俺、孤独。

人に優しくする以外に、コミュニケーションの仕方を知らない。
だから、トゲのある言い方をしたり、人の顔を曇らせる言動が出来る人をみると単純な興味がわいたりする。どんな気持ちで発信してるんだろうって。

人に優しくする以外に、人との関わり方を知らない。
だから、「優しいだけじゃ」なんて言われた日にはもう、存在そのものを否定されたような気になって、じゃあどうしろってんだって気になる。

人に優しくする以外に、うまくやってく方法を知らない。
だから、失敗しないようにと誰にでも優しくしてたら色んなグループに入れた。でもそれは、色んなグループから疎外されたのとほぼ同義だった。
こっちの色が強すぎるとあっちに申し訳ないし、あっちの音が大きすぎると、こっちに馴染めないし、、
そうやって薄く、薄く薄く、浅く広く延ばした私は存在感希薄で、どこの界隈に行っても深い会話なんてできるはずもなく、ヘラヘラ笑うだけ。

「○○君は優しいもんね～」私についての言及は大抵これですむ。

私は、今のまま生きてくことに、嫌悪を感じずにはいられない。
しかし私は、私の生きたいように生きる術を知らない。

おわり。

やりたいように、いきたいように、そんな私が辿り着いた末路。

」