野球漫画で有名な先生が『近代麻雀』のゲストに来たときのやつ
それいけ! アンパイマン
竹書房の『近代麻雀』や『近代麻雀オリジナル』は、麻雀漫画がたくさん載っている雑誌です。
『アカギ』『むこうぶち』といった連載漫画の他、単発の「読切」も色々と載ります。
まあ、竹書房だと連載でもあまり単行本化されないので、読切は、一度載ったきり永遠に忘れ去られることも多いのですが……。
過去の読切では、神北ハヤト先生の『アンパイマンとバイマンキン』とかが印象深いです。
これは、20年間フリコミゼロの男・アンパイマンと、20年間倍満のみでアガリ続ける男・バイマンキンの戦いです。(ドキドキちゃんも登場)
ほぼ出オチですが、ロゴのヤバさなどがドキドキで、安牌とは名ばかりの危険な漫画でした。
この路線(?)の漫画では、のちに『3年B組一八先生』とかいう、なぜか単行本が発売されない人気連載も生まれます。
豪華ゲスト
そんなこんなで、麻雀漫画がメインではない漫画家が、『近代麻雀』に「ゲスト読切!!」みたいに登場することがあります。
たとえば、主にミリタリー系を描いている松田大秀先生による、ハードボイルド麻雀漫画とか……。
百合独白漫画『ふたりモノローグ』で知られるツナミノユウ先生による、ホモ独白麻雀漫画とか……。
てことで、今日は「野球漫画で有名な先生が『近代麻雀』で描いたらどうなったか」というテーマに無理やり括って、
『おれはキャプテン』『グラゼニ』などのコージィ城倉先生が1998年に『近代麻雀オリジナル』に描いた読切
『ワイルドリーガー』『異世界三冠王』などの渡辺保裕先生が2006年に『近代麻雀』に描いた読切
の紹介をさせていただきたく存じます。
渡辺保裕『麻雀ストラックアウト』
渡辺保裕先生は、2001年~2003年に『コミックバンチ』で連載した『ワイルドリーガー』が代表作。
『内閣権力犯罪強制取締官 財前丈太郎』『ドカコック』などの作品でも知られていますが、とにかく野球愛の深い漫画家さんです。
先日、流行に便乗して異世界モノを連載した時でさえ、異世界に転移したプロ野球選手が野球で戦う漫画でした。
そんな渡辺保裕先生が、『近代麻雀』に読切を描いたところ……。
やはり、プロ野球選手が麻雀をする漫画でした。
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