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日本を感じる景色、富士山

日本を出発してから久しい。
最後に日本を離れたのは2018年の12月。

すでに5年以上が経過した。

日本を離れて生活していると、当たり前のように感じていた日本の美しさ、いとおしさを感じるもの。

そこで、今回は日本を離れて生活していて、日本に帰ってまず見に行く景色、最も見に行きたい景色をご紹介する。


この記事はnoteを始めてから12個目の記事。


今、note毎日連続投稿に挑戦している。
この記事で、6日連続となっているのだが、実際は10日連続。

書いている国がケニア、日本と比べて時差は6時間のマイナス。
ケニア時間の午後6時以降に記事をアップして、次に翌日の午後6時以前に記事をアップすると、同日に2個の記事をアップした事になってしまう。
そんなことを2度繰り返したのが連続10日にならなかった理由。

海外にいようと、noteの運営は日本時間という事。

以降は、その事に留意しながら記事をアップ、連続投稿していく予定。
明日終わってしまうかもしれないが、たわいも無い事を書いていくが、応援して頂ければ幸いだ。

さて、本題


ザンビアについての記事を二つばかり書いた。

若い頃の僕の心に大きな感銘を与えてくれたザンビアでの滞在であったが、同時に日本の美しさ、かけがえの無さも改めて感じる事となった。

ザンビアは内陸国であり、海が無い。

どこまでも続く広大な大地と地平線、豊富な野生動物たちと雄大な自然。

雄大であるがゆえ単調だ。

僕自身、その雄大さに大きな感銘を受けたしだいだが、同時に繊細で美しい日本の良さを再認識する事にもなった。

変化に富んだ美しい日本

ザンビアの雄大な自然と比べて海に囲まれた日本、陸地の多くが山岳地と森である日本。
そこには、火山、美しい渓流、清流、そして下流域の平野部、田園風景から住宅地、そして都市部、さらに周囲には、変化に富んだ美しい海岸線が続いている。

日本国内で、鉄道の車窓を眺めていても、その変化に富んだ自然を楽しむ事が出来る。
トンネルを抜けたら雪なんてのも、世界広しと言えどもほどんど無いだろう。

さらには、南の透き通るような海、さんご礁、豊かな魚種。
数多くの島々、そして四季の変化、色、そして匂い。
どれもこれも繊細でいて美しい。

日本にいては当たり前だが、こんな豊かな自然に囲まれた国、場所は他には無いだろう。あまりにも恵まれすぎている自然だ。

ザンビアの雄大な自然の中で過ごす事で、日本の自然の豊かさ、繊細さを改めて認識することとなった。


どちらが良いというわけではないが、それぞれの国に滞在、お互いを見る事によって、それぞれの良さ、美しさを、より客観的に感じることが出来るようになった。

ずっとその場にいては、それがどんなに良いものであろうと、比べる相手が無いのでそのよさはなかなか感じられないもの。

その後、タンザニア、ケニアで生活し、他の国々を訪れた。
それによって、それぞれの良さを再認識、より深く感じることが出来るようになっていった。

暑さ寒さも日本の風物詩

日本の四季、同じ場所にいながら、うだるような暑さから、凍えるような寒さを、1年生活すれば、どちらも味わえるというのが、また贅沢にも感じる。

ナイロビは寒い時期は寒いにわ寒いが、大した事も無い、
暑い時期は暑いが、こちらも、また大した事が無い、
どちらも中途半端で、常に快適すぎるのだ。

という事で、ナイロビに過ごしていると四季の変化を感じることも無く、1年、また1年と時だけが過ぎていく感じだ。

うだるような暑さ、凍える寒さが懐かしい。
ここらへん、日本で生まれ育った身としてはちと寂しく感じている。

それに比べ、ザンビアは南緯15度と、赤道から離れているので、雨季と乾期、そして暑い時期、寒い時期がしっかりと分かれている。
多くの木々が落葉樹なので、景色も大きく変化し、目を楽しませてくれる。

ザンビアは、雨季とともに始まる新緑が、美しい。
多くの木々は雨が降る事を事前に察知、雨が降る直前に新芽を出すのだ。

赤道に近いケニアは常緑樹ばかりで、そんな変化を感じる事が無い。

また、日本のあの暑さ、寒さを身をもって感じたいものだ。
もちろん、冷暖房の効いていない外でカメラを担ぎながら。

日本のうだる暑さの中で、ギンギンに冷えたビールに勝るものはないし。
凍えるような寒さの中食べる、鍋なんかも最高だ。

快適な気候のナイロビで同じビール、鍋を食べても、この感動は味わえない。

今頭に浮かんだのは、井の頭公園でカイツブリを撮影している自分。


季節は夏、うだるような暑さ、日も暮れあたりは薄暗くなり、多少なりとも涼しくなってきた。
あたりに鳴り響くのはセミの声、アブラゼミに混じって、ヒグラシが鳴いている。「カナカナカナカナ、、、」
なんともいえない風情だ。
日本で感じる四季の変化はめまぐるしく、空気、生き物、植物、日の高さ、日の出日の入りの時間、1日経過するだけでも、その変化は驚くほど大きい。
そんな流れゆく四季の変化の中に適応したくましく生きる生き物たち。

再び、日本の生き物の姿をファインダーを通して見つめてみたいと思っている。

あ、見たい景色についてでした。
話を戻します。

お手軽に日本を感じるお勧めスポット


日本に来て、最も This is JAPAN! と感じるのは、富士山の眺め


僕は、日本に帰ると富士山を見に出かける。

前回は登ったりもしたが、僕にとって富士山は登る山ではなくて見る山だと思う。
理由は登頂しても感動が味わえないから。
気象観測所の建物が邪魔して何の景色も眺められない。
見れるのは火口側。
当然といえば当然。

富士山に登った経験をブログに書き綴ったリンク

富士山は、登頂して眺める景色よりも。
周りから眺める景色が圧倒的に美しく、感動的だ。


東京に住む僕にとって、最も手軽に行けるのは、東京、新宿に位置する都庁の無料展望台。


天気が良く、空気が澄んでいると、東京都庁に登る。
そこに登って富士山を眺めるのだ。

ただ、この場所はガラス越しで見る事になるので、飛行機から眺めるのとそれほど変わりない。

ただ無料で手軽だ。

やはり外気に触れながら、素で見たいもの。

さらには、この展望台には外国人観光客が多く、ここが日本なのかわからなくなってしまうという欠点がある。

日本を感じるために富士山を見に来て、そこが外国人だらけなのはな~
逆に外国に出かけた気分になってしまう。

時間があれば、小田急線に乗って江ノ島に出かける。

ここもお手軽に見られる絶景ポイント

江ノ島の展望台からの富士山の眺めはまた格別!


海越しに見える富士山、夕暮れ時の赤く染まった富士山の眺めが好きだな!

冒頭の富士山も動展望台から撮ったもの。

今調べてみると、展望台は入場、大人500円、子供250円だそうだ。

ガラス越しではなく、素で見れる富士山、さらに海越し。

新宿からよりも富士山に近く、なおかつ海越しでその美しい姿を見る事が出来る。

富士山の眺めを満喫したあとは、小田急ロマンスカーに乗って缶ビールを飲みながら優雅に帰路につくのが、また楽しみの一つだ。

グビグビグビ、ゴクリ!

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