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夢がなくなったらどう生きろというのさ?

皆様、最近は随分と寒くなって来ましたが体調は大丈夫でしょうか?もう寝る時にヒーターを付けたくなってしまうような気温ですね。


寒くなってくると子供がいるパパママが怖くなってくるのが風邪やらインフルやらの感染症・・・幼稚園でも学級閉鎖が相次いでいるところも出てきている模様です。


我が家でもここ2か月ほどの間に子供が酷いインフルエンザやアデノウイルスに感染してしまい、救急車含めて医療機関の方々にお世話になりましたが、医療従事者の皆様の献身と奮闘には本当に頭が下がるばかりですね。


さて、今日は医師や病院が出てくるアネクドートをいくつか読んでみたいと思います。


– Почему Вы не пьете лекарства?
– Они же противные.
– А Вы пейте лекарства и думайте что это коньяк.
– Лучше уж я буду пить коньяк и думать, что пью лекарства.

anekdotov.me

| лекарство:薬 | противный:嫌な、不快な | коньяк:コニャック、ブランデー | лучше:хорошо(良い)の比較級、(むしろ)~する方がよい |

「どうして薬を飲まないのですか?」
「薬ってのは嫌なんですよ」
「コニャックだと思って薬を飲んで下さい」
「薬を飲んでいると思ってコニャックを飲む方がいいですよ」

黒澤たけし 拙訳

発想の転換、ですね(笑)ロシア人はコニャックも好きですが、アルメニアの「アララト」というコニャックはソ連時代からとても有名で、人から頂いたり、お酒好きな方へのお土産として買ったりしたものです。


現地でも10年物を超えてくるとそれなりのお値段だったと思います。自分でも何回か飲んだことはありますが、うーん、まだまだ私には修行が足りんな、と思いました・・



Кафе недалеко от больницы. Каждый день его посещает мужик и заказывает два стакана водки. Объясняет буфетчице:
– Мой друг в больнице, я пью за себя и за него.
В очередной раз приходит и заказывает только один стакан. Буфетчица:
– Что, неужели друг умер?
– Да нет, просто я пить бросил.

vse-shutochki.ru

| недалеко от(生):~から遠くない | каждый день:毎日 | посещать(不完)/посетить(完):訪れる、訪問する | заказывать(不完)/заказать(完):注文する | объяснять(不完)/объяснить(完):説明する | стакан:コップ、グラス | буфетчица:(女性の)店員 | пить за него:彼のために飲む | В очередной раз:また、またもや | приходить(不完):やって来る、到着する | только:~だけ、~のみ | неужели:まさか、はたして・・・か | умер:умереть(死ぬ)の過去形 | просто:単に |

病院近くのカフェ。毎日男が訪ねてきてウォッカを2杯注文する。男が店員に説明する:
「友達が入院していてね、自分の分とヤツの分を飲んでるんだ」
男がまたやってきたが、ウォッカを1杯しか注文しない。
店員:「まさか、お友達はお亡くなりになったんですの?」
男:「まさか、俺が禁酒しただけだよ」

黒澤たけし 拙訳

自分は禁酒したけど入院している友達は飲んでるというわけですね・・・気に入りました(笑)アネクドートと言えども大事な文法ネタがたっくさん含まれていてとても勉強になります。アネクドート、侮るべからず!


– Есть ли у тебя мечта?
– Есть.
– Какая?
– Хочу бросить пить.
– Так брось.
– А как потом жить-то без мечты?

anekdotov.me

| Есть ли у тебя~?:君には~があるかい? | мечта:夢、願い | бросить пить:(酒を)飲むのをやめる | потом:その後 |  | жить:生きる、暮らす | без(生):~なしに、~を除き |

「君には夢があるかい?」
「あるよ」
「どんな夢?」
「酒をやめたいんだ」
「それならやめなよ」
「でも夢がなくなったらどう生きろというのさ?」

黒澤たけし 拙訳

そうですよね、夢を持って生きることは大切ですよね・・・なるほど禁酒という夢が叶ってしまったらそのあと何を頼りに生きればいいのかって?わかる気もするなあ(笑)


ここまでお読み下さり有難うございました。

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