見出し画像

学期・学年の締めくくりに最適! 学校GWT『みんなで作る連絡票』

はじめに
学校GWT(グループワーク・トレーニング)では、子どもたちが豊かな人間関係を築き、生き生きとした学校生活を送れるようになることを目指しています。
 子どもたちが学校GWTを体験すると「協力する」とはどういうことかを具体的に学ぶことができます。そして、自分のクラスでの在り方を実感し、自信がもてるようになります。
 互いの良さ(その子らしさ)を認め合い、生かし合い、クラスの雰囲気が変わります。 HPより

画像1

「みんなで作る連絡票」


友人から見た自分を知るGWT
自分のことについて、クラスメイトから承認を貰えるので、自信がつき、クラスの中で伸びやかに活動できるようになる。また、3学期に実施すると気持ち良くこの学年を締めくくるようになる。

〇ねらい 


様々な活動を振り返り、友達から見られた「自分」を知って自己成長のきっかけにする

〇準備物


課題シート各自一枚

〇時間配分


50分 ・ 準備5分 ・ 実施35分 ・ 振り返り5分 ・ まとめ5分

〇進め方


①準備
課題シートを配り、自分の組・番号・名前を記入させる。
自分の名前だけを記入した課題シートを全部回収する

②実施
1 課題シートをトランプのように切り裏返して各自1枚ずつ配る。

2 「それでは課題シートを表にしてください。名前を見て自分のでないことを確認してください。もし自分のシートだったら手を上げてください」その場合、教員が課題シートを取り替える

3 「それでは、最初の四角にその人に対して、あなたが感じてることを書いてあげてください。ただしその人にとってマイナスになるようなことや自分が書かれて嫌なことは、絶対に書かないことを約束してください。お互いに、その人の良い点を思い出しプラスになるようなことを書いてあげましょう」
「〇〇(行事)での取り組みでもいいし、普段の生活のことでも構いません」

4 しばらく時間を取り書きあがったら、再度裏返して後ろから回収する  5分程度

5 1から4を数回繰り返す。一度書いた人は、二度と書かないように教員がシートを取り替える。

6 友達からの記入が終わったら最後の生徒が課題シート本人に渡す。

③ 振り返り
書かれたものを読んで思ったのでことを課題シートの感想を記入させる

④ まとめ
ねらいに沿ってまとめる

〇留意点


記入が進まない生徒やマイナス面にあふれている生徒には声をかけるなどサポートをする


〇生徒の様子


・時間が足りないほど、真剣にその生徒について考えていた
・課題シートが戻ってくると本当に嬉しそうな表情・笑顔が溢れていた

〇一工夫


・行事の振り返りとしても使用できる
・1学期末や2学期末に行うと、三者懇談で保護者にも見てもらえる
(わが子の良いことばかりが書いてあるので、保護者も嬉しそうであった)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?