前回、小説を書く心がけを聞き、ぐうの音も出ないほど、ChatGTP先生に論破されてしまった小生。
それだけご高説を垂れるChatGPT先生様に、感動する小説を依頼してみた。

その様子(前編)はみこちゃんのnoteに書いてあるので、ぜひご覧になってください。

さて。続きだが。
最後に小生が無言になった小説(とChatGPT様が提示したシロモノ)。

申し訳ないですが、全てのストーリーが使い古された、手垢にまみれた、陳腐な発想ですね。
そもそも「感動=人の生死」という悪循環から抜け出せませんか?


申し訳ありません。私が提供したストーリーがあなたの期待に沿わなかったことをお詫び申し上げます。以下は、より意外性があり、大人でも感動する可能性のあるストーリーの例です。

タイトル:「伝説のペン」
あなたは、小さな町に住んでいました。ある日、あなたはおばあさんから、伝説のペンを受け取ります。そのペンには、かつて大変有名な作家が使用していたという伝説がありました。あなたは、そのペンを手にしてから、自分自身も小説を書き始めました。
あなたの小説は次第に評判になり、数多くの人々があなたの作品を読むようになりました。しかし、ある日、あなたはそのペンを紛失してしまいます。あなたは、ペンを失くしたことで、創作意欲を失い、何度も挫折を繰り返し、ついには小説家としてのキャリアを放棄してしまいます。
数年後、あなたは小さな古書店を訪れます。そこであなたは、伝説のペンが再び現れたことを知ります。しかし、ペンは既に誰かによって買い取られ、店からは手放せないと言われてしまいました。あなたは、そのペンが自分の手元に戻ってくることを願い続けます。
その後、あなたは偶然にも、そのペンを手にすることができました。その瞬間、あなたは自分自身が小説家であることを思い出し、再び書き始めます。そして、あなたの小説は再び評判を呼び、多くの人々に愛されるようになりました。
この物語は、人生において何かを失ったときに、再びそれを取り戻すことができる可能性を示しています。また、あきらめずに夢を追い続けることの重要性や、運命に従って自分の人生を生きることの意義を示しています。読者にとっても、自分自身の人生において、逆境に立ち向かい、自分自身を信じて夢を追いかけることが大切であることを思い起こさせることができるかもしれません。

もうこいつどうしようかな? と思ったけど、いやいやと考え直す。
今度は素直にがらりと発想を変えてきたじゃないかと。しかも今までとはちょっと違う風合いで。そこだけは評価できるじゃないか、と。

でも「感動」のキモの部分が適当になっていませんか。
しかもこれは小説ではなくて単なる「あらすじ」だし。
とは思ったのだが、あまりいじめるのも可哀想なのでちょっと褒めてみた。

やればできるじゃないですか。
今までとは比較にならないくらい出来がいいですよ。
まあ、ディテールはもう少しひねる必要がありますが、おおむね合格点です。

ありがとうございます。何か追加のディテールや改善点があれば、おっしゃってください。より良い物語に仕上げるためにお手伝いいたします。

おっ、ChatGPT君やる気になったな。
モチベーションアップ成功!
そこで以下の提案をしてみた。

「その後、あなたは偶然にも、そのペンを手にすることができました。」
この部分が「は?」と思われそうですね。
改善できませんか?


確かに、「偶然にも」は説明不足で、読者にとっては不自然に感じるかもしれませんね。この箇所を少し改善するためには、以下のように書くと良いかもしれません。
「あなたはしばらくそのペンを手元に置いたままにしておきましたが、ある日、図書館で本を探しているとき、なんとそのペンがふと目に入りました。ほかの本と混ざっていたにもかかわらず、すぐにそれが自分が探していたペンだと気づきました。」
このように、なぜそのペンが再び現れたのかについて、少し詳しく説明することで、「偶然にも」の部分を自然な形で説明できます。

おいおい、それも偶然やないかい!

なぜペンが現れたのですか?
そこが単なる偶然だと「ご都合主義」のそしりを免れないですよ。
改善できますか?


ご指摘ありがとうございます。ペンが現れる理由が不明瞭である点について、もう少し詳しく説明した方がよさそうです。
以下のような説明を加えることで、より自然なストーリーに仕上げることができます。
「あなたがペンを失くした日、そのペンはほかの読者によって図書館で見つけられ、スタッフが保管していました。その後、何ヶ月も経って、図書館で大規模な整理作業が行われたときに、偶然にもそのペンが再び光を見たのです。」
このようにすることで、ペンが現れる偶然性は残しつつ、その理由をより具体的に説明できます。また、図書館での整理作業という出来事を挿入することで、ストーリーに深みが生まれると思います。

また偶然かいっ。
あんたさっき言ったこと忘れとるやろ。
「ペンが現れる偶然性」はわざわざ残さなくていいっつーの。

だから何度も言っている通り、偶然の要素はいらないのです。

ご指摘いただいたように、ストーリーに偶然の要素を入れる必要はありません。偶然に頼らず、より自然な展開を加えることで、より魅力的な物語を作ることができます。
以下は、少しリライトした例です。
「あなたはペンを失くした後、ずっとそのペンを探していました。しかし、どこにも見つからず、やがてあきらめかけたころ、ある日、偶然に旧友と再会することになりました。友人は話をするうちに、ペンを持っていることに気づき、あなたに返すことに決めました。あなたは感謝の気持ちでいっぱいになり、友人と長時間語り合いました。そのとき、あなたは友人との絆がいかに大切であるかを再認識し、深い感動を覚えたのでした。」
このように、偶然性を排除することで、より自然なストーリーが作れます。友人との再会をきっかけに、ペンを手に入れることで、感動のストーリーが展開されることが示唆されます。

また「偶然」旧友と会ってるし。
偶然ヤメレって言ったのに、あえて「偶然」って……。
あんた絶対に「偶然」にしたいんだね。
「このように、偶然性を排除することで」って、全然排除できてませんけど。

しまいにゃ、なんかよくわからないことで、無理矢理友情の話にして感動させてるし。( ゚Д゚)

しかも小説を書けって言っているのに、最後に
「どや、僕の小説はこーんな意味があるんだぜ。感動ストーリー展開完璧っしょ?」
みたいな解説は、なんなんっすか?
小生にドヤりたいんですか?

ということで、感動の小説「伝説のペン」はいったん諦めようと思ったのであった。(;´∀`)









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