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ちゆ12歳のオタク日記

芸歴20年、ネットアイドルちゆ12歳のエッセイです。サイトやツイッターに書けないこと、読んだ漫画のレビュー、アニメの感想、最近思ったこと、インターネット老人会の思い出話など、ちゆ… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

1974年の『中二コース』(『K・Oばあちゃん』『は~い! 出前一丁』など)

学研の学習・教養雑誌昔、『中学○年コース』という雑誌がありました。 たとえば、1966年の男子中学生が「ふだん読んでいる雑誌」は、次のような感じで……。 この年だと、男子中学生の21%が『中学○年コース』を読んでいたという数字になります。 (これは最近の中学生が『ジャンプ』を読む割合よりも高く、かなりの人気雑誌でした)     1974年の読み物てな感じで、今日は特に何の脈絡もなく、1974年度の『中学二年コース』の話をさせてください。 1974年といえば、いまか

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ちゆ12歳の最近思ったこと(2022年11月版)

不徳の乳首『不徳のギルド』のアニメ版を見ていて、もしも原作の感覚で乳首当てゲームをしたら外すなと思いました。 原作は垂れ方が若干リアル寄り(?)だったところ、アニメではあまり垂れず、ファンタジー色が強くなっております。   宇宙幻視FANZAやDLsiteで売っている同人音声作品の中には、各トラックにどういうシチュエーションの音声が収録されているのか、説明欄に詳しく記載されているものがあります。 たとえば、『元剣術小町の高森紗夜ちゃん(以下略)』だと、 などと具体的

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筒井康隆先生の「手塚賞」の審査

謝罪このnoteでは「ご質問・ご要望」を受け付けているのですが、なかなかご返事ができていなくて、本当に申し訳ございません。 それで、長期間ご返事できていないご質問があるところ、ご回答の順番が前後してしまって、大変恐れ入ります。 月末が迫っている都合などで、本日は、比較的書きやすいものについて、ご返事させていただきたく存じます。   本日のお題次のようなご質問をいただいております。(ありがとうございます) ご期待に添えられるかは怪しいのですが、以下、私に書ける範囲のご返

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『コミックボンボン』末期の思い出

『ボンボン』の末期2007年最大のニュースといえば、『コミックボンボン』の休刊でしょうか。 10年前には『コロコロ』が200万部、『ボンボン』が70万部などと言われていたのですが、ここ4年間では、 『コロコロ』:120万→109万→96万→93万 『ボンボン』:18万→13万→9万→死 という感じで、『コロコロ』でも苦戦しており、『ボンボン』は力尽きました。 『ボンボン』の最後の数年間はテコ入れで混沌としており、たとえば2005年には、読者投稿ページで「届いたハガキ

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『蓬莱学園の革命!』の発売延期の歴史

蓬莱学園のブルマ!1990年代に、『蓬萊学園』というコンテンツがありました。 インターネットの普及以前は、ある種の郵便を使ったゲームが「ネットゲーム」と呼ばれていました。 『蓬莱学園』はその「ネットゲーム」から始まって、TRPG化されたり、スーファミのゲームが出たりと展開しました。 なお、関連イラストの多くを担当した中村博文先生のツイートによると、令和になった現在では、蓬莱学園でもブルマは廃止されているらしいです。   蓬莱学園のラノベ!『蓬莱学園』関連では、富士見フ

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『お●松さん』が流行ったときは、りょなけっとでも『お●松さん』本が多かったという思い出

  リョナ系同人誌即売会リョナ性癖の同人誌即売会といえば、 2011年に始まった腹パンオンリー「HARA☆Pa!」 2013年に始まった命乞いオンリー「いのけっと」 などが、比較的古いところになります。 そして、2014年に「りょなけっと」というイベントがスタートしました。   参加サークル数の推移 「りょなけっと」開始前後のリョナ系イベントを列挙してみると、次のような感じになります。 2012年05月 HARA☆Pa! 3:15サークル 2012年10月

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野球漫画で有名な先生が『近代麻雀』のゲストに来たときのやつ

それいけ! アンパイマン竹書房の『近代麻雀』や『近代麻雀オリジナル』は、麻雀漫画がたくさん載っている雑誌です。 『アカギ』『むこうぶち』といった連載漫画の他、単発の「読切」も色々と載ります。 まあ、竹書房だと連載でもあまり単行本化されないので、読切は、一度載ったきり永遠に忘れ去られることも多いのですが……。 過去の読切では、神北ハヤト先生の『アンパイマンとバイマンキン』とかが印象深いです。 これは、20年間フリコミゼロの男・アンパイマンと、20年間倍満のみでアガリ続ける

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「性的興奮で鼻血」表現は、『ヤスジのメッタメタガキ道講座』が最初ではない

「性的興奮で鼻血」表現Hなことに興奮して鼻血を出すのは、漫画的表現として定着しています。 いちおう、実例を挙げてみますと……。 こういうギャグ漫画だけでなく、ストーリー漫画のバトルの最中に真面目なキャラがいきなり鼻血を噴いたりもします。 こういうのは「古い表現」ではあるのですが、令和になっても普通に使われています。   一般論とか現実には、「性的興奮で鼻血が出る」というのは、漫画みたいによくあることではないようです。 (医学的なことは、私には専門外の分野でまったく分

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大川隆法さんの新作小説は、「幸福の科学」を批判したライターが宇宙人に改造される話

前回までのあらすじ1991年、講談社の雑誌『フライデー』が、「連続追及 急膨張するバブル教団『幸福の科学』大川隆法の野望」というシリーズを載せました。 これを書いたのが、「早川和廣」というライターでした。 すると、1992年に、『マンガで見る「幸福の科学」』という本が発売されて……。 この本に載っていたのが、カズヒロというジャーナリストが死ぬ話でした。 このカズヒロ、生前は『フルイデー』という雑誌に「連続追及! 仏陀を名のる教祖の秘密!!」という記事を書いておりました

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『BEASTARS』の思い出

前置き前回の記事で、2016年ごろからの『週刊少年チャンピオン』について、色々と書きました。 その中で、当時の『チャンピオン』について、次のように書いておりまして……。 こう触れた手前、その『二次元ドリームマガジン』の文章も、ここに再掲載しておくべきかなと思いました。 ただ、そのコラム、いまとなってはあまり読む価値のない記事になってしまっております。 というのも、主な内容が、当時はハッキリしていなかった、『BEASTARS』の作者の素性の話だったのですよね……。  

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