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自分にやさしく

今日はバイトを頑張った。

本当に頑張った。

えらい。えらいぞ。
本当によくやった。

スクール休みの金曜日。
隔週ペースでチラシ印刷のバイトをしている。

9時から16時まで。
量が少なくて早く終わったときは早く帰っていい。

今日は、元々、量が多いことを聞いていた。
大丈夫。あらかじめ覚悟して向かった。

すべり出し好調。
機械たちよ、このまま調子動いてくれーーと切に願うが
その願いは届かなかった。

インクのノリが悪い。
お化粧のノリが悪い。
悪ノリ。

はい。
疲れハイ。
ジンジャーハイ。
飲みたい。

・・・

インクがかすれて、出なくなってしまい、
これじゃーだめだと、機械を止める。

いつも機械3台でまわしているのを
2台でまわすことに。

当然進行が遅れる。

ただでさえ量が多いのにですか。
神様。
割といい子にしてたと思うんですけれど?
残業代を稼げということでしょうか?

・・・

ありがたいことに
修理の方にはすぐに来てもらえたので
直ることを祈りながら
印刷を進めていく。

2時間ほどで、一旦は復旧。
修理の方は帰られ、
機械の調子も戻ったようだったので
いつものように印刷指示をかける。

それが昼過ぎのこと。

3台でまわしはじめ、
1000枚、2000枚、と刷ったところで
またその子が紙詰まりを起こし始めた。

うーん。本調子ではないようだ。

仕方がない。
スピードを遅くして、様子を見る。

3,500枚刷ったところで、
またかすれが戻ってきた。

あぁ神よ。
これは一体、どんな意味があるというのでしょうか。

再度、故障の報告に行く。
すぐに連絡してくださったようだが
修理の方はすぐには来られない様子。

2台で頑張る。
頑張ってくれている機械の横で
わたし一人、ストレッチを頑張る。

印刷のズレがないか、確認しながら
ズボラ筋をのばす。
さぁ筋肉たちよ。働くのだ。

・・・

少しずつ少しずつ進めていき
ようやく終わりが見えてきた頃、
修理の方が来てくださった。

16時半をまわっていただろうか。

今度は割とすぐに調子を取り戻し、
修理の方も見守る中、6500枚を刷り上げた。

ほっ。よかったー。

他の2台は、最後の方はもう
ヘロヘロになっていた。

紙詰まりは起こすわ、重送するわ、てんやわんや。

がんばったねぇ。
いつも3台のところを2台で頑張ったもんねぇ。
ありがとうねぇ。

ばーちゃんのように声をかけていく。

1台はもう風前の灯火。
あと1000枚残っていたけど
復活した子にバトンタッチ。

本当に限界だったよう。
1日の許容枚数があるみたいだった。

何とかかんとか刷り上げて
終わったのは18時半。

もうわたしも限界。
ヘロヘロで帰りつく。

これはダメだ。
こんなことをしていてはダメなのだ。

きっとわたし
もっと別の方法で
お金を稼げるはず。

残業も17時か17時半までにしてもらう。
すぐに連絡した。
えらい。

・・・

最近毎日、自分を労ってる。
些細なことでも。心の中で。
たまに声にも出す。
よくやった!わたし!

朝起きれたね、ごはん炊けたね、
水筒用意できたね、時間を守ってバイトに行けたね。

セルフイメージを変えたいと思って
調べたところ、この方法にたどり着いた。

何かもっとこう、別なのを想像していたけど、
調子が良い。何より。このまま続けてみる。

もっと前は
めちゃくちゃ自分に厳しくしてたからなぁ。
罰してたもんなぁ。

それから比べりゃね。
優しくなったもんだ。

えっ みんなそうやって優しくしてるの?
まーじか。知らんかったぁ。

・・・

わたしの名前に「愛」って漢字が
つかわれているんだけど

人生において、何かしらのテーマなんだろうなぁとは
思っていたけれど

ひょんなことから、考えている。
6000文字ほど下書きにしている。
バイト前に書いて、全然まとまらない。

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