見出し画像

パワーゲームの降り方を知ったら、生きるのが楽になった話。

この本に書かれていた『ワーカホリックのグループのための「パワーゲームを降りるための10のステップ」』を知って、こころがすごく軽くなった。

頑張りすぎて苦しくなってしまった人に対して行う、パワーゲームを降りる方法。
○○の中には、自分の困ったことを当てはめて進んでいく。
例えば、仕事、痩せる、買い物、良妻賢母、よい娘であることetc.

困っていることを当てはめながら読むと、グサッとくると思う。

1.認知のステップ
私は、○○することへのこだわりから離れられず、この執着のために日々の生活がままならなくなっていることを認めた。
2.理解のステップ
○○することへの執着は、他人の評価を気にしすぎるところから始まり、自分の意思の力を信じすぎたことでひどくなったことを理解した。
3.決心のステップ
今までの生き方を支えてきた意志の力への信仰をやめ、他人の評価を恐れることなく、あるがままの自分の心と身体を受け入れようと決心した。
4.実践のステップ
あるがままの自分を発見するために、今までの生き方を点検し、両親との関係から始まる人間関係についての点検表をつくった。
5.実践のステップ2
点検表を先ゆく仲間たちに見せて語り合い、「真の自己」の発見につとめた。
6.感得のステップ
「偽りの自己」の衣装の下に隠れていた「真の自己」の存在を実感できるようになり、もう一人の自分と和解しようと思うようになった。
7.洞察のステップ
今までの生き方の誤りが「真の自己」を見失い、傷つけ、成長の最後の段階を踏みそこなったことに由来することに気づいた。
8.改善の維持
自分の生き方の点検をつづけ、新たに気づいた無理な生き方は、勇気を持って変えることを心がけた。
9.セレニティ(落ち着き・平安)を楽しむことのステップ
自分の命の自然な流れを実感するようになり、その流れに漂うことの落ちつきを楽しむようになった。
10.メッセージのステップ
これら自分の経てきた成長のステップを、まだ○○することの努力に溺れている人びとに正確に伝えた。

まず、わたしは自分が何によって苦しめられているのかを知るために、自分は何にこだわっているのかを掘り下げていった。

薄々感じていはいたけれど、はっきりとは向き合ってこなかったこだわりを見つけた。

それは、「稼ぐこと」だった。

もっと深く掘り下げると、「母のように稼ぐこと」という、母親と自分との比較による劣等感からくるものだった。

母が今の私の年齢の頃、すでに母は生きる道を定め、独立し、自分の力で仕事をしていた。

その頃の母と自分を比べてしまい、焦っていた。

親子とはいえ、状況も、性格も得意なことも、ましてや時代も全く違うのに比べてしまう。

でも、結局親と比べることしか出来ない人がほとんどじゃないかなとも思う。

今まで自分を苦しめていた原因は「母のように稼ぐこと」だったのかと知ることが出来た。

私は、「母のように稼ぐこと」へのこだわりから離れられず、この執着のために日々の生活がままならなくなっていることを認め、
「母のように稼ぐこと」することへの執着は、他人の評価を気にしすぎるところから始まり、自分の意思の力を信じすぎたことでひどくなったことを理解し、
今までの生き方を支えてきた意志の力への信仰をやめ、他人の評価を恐れることなく、あるがままの自分の心と身体を受け入れようと決心した。

家事も仕事もいっぱいいっぱいになってストレスを感じてすべて一回お休みしようと思い至った原因はこれだったのかーと、すとーんと腑に落ちた。

これまでは、強い意思こそ原動力であり素晴らしいものとして思っていたけど、それもすべて自分を追い詰めていた原因だったのかと知り驚いた。

自分の意思を信じすぎたことでひどくなった、とばっさり言われることで清々しく感じた。

いつも、次はこうするぞ、あれをしなきゃ、と落ち着かなかったから。

意志の力への信仰をやめ、リラックスして漂うことはやっぱり間違ってなかったんだな、と知ることが出来てすごく楽になった。

このあとのステップにあるように、自分が無理をしない状態で自然な流れを感じながら、「今ここ」をのんびり楽しむことが出来ればそれ以上の事はないと思えるようになった。

自分が無理して頑張ってしまっているときは、自分の中に目をそむけたくなる真実があるというメッセージなのだな、と思った。

確固たる強い意志を持ち現状に甘んじることなく志高く生きよ

みたいなカチコチの意志の力の信仰はさっさとポイッと捨てて

なんとなく、あれがしたいな~これもいいな~で、結局何もしなかったけど想像しただけでも楽しかったな~ あ、あれ食べよ♡おいし~♡

っていうような、「今ここ」を大切に味わって生きていこうと思ったら、生きていくのがたのしく楽になった、という話。

ステップ10.自分の成長のステップを正確に伝えた。

救ってやろうと思うとだめだって書いてあった。

↑よく出がちな感情だけど、今回は一切出てこなかった。

成長の証!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?