自分で自分にかけている呪いを解く方法

「呪われている気がする」
「呪いをかけられた」
「末代まで呪ってやる」

こんな事を感じたり、言われたことがある人も世の中にはいると思います。

昔話などの物語にも、よくある話でもあります。

実際に、親から「うちの家系は代々呪われているのよ」と言われたり、やばそうな人から「呪ってやる」と言われたら、怖いですよね。

何か、嫌なことが起こるたびに、「呪い」のせいにもしたくなりったり、言われたことを思い出したりしてしまったりします。

なぜ、そういうことが起こったりするのかというと、脳機能の特性でもあります。

「記憶とは失敗のコレクションである」
このことを学習能力と言います。

よく、何かした時に、それをきっかけに、思い出したくもない失敗を思い出したときに「トラウマが出てきた」といいますが、それはトラウマではなく、同じ失敗を繰り返さないための脳のシステムです。

あとは、病気を怪我をした時に、「思考停止状態」の人が、「呪い」のせいにしまっていることが多いです。

「呪いとはなんなのか?」

呪いとは、言葉や言語による「システム」のことです。

ルールも「システム」のことですが、ルールによって、行動を制限することができます。

抽象度を上げて見れば、「ルール」も「呪い」の言葉や言語(プログラミング・アルゴリズム)でしかないことがわかります。

「うちは代々、長男が家業を継がないといけないルールなんだ」
「うちは代々、長男が家業を継がないといけない呪いがあるんだ」

同じシステムでも、「心の感じ方の表現の違い」なだけだと、わかると思います。

自分で自分を呪ってしまう人

多くの人は、自分で自分を呪ってしまっています。

言い方を変えれば、自分だけのルールに縛られて、行動範囲を狭めています。

「〇〇してはいけない」と言われたり、自分で決めてしまったルールによって、身動きが取れなくなります。

このことを、「洗脳」とも言います。

一番身近で、洗脳してくるのは「親」です。

「地獄への道は善意で敷き詰められている」

「良かれ」と思って、言っていることが、子供の将来を制限させます。

頭ごなしに、ルールを守らせるのではなく、論理的に、「なぜ、だめなのか」と、考えさせる訓練を、地道にやるのが得策です。
言うことをよく守る子は「命令を出せばその通りに動くロボット」と変わりません。

「人間は考える葦である」

指示を出せば、よく働くけど、自主的に仕事を見つけられない、いわゆる「真面目過ぎて使えない人」が出来上がります。
行動が「能動的」か「受動的」かによって、人生の幸福度も違って来ます。

もう一つは、「呪われている」と思い込んでいる人です。

スコトーマの原理といって、脳は見たいものだけを見ようとする癖があります。

「呪われている」と思っているので、「呪われているだろう」という現象だけが、見えてきます。

ちなみに、「厄年」も同じ原理です。
「前厄」「本厄」「後厄」と、3年という期間もあれば、一度や二度は災いは誰でも、起こりえます。
「マッチポンプ」だとは思いますが、厄払いで不安が取り除けるのであれば、プラセボ効果もありますし、厄払いを行えばよいとは思います。

不吉な数字も同じです。
「4」(し)と「死」の言葉遊びで、勝手に、結び付けているだけで、数字の「4」はただの「4」です。

「4」を「死」と連想している、脳のシステムに問題があります。

呪いを解くには・・・

呪いを解く方法は、シンプルです。

呪いに気付くことです。

呪いに気付いたら、ルール変更やシステムを書き換えましょう。
ルールやシステムを書き換えることを私のところでは、「気功」と呼んでいます。

気付けるような呪いは、大した呪いでは、ありません。

気付かれないように、巧妙に仕掛けられてしまう人もいます。

「サイキックアタックと蟲駆除」~邪気の対処と毒針を抜く方法~という講座を開いています。

知らないものは気付きようがありません。
これも「スコトーマの原理」です。

知識のないものは見えません。
(例えば、美術館に行った時に、「絵」や「オブジェ」の解説がなければ、なんの絵なのか、なんのオブジェなのか、わからないことがあります。解説を読んだり聞いたことで、知識が増えたことによって、見えなかったものが見えるようになります。)

呪いを推奨しているわけではなく、一度体験しておくと、気付けるようになるので、対処ができるようになります。

邪気や蟲も触ってみると、「嫌な感じがしたり」「悪寒が走る感覚」がわかります。

「呪われる」と、どんなことが起きるのか

わかりやすい呪いの症状は、動きが硬くなります。

動きが硬くなので、平道でも、脚がもつれて、ズッコケて怪我をしたりしてしまう感じです。

普通なら避けられるのに、動きが鈍くなって避けられなかったりします。

変な身体の使い方を教わってしまったことが、原因なこともあります。

それと、教師や親からの恫喝や恐怖によって、身体が緊張しつづけるのも、「呪い」の一種です。

気功の「浄化」「結界」のワークで改善するときもありますが、システムエラーを見つけて、正しい身体の使い方に書き換える方法も、呪いと解く一つの方法です。

病は気から

「自分は病気なんだ」と思いこめば、病気になれたり、病気を維持出来たりします。

「私はばかだからわからない」という、「頭が悪くなる」呪いをかけている人もいます。

思い込みの力はすごいです。

その思い込みの力を有効利用しているのが「気功」です。

呪いがシステムということがわかれば、システムで対応しましょう。

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