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②ありのままの自分を好きでいること

①のつづき。

そんなわけで、
わたしは「自分は愛されない」を
幼い頃に設定したようだ。

ありのままの自分でいてはいけない。

自信もないし
自分のことが嫌いだった。

こんな自分じゃダメだ
こんな自分じゃ愛されない
ありのままの自分では愛されない。

愛されない。
だけど愛してほしい。
愛が欲しい。

飢餓状態。

自分で注ぐこともできずに。

たとえ誰かが愛を注いでくれても
「愛されるわけがない」と
受け取れずに。

えぇー・・・大変。


自分にダメ出ししまくって
責めまくってた。

嫌われないように
人の顔色を伺って
自分の気持ちじゃなくて
この場でふさわしい言動を
とにかく心掛けていた。

心フル無視。
まじか。

そのまま大人になっていったけど
いつも自分が自分じゃない感じだった。

そりゃそうだ。

あの時、あんなことを言わなければ、
こうしておけば・・・と
一人反省会を何度していただろう。

お腹のあたりがいつもモヤモヤしていた。

それでもなんとか
高校、大学、就職と
それなりにやってきた。

だけど社会人4年目の頃に
人間関係のことでもう、
どうにもいかなくなって

もう本当に今ここで
自分を変えなきゃダメだ、
自分を変えたい!

って思った時に
心理カウンセラーの
心屋仁之助さんに出会った。

ちょうどテレビに出演されていた頃で、
「性格リフォーム屋」だったかな、
そんなふうに言われていて、
本気で性格リフォームしたい、と思って、
ネットで調べて、記事やら本やら
いろいろ読み漁った。

我慢しなくていいんですよー
ありのままの自分でいいんですよー

当時のわたしは目から鱗。

え。

ありのままでいいんですか。
まじすか。
(リフォームじゃなかったね。
今から思えばね。)

我慢しなくていい。
ダメな自分でいい。
最低な自分でいい。

声に出して言ってみよう、
みたいなワークだったと思う。

言えば言うほどに
自分が解放されていくのを感じた。

自分が喜んでいるのも。

もう何を許したのかすら
はっきり覚えていないけれど
とにかく自分に
OKを出しまくった。

玉ねぎの皮を
1枚1枚はがしていくように
つけていた鎧を
外していくような感覚を味わった。

未知の領域。

それが今からちょうど10年前くらい。

目の前の問題はダミーなんですよー
要は Being 在り方 を変えようね

という話を聞いたり
読んだりしていたけれど、
どうしてそうなるのか
疑問に思うようになってきた。

ちょっと本格的に
心理学を学びたいと思ってきた。

そんな時に出会ったアートセラピー。
③につづく。

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